気付けば今年も残すところ数日。

…って、ちょうど去年の今頃に寄稿した記事と全く同じ文言の書き出しなのは気のせいだろうか…(汗)

未だ終わりの見えぬコロナ禍のため、悠遊道読者の皆様も窮屈な生活を過ごされた1年だったとは思われます。

そして、私もこの一年は個人的に色々と散々だったと言いますか…(遠い目)

私の個人SNS個人ブログをご覧いただいている方はご存じかと思われますが、4月には胃内視鏡検査8月には大腸内視鏡検査、そして9月には持病根治の為に入院・手術かつ、両検査も入院も手術も人生で初体験。…と、なかなかパンチのある出来事だらけでした…。

幸いにも、その後の経過は良好で、退院以降しばらく見合わせていたホール実戦も11月末には再開できました。

と、言う事で。その復帰戦を実戦記にてお届けさせていただきます。

「全力でパチスロを愉しめた!」と個人的に思えた実戦の模様は、↓の広告の後すぐ!

・実戦ホール
  →筆者地元(都内)の駅近郊PS併設店
・ホール特徴
  →バラエティ色強めの機種構成
・交換率
  →50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
  →令和 3年11月27日(土)
・実戦開始時間
  →10時10分

ようやく迎えた久しぶりの長時間実戦復帰日ですが、相も変わらず王道から逸れた立ち回り・台選びゆえ、開店から少し経った頃にお目当てのホールへ到着。

えぇ、決して前日ワクワクし過ぎて寝るのが遅くなった末の寝坊と言うワケではありませんとも←

そんな苦しい弁明はさて置き、相変わらず1円パチンコ以外は閑散としているホールのスロフロアへと向かい、バラエティコーナーにポツンと存在している目当ての台を難なくキープ。

と言う事で、今回の実戦機種はこちら!


サンダーVライトニング(アクロス)

2020年4月導入のボーナスタイプであり、6号機A-Projectの第2弾機種にあたります。

 

何故にライトニングをチョイス?

執筆時点(2021年12月)において6号機A-Project機種は本機を含めた4機種が稼働中ですが、個人的には本機が一番好きなんですよね。

何を打つべきか。と、前日までアレコレ考えていたのですが、やはり久々の長時間スロ実戦ゆえに「好きな機種」を打ちたいなぁ…と。

それに、技術介入機であれば低設定であっても引き際を見誤らなければマズ大敗する事は無いですからねw

また、設定に比較的素直な6号機と言えど、本機はボーナスタイプゆえに「設定1でも勝てるし、設定6でも負けられる」と言うところも、理由のひとつ。

ただでさえ暫く実戦ナシだった上に5号機完全撤去を控えた年末近くゆえ、設定状況も判りづらいであろう事から、変に背伸びしてAT機の高設定を探して怪我をするよりは「低設定上等、結果的にヒキで勝てればラッキー!」で泥臭く打つ方が自分らしいかな…と。

 

「低設定上等」の実戦って愉しい?

これに関しては、個々の考え方によるモノかな…と思っています。

実際『パチスロは【設定6/それ以外】の2段階設定』の様な持論を述べられていたライターさんもいらっしゃいますからね。

で、私はと言うと、エンジョイ勢ゆえに「機種にもよるけど【低設定でも愉しい】と言うのが持論であり本音。

ボーナスタイプの技術介入機をチョイスしている時点で、そもそも高設定を求めているワケではないですからね。

むしろ、出目や制御を愉しめる機種ゆえ「自分なりの打ち方を模索して、それを実践する。」と言う部分で愉しめれば満足ですし、それが個人的な技術介入機を愉しむ上での最適解かな…と思っています。

 

個人的な拘り打法

本機は6種類の特殊役※1がありますが、全部をフォローする手順はありません。
※1:正しく言うと「5種類の1枚役(A~E)の組み合わせ(内部的な同時成立)による6フラグ(A+C/A+B+C/A+B/A+E/E/D)」

よって、基本的には「チェリー」・「スイカ」を取りこぼさない打ち方※2であれば何でもアリで、一般的には「枠内赤7」or「枠上単V」狙い(共に順押し)と言われています。
※2:変則押しの場合、「スイカA/B」時に2枚役(チェリー)が代理入賞する=10枚損をする制御アリ

