悠遊道で続き物にしたのって初じゃないですかね。
前回の最後に「文字書くだけがライターじゃない」と解らされた伝説のイベント「SLOT-AID」
また次の再開を願う思いも込め、後編で御座います。
ライター側はみんながみんな、違うお仕事をしてらっしゃいましたね。
第一回目のワタクシは…動画以外はひたすら下っ端を進んでやってましたね。
店内禁煙でお店の外にタバコスペースがあったので。
「はーい、ここから先一般道路なんであんまり出ないでくださいねー」っていう役でした。
超お偉いライターの先輩にも一般の方にも同じ事言いました、ここはボーダレスなので。
一般の方側では事前登録、当日登録した人達での出玉大会を毎回開催。
大会もRISEさんにある全機種指定可能な代わりに…純粋な出玉数ではなくハンデキャップマッチ。
4号機ノーマル機種が等倍(タコスロやコンドルも等倍)
それに対して爆裂AT機や、ゲームセンター仕様のは凄いと「出玉×20%」仕様とかも。
確かこの年は「出玉×0.6倍のオオガメラvs等倍のクランコ」が大接戦だったかと。
しかも優勝賞品は「牙狼」の作者の雨宮先生の書きおろし牙狼色紙という超プレミア商品でしたからね…。
その熱戦の中、ウチラは地下でチャリティグッズの販売の準備とかしてました。
ノベルティ出してくれるメーカーさんもあるんですが、基本はライターさんの私物やお店からの提供物だったので。
ワタクシもとあるツテを使わせて貰い「これこれこんな会なんです」って趣旨説明したら。
「じゃあ店長にやらせておくね!」と「ん、店長…?」と一瞬なったものの、東奔西走してたら。
数日後に「え、これ新潟から東京まで運ぶの!?」って量のダンボールいっぱいのグッズを提供してもらったり。
その節はお世話になりました、右利き先輩、またよろしくお願いしますね!
その頂いた箱を丸ごとドーンと渡し、荷分けをして「これ、幾ら位ね」と値付けをし。
地上は地上で過酷なる出玉大会。
地下は地下でグッズ、会計係、その他スタンバイと。
(毎年色々な方のご協力で似顔絵を漫画家さんに書いたりしてもらってました)
ちなみに入場料さえ払えば誰でも地下バザーに参加も出来るので。
「まだ開催前地下バザーに来ようとするお客様止め係」もやりましたっけ(苦笑)
(午前中エントリー→正午大会開始→昼過ぎバザー開始→夕方大会終了&結果発表&オークションの流れです)
実は古い歴史があった
ちょっと訳があってSLOT-AIDのサイトはココ最近のしか載ってないのですが。
SLOT-AID自体って「2011年」が初開催なんですよね。
震災で立ち上がろう! ってイベントでしたので。
一番最近だと2018年11月ともう直ぐ3年経ってしまうんですが…。
実は全て「コロナ禍だから」って理由じゃないんですよね。
ほんのちょっとでも裏側を知ってる人間でも「これは大変だわ…山コーさん…」って思いますもん。
先ずはライターさん、スタッフさん、その他皆様「チャリティでの参加」となります。
背に腹は代えられないでしょうから…基本お仕事優先になると思います。
それを自分のメディアだけならともかく、他のメディアの方にも連絡を取るとなると凄い苦労だと思います。
山本コーラとしての執筆作業とかもあるでしょうし。
その人々に一人一人アポ取って日程調整とかなさってるはずですから…。
そしてチャリティオークションの物品の確保。
今ってメーカーさんがあんまりグッズを作ってないんですよね。
何年目かは忘れましたが、ワタクシが土下座して回る事を覚え、グリンピースさんから出たばかりの機種のポスター頂いたり。
お話をさせて貰って、協賛して頂いた店長様達も沢山いらっしゃいます。
出来るだけ主催には苦労はかけたくなかったので。
本当に色々な方のお世話になりました。
そして一番最後は「RISEさんを日曜というかき入れ時にお借りするという事」
直近2018年の前も少し間が空いていたんですが。
理由がやはり上記の理由という事、一日休店したらどうなるか、スロゲーセンの今、すべて織り込み済みでのお話なんです。
RISEさんの高原店長は多分言えば貸してくれると思います、が、全額ボランティアなのでRISEさんは何も得をしないのです。
(まぁ、だからこうやって宣伝してますけどね!)
