やらかしてしまいました。自宅で転んで右目を負傷。眼帯が手放せない生活を送っています。

片目しか使えないのに慣れていないため、外を歩くのだけでもヒヤヒヤします。とはいえ、必要最低限しか予定を入れないため、いつも以上に暇なわけです。さて、このような状態でパチスロを打ちに行って大丈夫なものか?

技術的な面でいえば、何とかなります。押し順タイプであれば、そんなに細かい目押しを要求されることはありません。ボーナス主体タイプも、成立役は最大限引き込んでくれる5号機以降のリール制御が助けてくれます。慣れれば『ハナビ』程度の目押し恩恵機くらいまでは大丈夫かな。

パチスロの目押しなんぞ、最低限の動体視力とリズム感ですからね。リールが1回転するのは約0.75秒と一定です。

この回転速度は、泣く子も黙る遊技機規則で1分間に80回転未満と決められており、ほぼすべての機種が79.5〜79.8回転を採用しています。音楽好きの方ならば、BPM80といえばわかるかな? メトロノームでBPM80とセットすれば、そのリズムがリール1周とほぼ同じになります。

押したい絵柄が止めたい位置を通過したところで目押しの動作を開始して、ストップボタンに指が到着するまでを正確に約0.75秒とする。“押したい絵柄が見えれば”ある程度目押しはできようになるはず。フォーム固めが大事なんです。

 

ちなみに、私はリズム感がないほうかと。音楽好きでライブにもよく行きますが、歌うのとハンドクラップを同時にやると混乱することも多々あります。どの機種でもほぼ同じで一定ですから。反復練習で克服できますよ。

……と、偉そうに講釈を垂れておりますが、目押し精度は年々ダダ下がりです。いや、昔からそんなに上手いわけではなかったですが。

 

たかだか0.75秒が21分割される世界です。フォームが少しでもズレると結果もそうなります。目押し失敗の最大の要因は、逸失枚数などによるプレッシャーです。ぎこちなくなった瞬間にフォームは崩れます。ただ、これで済んでいるうちはまだ良いのかな。

プレッシャーによるミスはメンタルトレーニングをするしかないとして。リール1周の理論と、それに合わせたフォーム固め。これで精度が上がる人はたくさんいそう。特に若いうちは。

 

しかし、アラフィフとか迎えてくると、加齢との戦いでもあると痛感します。正確なフォームを維持し続ける体力の低下。目の衰えにより、回転するリールの見え方が昔と異なっています。ただ、頭の中のイメージは若いまま。こうしたズレにアジャストできていないからと分析しています。

せっかくの機会。眼帯を付けて打つのも何かのヒントになるんじゃないかな? こんな感じで考えていたものの「そんな状態になってまで打ちに来るなよw」という冷ややかな視線が怖くてホールから足が遠ざかったままの一週間でした(笑)。