パチ屋きたら低貸絶対勧める看板くんいた pic.twitter.com/RhftO0B7Fd
— Hassaku Tatibana (@tatibana568) September 20, 2021
引用:パチンコ・パチスロ.com様
昨日ライズさんでパチンコを打ちながら見かけた記事。隣にゲームセンターがあるホールさんとのことで、一瞬ツッコミどころ多数に見えるPOP内容は、個店同士の比較って事で触れんでおきます。
そして、ボクはYouTubeの為とはいえ、この1年、パチ・スロゲーセン通いをしまくり、ほぼホールに行っていない人間なので、まぁ結論は決まっています。
お金が減る事を前提とする遊びなら、低貸しでクソ釘のパチンコ、低設定のパチスロを打つくらいなら間違いなくゲーセンの方が楽しいし、健全な遊技(遊戯)。回る回らない、設定1と6では、パチンコ・パチスロは、全く別の生き物だってのが、どっちも長い事打ち倒してきたボクの前々からずっと変わらぬ自論です。
冒頭の記事内のツイートにあるホールさんがどうこうではなく、〆なきゃホール経営が維持できない以上、これを謳うのは根本的に無理があるよね。気持ちは分からなくないけども。
そもそもゲームセンターとホールは同じ風俗営業とは言え、全く異なる業態です。取り巻く環境もそこに集う人の目的も全く違います。
まず、高価交換優勢なホールとユーザーの嗜好。95%以上が一般景品ではなく特殊景品を取るユーザーしかいない中、ホールが収益をあげるには、パチンコ・パチスロはどうしたって玉・メダルが減る遊技になります。
次に低貸しの収益だけでは経営を回せないほど高すぎる新台等々の経費。
そして、どれほど人気と収益を兼ねられる台が出ても最長6年縛りという検定・認定のルール。
勿論、中には4円や新台の売買、他の事業等であげた収益を低貸しに回して遊べる環境を作っているようなホールさんもあるのかもしれませんが……。
パチンコの長い歴史を見ても、業界が盛り上がるのは決まって射幸性が高い台が登場した時です。台のゲーム性は勿論大事なのですが、大前提として「勝てそう」と思えるギャンブルだから客が押し寄せるわけで、その上で昔は良くも悪くも雑な業界だったので、ユーザーが勝てるスキが多かった。
でも今は、メーカーはどんどん技術介入の余地をなくし、ホールは少しの止め打ちにもめくじらを立て、ユーザーはユーザーで、少しでも勝つための情報収集を惜しまない。そんな、過去最高に業界に参加している全員が先鋭化している時代です。
そんな中で「低貸しで遊んで!」を謳うのは、賭博場たるホールの本道ではありません。非常に安易な選択だし、4円・20円にガンガン客をつけているホールもある以上、そこに勝てるわけがありません。
ボクのユーザー心理としても、やっぱり、ホールに行くなら勝ちたいし、遊びたいだけならゲーセンでいい。負け前提でもホールでいいと思えるのは、どうしても打ちたい新台くらいだと思うけど、それは低貸しにはまず導入されませんからね。
とまぁ、ゲーセンユーザーがパチンコ屋で遊ばない理由はいくらでもあるわけです。
じゃあ射幸心を煽りまくればいいのかと言えば、それはお上が許さない。そんな、パチンコ業界が「遊技」と「ギャンブル」の境界線をどう上手に行き来するのか。それに対する一つの答えはきっとパーラー富士さんのような場所にあるのでしょうね。幸チャレもそれに近いと思います。
パチンコとパチスロをとことん研究し、SNSもアナログな手法も、やれる事は全て4円・20円でやって、そのホールのファンをつけられた時に、初めて中小が生き残れる可能性があるのかな、と。
ただ、それはひげ紳士さんやパーラー富士の某さんのように、大きな欲を持つでもないのにパチンコ・パチスロにとびきりの情熱を傾けらえれるようなプロフェッショナルがいるからです。中小店の成功例は、そんな極めてレアな個人の才覚に委ねられている部分が大きく、かと言って人間には寿命がある以上、持続可能かどうかは非常に不透明と言わざるを得ません。
