時は何度か前の内規変更が行われた90年代前半。2回、3回権利モノが登場した頃ですね。
デジパチはおまけチャッカーが正式に廃止され(それまでも裏道っぽく存在していただけですが)、1回の大当りで16Rになった時代です。

当時ジグマっていた店はその内規変更でタイムショックという台が入り、翌年だったかな? それが撤去されて入ったのが、このニューギンのトリプルエースでした。

仕様自体は普通の権利モノですね。
メインデジタルが左下の小さめなドットなのが変わっているくらい。絵柄が揃ったらヤクモノのVに入れて、右打ちで出玉を取るのは他機種と変わりませんでした。

強烈に覚えているのは、7時間ほどハマって、回転数をカウントするのを放棄してしまったこと。
あの頃は頭上にスタート回数表示など無く、数えている人も頭の中で「1回、2回」とカウントしていたのです。
後に自分も「日本野鳥の会」の皆さんが使う、カチカチやるカウンターを導入するのですが、何かの拍子で(話しかけられたり、余計なことを考えたりする)数えていた回転数がよく飛んだものです。

この時の苦い経験(別に収支には関係なくとも、挫折感が強かったのですよ)から、自分は打ち始めた時の時刻を記録して、万が一回転数がわからなくなっても、「機種の消化速度からおおよそがわかる」保険的な行動を取るようになったのでした。

しかし、あの時は初の2千回ハマリだったのかなあ…。