私、万回転は42歳。もうあと2ヵ月ほどで43歳となる、あえて言うまでもないほど立派な中年のオッサンでございます。

今は6号機の時代。それも6.1から6.2?なんならメダルレスパチスロの噂もチラホラ現実味を帯びる形で耳にする昨今ですが、そんな今から36年前、パチスロは正式に誕生しました。

保通協が正式に稼働したのは1985年。それ以前のパチスロは形も自由、台を作る上でのルールも無い、正に黎明期の物だったわけですが、1985年に生まれたいわゆる1号機から、今の6号機まで、確実に紡いできた歴史があり、今があります。

ボクが初めてパチスロを知ったのは20世紀末。すでに4号機、それもクランキーコンドルの全盛期を過ぎた頃の話です。

だもので、ボクにとってはパチスロとは4号機・5号機・6号機であり、4号機・5号機はそれぞれ長い期間続いていたので、漠然と1~3号機もそれくらいの歴史があるんだろうな、と以前は思っていました。

ところがどっこい。

1号機が生まれたのが1985年。2号機は1988年。3号機は1990年。4号機は1992年。

この間、たったの7年。4号機時代・5号機時代より遥かに短い期間で1~3号機の時代を駆け抜けていたという事を知り、とにかくビックリしたのが正直なところです。

そして、ボクが初めて打った1(1.5)号機はノスタルジアのファイアーバード。例の600枚抜きに挑戦したく、やってはみたものの、REG・JAC中の1リールごとに1枚手入れというシステムの意味が分からない。もう完全に異文化コミュニケーションなわけです。

これはきっと、5号機世代の若い子が「リプレイ外し?BIGの小役ゲーム??は??」というのと同じ感覚。

パチンコはあまりそういうのを感じる事はないんですけどね。

パチンコとの決定的な違いとして、パチスロはかなり能動的な、自分で操作する感覚が強いゲーム性なので、中身が分からない、自分が何をしているのか分からないままってつまらないんですよね。

きっとこういう感覚になる中年以下の世代は多いだろうな、と。そんな感覚から今日夕方に公開される動画を作ってみました。

 

題して「1号機ってどんな台?」

 

1発目がナイアガラってどうなんだ?と思いつつ、アーリーバードとスターダストの動画も木曜に公開する予定です。

そして、ある程度勉強して思う事としては、「1号機も楽しいじゃん!ちゃんとパチスロじゃん!!」って事。そして、「手入れ超めんどくせえwwww」ってこと。

タンポポさん、もしくは古いパチスロを置いてあるゲーセンに行かれる方で、「昔のパチスロ知らないし打ってみたいけど打ち方分かんないしな……」という方に是非とも見て頂きたい「タンポポのパチスロ」シリーズ。遊技のおともになれば幸いです。


■万回転 プロフィール

  • 1978年生まれ ♂ 
  • 累計15年間パチプロを経験
  • CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
  • 色々あって完全にパチプロを引退。
  • 現在は悠遊道動画チャンネルの何でも屋

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