ですが、色々と試した結果で辿り着いた「私の現時点での打ち方」では…

ココ(逆押し中段V)をビタ気味に押しています。

この狙い方だと、V図柄の停止位置で…

■中段停止:「ベル」or「スイカ(消灯時のみ可能性あり)」or「ハズレ」or「ボーナス」
 ※消灯有無で第2停止を変える
  →消灯あり:左リール枠内に3連V長男狙いでスイカをフォロー。2消灯+上段スイカテンパイ時は中リールもスイカ狙い(BAR目安)
  →消灯なし:中、左の順でフリー。ベル時は右下がりの停止形で入賞

■下段停止:「リプレイ」or「チェリー」or「ボーナス」
 ※中リールをフリー打ち
  →中段リプ停止:左フリーでリプレイ(右上がりに入賞)、左がリプレイ否定でボーナス
  →中段リプ否定:左リールにチェリーをフォロー、チェリー否定でボーナス
  →下段にボーナス図柄:「ボーナス2リール確定目(※実践上)」

■枠下停止(右リール停止形:チェリー・リプレイ・スイカ):「ボーナス1確目(※実践上)」

と、第1停止でフラグがある程度分岐し、第2停止で更に絞り込める上に演出や停止形・出目の法則矛盾からボーナスも察知可能であり、個人的には「効率と面白さが同居している」と思っています。

 

始まりは不意打ちから(実戦パート)

この実戦を記事にすることは従前より決めていたので、序盤に肩慣らしがてら「個人的な拘り打法」の為の画像を撮っておこうかな…と呑気に考えていたところの実戦開始直後、投資1kの10G目にて…

右→中で2リール確定目であるにも拘らず、予告音も無かった上に速攻ボーナス当選など想定しておらず、中で手が止まらかったワケで。

ともあれ、これで逆押しV狙いで下段受け→中リール下段にボナ図柄停止でリプレイ・チェリーをともに否定することは伝わったかと思います。(汗)

と言う事で…

V BIGボーナス頂きました。ありがとうございます。

とりあえず、早い立ち上がりを射止めたられたならば、願うは追い銭せずの2発目

やはりボーナスタイプをがっつり打つなら早めに手玉が欲しいですからね。

そう思いつつ続行すると…

・159G:V BIGボーナス
・ 36G:7 BIGボーナス

と、持ちメダルで繋いでからの即連と言う理想的な展開。

更に、このボーナス後のRIZIN ZONE中に…
※RIZIN ZONE:チェリー・スイカ当選時に必ずレバオンで予告アリ=目押し頻度軽減可能かつボーナス即告知となる区間、ベルの一部でも予告発生アリ。

レバオン予告なしゆえに適当打ちしたらWIN点灯にてREG!

本機はREGの設定差が大きいので、キチンとREGが伴ってくれると要素的にプラスにもなるので大歓迎です。

そして、気持ちと手持ちメダルに余裕が出来たところのREG後78Gにて…

個人的に一番好きな『中リールで「はいはいリプね」から左で大逆転』出目!V BIG)

この時点で合算1/58と、スタートダッシュとしては上出来すぎる展開ですし、買い足しの心配もほぼ無いでしょうw

…と、安心していたハズが、お次のボーナスまで要したのはまぁまぁ深めの526G…(白目)

ただ、これがようやく2発目となるREGでしたが、現状のREG出現率は設定1どころか設定0.6程度

勿論、まだまだ試行G数は全然足りていないので推測的に下と判断するには尚早ですし、ボーナス自体は引けているので続行していきます。

そんな前向きな気持ちが…

・ 91G:7 BIGボーナス
・128G:7 BIGボーナス

と、早めのBIG2発を持ってきて、更にこの7BB後のRIZIN ZONE中に…

無演出での素敵出目にて3発目のREGを射止め、ようやく設定1以上のREG出現率に浮上。

ここからどう転ぶか。そう思いながら打ち続けると…

・153G:V BIGボーナス
・ 55G:REG
・ 43G:REG
・ 30G:REG
・ 15G:REG
・125G:REG

と、V BBを射止めてから浅いG数でのREGが5連発と言う跳ねっ返りっぷりを発揮し、これで一気に設定6以上のREG出現率に!