そう考えると、本当に中小ホールの八方ふさがり感がスゴイわけですが……。
ゲーセンのお客に「ホールで遊んでよ」も、ホールのお客に「ゲーセンで遊ぼうよ」も、多分違う。
これはボクの勝手な未来予想図ですが、恐らくパチンコ業界はこの先レートを上げます。そして、限りなく公営に近い形にする事とトレードオフで、富裕層・小金持ちが相手の遊びになっていくと思います。
そうでなければ貧富の格差が広がっているこの社会で、肥大化した上場メーカーも、全国規模の大手チェーンも会社を維持できないし、拡大・維持していこうとするのは資本主義下における民間企業の宿命だと思うので。
そして、お金のない庶民の中の、それでもパチ・スロがお金を賭けずとも楽しいと思える一部の奇特な人々がゲーセンへ。そうやって分かれていくような気がしてなりません。
低貸しは恐らく、業界の縮小期に現れたその場しのぎの異端児でしかないので、いずれ消え去ると思っています。
■万回転 プロフィール
- 1978年生まれ ♂
- 累計15年間パチプロを経験
- CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
- 色々あって完全にパチプロを引退。
- 現在は悠遊道動画チャンネルの何でも屋
■レトロパチンコマップ
下記地図にないレトロパチンコを打てる場所をご存じの方、地図完成のために情報提供のご協力何卒宜しくお願い致します。
パチンコ 、公営ギャンブル、歴史上としての賭場然りであります
かの昔から、それらは資金を投資しお金として帰ってくるものです
ただやる以上その行為そのものが認識ギャンブルであること定着するのでありましょう
そして勝つこともできる以上どうやったら勝つことができるのか
当然その道のプロ(専業)という物が自然と現れるわけです
パチンコにおいては現代近年になり遊べるパチンコとして低貸しも登場しました
恐らく経営4ぱち 20すろは 経営上コロナ渦にて客の減少により
完全エンターテイメイントとして方向転換する可能性もなくはないかもしれません・・
さて
低貸しですが 自分兼業という立場上資金はなく
4円でつっぱはできない以上低貸しでやっております
低貸しも馬鹿にはできません 年収支はトータルではプラスであります
去年の11月 全勝13万近い勝利も収めております
低貸しも遊びでそして勝つこともできます!
ただ今後完全ゲームセンター化となったら4割近くはパチ屋なくなってしまうのではなかろうかと
日々心配しておりますwww
無くなったらお船しかないかな・・・え w
私はいろいろ打ちますが低貸しでも高設定もありますよ。もちろん、お店次第ですが。
打ちたい台に高設定が確実にはゲーセンではないでしょうかね。
一般的なゲーセンって結構「100円を入れ続ける」ことが前提の台が多いんですよね。メダル出てもクレジットがなくなると現金しか受け付けない。
でも、ゲーセンにある謎の「1000円でフリーズします」みたいなのとか「1000円でいきなり最高継続率バトルボーナス」とかは、ちょっと面白そうって思います。
ゲームとしてのパチスロは「ヒラで打つ」ものと「面白いところだけ打たせる」という2種類にもっと極端に寄ってもいいのかもしれません。
連投です
さてとはいえ
客足減少したとはいえ、世の中そのものが3点方式のようなものです
パチンコがだめだー認識したとしても
それを製作する企業
それを運搬する企業
ぱちやもだめだーつぶせ という風潮もあるが早々おいそれとは無理
母体も母体でパチンコ1本でと言うところもあるでしょう
しかし 大抵のところはサイドビジネスもやっている
パンドラなんかどうすんの?パンドラ関連は忠実屋などスーパーマーケット
すなわち伊藤忠がらみだし批判厨 すくなからず遠回しにパチ屋の母体に協力してんねんで?