なのでワタクシも「そろそろやりましょうよ!」と言う事は簡単ですが実際に開催するとなると凄い手間が掛かります。
ましてや今なんてこのご時世ですから…なおの事。
2018年のもある意味、偶然が重なっての開催でしたしね。
RISEさんがニコ生でとある釈明会見をした時の話です(※通称:タコ〇キ事変)
この動画で一連の釈明会見も終わり、最後にRISEの高原店長が視聴者さんにメッセージを求めた所。
「SLOT-AIDはやらないんですか?」って多数のコメントが流れたんですよね。
これを見た高原店長が「ウチとしては問題無いので、じゃあ事務局の方に声かけてみますね」と放送内で言われ。
数日後に無事開催表明が飛んできた、そんな覚えがあります、タ〇ヤキは許しませんけど。
無事開催、そして祭りの後。
詳しくは公式ページを見て頂くとして…。
前受け分と当日の入場料、チャリティバザー、オークション、絵師先生達の似顔絵料金、その他諸々含め…。
802,983円って凄く無いですか!?
いやまぁ、ワタクシも係員なのにオークションに入札したりしましたけどね!(苦笑)
ざっくり計算でも一日で50万は集まっている計算だと思います。
バザーの方は残念ながら「一般の方優先」なので欲しいグッズがあっても買えないジレンマ…!
その分、そのグッズを買えた人がいたなら喜びますから。
出玉レースの方もすごいですね…確か4時間半のレースだと思ったんですが。
アミューズメント仕様のラブ嬢ってこんな凄いんだ…って思いましたね。
そして、祭りの後。
地下って普段RISEさんはMJとか麻雀格闘倶楽部とかが置いてあるのですが。
それをバザー用に動かした筐体をキチンと元に戻す。
場所を借りたので原状復帰は当たり前ですよね。
この作業でみんな「オッサンだなぁ…」ってしみじみとします。
そして帰る人はそのまま、お疲れ会をやる人は適当に集まって適当なお店へ。
言うまでも無いですが、勿論打ち上げも全ライター割り勘です。
ここで一息ついて、やっと我に返るんですよね、基本チャリティで走り回ってて飲み物位しか取らないので。
「ん…なんでワタクシ、あのガリぞうさんと一緒の卓で飲んでるの…ナンデナンデ…」
(他の媒体の諸先輩方沢山いらっしゃいましたが…)
AID開催時からずっといらっしゃったんですが話しかける暇なんてありませんでしたからね。
そもそも自分が場違いすぎて「うわあぁぁぁ…」ってなってました。
まぁ勢いだけで行動する馬鹿なので…!
さて2回に渡ってお届けしました「SLOT-AID」というイベント、皆様どう感じたでしょうか?
次回開催は色々なイベントの関係上、未定だとは思いますが。
そして勢いだけで行動する馬鹿が取った次なる行動力の化身の行為とは…!?
出玉大会 地下では販促会場
そしてチャリティ
結構規模が大きければそれなりにあつまるもので^^
これがよきところに使われてほしいものでありますね
>ツルッツルだよさん
一応誤解されても困りますので…公式ページにもありますが。
セイブザヒロシマ・北海道厚真町・岡山県倉敷市に三等分されております。
このイベントの為だけにワタクシは上京致しましたからね。
全員フラットってある意味で楽である意味で大変ですよねw
でも、なんでも行動できる人は素晴らしいです。場所提供してくれるRISE店長さんもすごい。
>白いシローさん
やっぱ先輩ライターさん見ると少しキョドってしまいますからね…。
同じ志で同じ場所に居るはずなのに…!
無償ですからね、RISEさんにはびた一文入りませんのに。
なのでワタクシ上京時は上野の殿堂さんよりRISEさんの利用頻度が高いです(苦笑)