…って、こんな極端すぎる偏りが起こると、かえって推測もブレるし困惑するだけなのですが…(汗)

そんな若干の動揺を落ち着かせるべく、ここで食事休憩を宣言する事にします。

~30分経過~

自宅で雑にコンビニ飯を食べてからホールに戻り、実戦再開です。

この食事休憩が良い方向に奏功すれば良いのですが、休憩後の一発目は…

・519G:7 BIG

と、本日2度目の500Gハマりを喰らうと言う、完全に裏目な流れにも思える仕打ち…orz

不幸中の幸いで7BBでしたので、あわや買い足しと言う持ちメダル状況からは少々回復。

そんな綱渡り的な状況ではあったものの、筋書きのない展開を見せるのが遊技の醍醐味

この7BB後のRIZIN ZONE中、31G目にてレバオン予告アリ。

そろそろ読者様にも伝わり始めているであろう逆押しV狙いを実践すると中段停止=スイカの可能性大。

からの、左リールに3連V図柄長男目安にてスイカをフォローすると…

問答無用かつインパクト絶大の2確目ご降臨!(V BIG)

するとここから…

・35G:V BIG
・34G:7 BIG
・63G:V BIG

と、最初のハマり後のREG連を彷彿とさせるBIG連!

このボーナス連打のおかげで…

RIZIN ZONE金背景と獲得表示カンストと言う撮れ高もゲットできて、記事制作と言う観点でもひと安心。(笑)

その後、162G・34GとREGを射止めて推測要素はさらに上向きますが、どうも完全な安心感が無いと言うか…

REG後125Gほど回したところで体感で約2,500Gを消化となりましたので、一旦ユニメモで各種数値を精査することに。

ユニメモの内容と、自身の記憶の中にある「設定差のある数値」を比較した結果…

ここでヤメとしました。

と言う事で、今回の実戦結果は

総投入: 50枚
総回収: 1,170枚
総差枚:+1,120枚

と相成りました。

※実戦データはこちらのリンクから(※別ウインド/別タブで表示されます)


実戦パートのラストで確認したユニメモのデータを見て、まぁめちゃくちゃに迷いましたね。

と言うのも、各種数値がブレブレで、設定が上とも下とも言えない内容でして…(汗)

実際のユニメモのスクショはこちらのリンク(別ウインド/別タブで表示)から確認いただけますが、この数値を見やすく抜き出した上で各種推測要素と照らし合わせると…

と、上とも下とも言い切れないような状況でして…(遠い目)

とは言え、推測をするのであれば確率分母が小さい事項を重要視するべきと思っていますので、ボーナス合算が高設定域でも通常時ベルA・チェリーAとBB中のベル振り分けを踏まえてヤメを選んだに至ったワケです。

この辺は、どの推測要素を主軸にするか・その内容を過大評価するか過小評価するか。と言う部分で適宜判断せざるを得ないですし、確定演出が伴っていない限りは「推測」でしかないので、最後の進退判断も言わば「賭け」の一部だと思っています。

ちなみに、私の打っていたこの台ですが、景品カウンターからの帰りにチラ見したら、あっと言う間にキープされていました。

まぁ、この合算であれば座られるのは当然でしょうし、仮に私がこの時間からホールに来てこの履歴の台が空いていたら座る可能性大です。

ただ、「合算の良い空き台」には魅力がある反面、「前任者がこの履歴で捨てた理由とは?」と考えると罠とも思える側面もあったりするワケで。

特にボーナスタイプは一筋縄ではいかない。と言いますか、そう言った裏の部分での駆け引きまで込みで立ち回る必要があると常々思っています。

そんな風に、エンジョイ勢ながらもいっぱしのプレイヤーが如く語ってみたところで、1年ぶりの実戦記を〆たいと思います。

少々早いですし、去年の今頃と変わらず「まだまだ不安のある世の中」となっておりますが、読者の皆様も悠遊道関係各位も、何卒よいお年をお迎えください。

(K.S.Yuki)