減少は確かに今後もする確かにするがそうそうおいそれとなくなることはないと考えます
兆を超える産業早々つぶすはずはないです
自分があちこちの店を放浪するのを止めた一番の問題点である「最近の店は田舎から都会まで設置機種がどこも同じ」これに尽きます😫古い機種を大事に使っていた店も入れ替えざるを得ず、しかもその機械はクソ高い。小規模個人店でその金はどこから出るねんと😒そこにあるだけで行く理由になる、そんな台があるならゲーセンの圧勝ですね✧◝(⁰▿⁰)◜✧
万さん、こんばんは
低貸しが世の中に産声をあげた頃は確かに異質な存在だったのかも知れませんね。自分も当初は抵抗あったな…
時間が勿体無いと思ったことも🤔6号機が増えてきた昨今、低貸しコーナー重宝してるんですよね以外と👍️
せっかく打ちに出たら半日くらいは台に触れていたい、でも攻め方が見つからずに漫画コーナーの常連客?に
なるくらいなら5スロや1パチでも選択肢としてありだとも、ふぅ~💦
自分はやはり戦略を練った上での「対価」をレートは下がれども求めているのかも知れませんw
>>ツルッツルだよさん
仰る通り勝つことは出来ますよね、低貸しでも。
ただ、それって突き詰めていくと、根本としてパチ・スロの勝ち方・負け方が簡単すぎるって話になるんですよ。
これはレート関係なく、そのくらい中身が明らかになりすぎている機械”しか”作れないからです。
そんな産業が果たして持つのかな、と言うと、相当厳しい時代になってきているなぁ、と。インターネットの功罪ですね。
個人的には、まだまだ、相当な数のパチ屋が減って、その時初めて根本的なイノベーションが起きるんだと思います。そして、それを起こせなければ消える、と。
そのぐらい雁字搦めな状況ゆえ、まだまだ苦しい時期は続くでしょうね。
ユーザー側には一切関係ない話ですけどw
>>匿名さん
勿論、そんなお店がある事も把握しております。
問題はそういった遊べる環境の源泉がどこから来ているのかって話で、本体たる4円・20円無くして、低貸しは成り立たないほどパチ業界のコストは高くなり続けています。
そのツケを4円・20円のお客が払い続けているからどんどんユーザーがいなくなってるわけで、焼畑農業に近いと思っています。
>>白いシローさん
一般的なゲームセンターはあくまでも「アミューズメントなゲーム」を求めている層ですからね。そこはタンポポさんやノスタルジアさんに行くようなお客とは全く違うと思います。
ですので、おっしゃる通りエミューズ性に寄せた突き抜けた台の存在がオモシロイな~と最近実感しています。
>>ハリマオさん
全面的に同意です。
本当に、”色”が無くなりましたから、そうなればあとはもう資本力の差にしかならんじゃないか、と。
で、そうして寡占した大手が更にユーザーから搾り取るだけの業界になって、喜ぶのなんて一部の大手企業だけですよ。
それは、企業の生存戦略としては極めて正しいんでしょうけど、外野の我々からしたら冗談じゃないって話ですよね。
佐々木さんも以前書いておられたと思いますが、みなし機完全撤去を決めた2006年は、パチンコが歴史を捨てた日だし、それが自らの首を絞めてるんだとしたらこんなに滑稽な話はないですね。
まぁ、大手さんは儲かるだけ儲けて、ダメになったらさっさと鞍替えするだけなんでしょうけどね。
>>レギュラーマンさん
金額の大小にかかわらず対価を求めるのは当然ですよ。ギャンブルなんだし。ギャンブルじゃなく違う形でも、みんな何らかのリターンが欲しいからお金を使うもんだと思いますし。
シンプルに庶民の遊び、と考えれば低貸しは全然アリなんですが、それだけでは金銭感覚が一般とは桁違いにズレてるパチンコ業界が維持できないのは確実です。
少なくとも、ユーザーが考える話じゃないんで、我々は与えられた環境の中で、選択するだけだと思います。