各メーカー所有の4号機のタマもそろそろ尽きてきて、この年からはさすがに5号機が数多く登場するようになりました。
平成18年に登場した主な4号機は以下の通り。
俺の空(ロデオ)、秘宝伝(大都技研)、キングオブマウス(ゴールドオリンピア)、ナナカフェ(SANKYO)、北斗の拳SE(Sammy)、ジャイアントパルサー(山佐)…etc。
秘宝伝の型式名称は(デンセツヘノミチD)。この機種は前年の「押忍!番長」よりも早く検定を通過しており、一旦は発売が見送られていたんです。しかし、すでに発売できる4号機がなくなってしまい、仕方なく蔵から引っ張りだしてきたのかな…と。これと同じような経緯でデビューした4号機も多数あったのではないでしょうか。
それに対して、5号機はご覧の通り。
クラッシュバンディクー(Sammy)、信長の野望・天下創世R(IGT)、ボンバーマンビクトリー(Sammy)、スーパーお父さん(SNKプレイモア)、ゴルゴ13~THE PROFESSIONAL(平和)、アクアビーナス(平和)、快盗天使ツインエンジェル(トリビー)、クランキーコンドルX(エレコ)、サンダーVスペシャル(エレコ)、南国娘(オリンピア)、逮捕しちゃうぞ(IGT)、餓狼伝説(SNKプレイモア)、めぞん一刻(オリンピア)…etc。
ボンバーマンは「リプパンハズシ」を想定したRT機。5号機は「全ての成立役を入賞させる」という条件で出玉試験を行うため、それを逆手に取って「パンク役を入賞させる=試験の際に出玉率がプラスに跳ねない機能」を考案したわけです。いやはや、さすがプログラマーさんは頭がいいなぁ…。
しかしながら、ホールの主力は相も変わらず「北斗」「吉宗」「番長」の三羽烏。これらの人気は圧倒的かつ不動であり、5号機はとりあえずデビューするものの、いずれも短命に終わりました。かく言う私も、この年にメインに打ったのは鬼武者3です。前年にデビューした鬼武者を、最初はあまり面白いと感じませんでしたが、この年の2月に設定6を掴んで万枚オーバーの差枚数を叩き出し(設定発表&確認あり)、以後どっぷりとハマりました。私はアクションゲームの鬼武者をプレイしたことはありませんが、4号機の鬼武者は大々々好きです。
ちなみに、パチスロの検定有効期限は3年。すでに4号機は現行規則に適合していないけど、検定の通過日から起算して3年間は販売・設置が可能なわけで、この頃になると設置期限に余裕がある「アントニオ猪木自身がパチスロ機」や「主役は銭形」などが新装で再導入されたりもしました。
この年の私の収支は以下の通り。
平成18年のトータル
1月 -109,500円
2月 +280,000円
3月 +7,000円
4月 +137,000円
5月 -189,500円
6月 -205,500円
7月 -103,500円
8月 +5,000円
9月 +62,000円
10月 -17,500円
11月 +408,500円
12月 -74,000円
合計 プラス 200,000円
前年の反省から、無謀な投資はしないよう心がけていたんですが、ストック機の場合は「ヤメてはならないタイミング」があるわけで、結局はプラス20万円で終わりました。
もっとも、実際に年間収支がプラス域に突入したのは11月の末(11月21日に鬼武者で3524枚出して遂にマイナス域から脱出)。その翌日に番長で6857枚叩き出し、28日には初代めぞん一刻で5206枚出して、後は年末までまったりと、めぞん一刻だけを打っていたのが奏功したのだと思います。