1月の末を持って基本的に5号機が撤去となりました。
強制的に6号機への移行となり、ホールのラインナップも大きく動いたのですが、今後主力になりそうなところだと、絆2や番長ZERO辺りになるでしょうか。
ホールによっては沖ドキDUOやチバリヨなどの30パイコーナーに力を入れているところもありますが、まあ、ちょっと難しいかなと…。
同時に、獲得枚数の目減りが激しいジャグラーコーナーも以前より稼働設定状況ともに厳しくみえます。
そんな次期主力機種候補番長ZEROを打った感想ですが、やっぱり単調と言うか…演出はどこかで見たものでしかないのに、単純に出玉がだけ減っている印象。先日まで設置されていた番長3と比較しても、投資はそれほど変わらず、しかし、出玉上限を考えると投資金額で気持ちが重くなっていきます。
もっとも、この日は3回ラッシュに入れて300枚ちょいが2回と400枚ちょい1回だったので、出玉上限などまるで関係なかったんですけどね。
有利区間3000Gに延長など一部緩和はあれど、かなり厳しいスロットの状況。それを横目にパチンコはある意味過去最高に熱いかもしれません。当たりを引いたら右打ちするだけで時速3万発なんて機種がザラにありますからね。
同じように規制されておかしくないはずなのに、どうしてこんなにも差が付いたのでしょうか?
スロットもね、早くするだけならそれなりに早くできるんです。
一世を風靡したリゼロなどは1Gあたり8枚の増加。300Gくらいで上限枚数に到達するので速度感はそれなりにあります。
ただ、この仕様にすると当たっている時がクソつまらなくて、あっと言う間に終わっちゃいます。
上乗せの価値が高いからなかなか上乗せできない上に、そもそものゲーム数が少ないですからね。
パチンコもスロットも、基本的に通常時はそんなに面白くなくて、当たっている時間が楽しいもの。
その当たり時間が少なくなるのだから、それは受けないよな…と。
実際、リゼロも飽きられるのが早かったし、その後も1Gあたり高純増の機種はあまり人気がありません。
では、なぜパチンコでは出玉の早い機種人気なのかと言うと、プラスαの部分で簡単だからだと思います。
実はパチンコが人気なのは「時速3慢発」よりも「右打ちするだけで」が大きな要因なのではないかと。
スロットで勝とうと思ったら、ビタ押しをしてチマチマとコインを稼ぐか、あるのかどうかも怪しい高設定台を探すことになります。
新機種が出る度に判別要素を覚えて、示唆画面を覚えて、イベント日にホールに行ってみたけど設定があるかどうかも怪しくてクソ負けして…。
そんなときに、打ち方も知らない新台が目についたとして。
今のスロットだと、座りたいと思えないんですよね。
なぜなら、知らないで打つととても損をしそうだから。
その点、パチンコは「時速3万発」とか煽り文句を見たら「どうせ当たったら右打ちの指示が出て、右打ちするだけだからな」と座りやすい。
その昔、突確があった頃はパチンコ打ちにくいなと思っていたのに、いつの間にかスロットと立場が入れ替わっていました。
魅力もなく、事前準備をしないと気楽に打てないスロットは、そりゃあ人気が陰ってしまうよな。
そして、気楽に遊びたいライト層がいなくなればなるほどスロットは勝ちにくくなって、どんどん客離れが進んでしまう。
スロットの「設定を探す楽しみ」はいつか戻ってくるのだろうか?