このようなテーマは、特にコロナ禍で打ちに行けなかった時などになんやかや困ってネタとしてしまっているような気もしますが、オムニバス形式でジャブ的に……カブリを気にせずに書いてみようかと思います(汗)。

長らく確定画面など以外に設定を示唆することは禁止されていますが、設定発表が大らかだった時代、今では考えられないことも普通にありました。

○設定6で次の設定6の権利を獲得

嘘でしょ? という感じのオイシい話。

国道16号線沿いの某ホール。駅からは遠く、集客に苦戦している雰囲気でした。そこで打ち出したのが“毎週木曜日に3500枚出すと設定変更権をプレゼント”というもの。細かいルールはございません。流せば良いのです。

ということで、木曜日に『クランキーコンドル』を実戦。私は運良く一発で3500枚出せましたが、友人はまったく足りず。でも、大丈夫。流せば良いんですから。22時を過ぎたあたりから足りない分を現金投資。交換ギャップは発生しますが(7枚交換)、設定変更権を無事に獲得。

はい。細かいルールはございません。翌週の木曜日に設定変更権を行使。余裕で3500枚を流して(足りなかったら追加投資)、また設定変更権をいただきます。そしてまた次の木曜日に……これを繰り返すこと5週間(だったかな)。さすがにホールも悲鳴を上げて「木曜日に設定変更権を行使するのはNG」というルールができて、元の過疎店に戻りましたとさ。で、直後に閉店しております。

 

 

○設定変更権の行使日初日に……

シマを見渡して嘘でしょ! と愕然とした話。

とある新規オープン店。通って来店ポイントを貯めれば設定6が打てる。そんなサービスで近隣の店舗からお客さんを奪おうとしておりました。私も通いましたね(来店ポイントのみ貰う感じ)。ええ、半年ほど。

 

明日は180ポイントになって初代『B-MAX』の設定6を打てる。遠足のようなウキウキ感を持って行ってみたところ……『B-MAX』がなくなってるやんけ~っ!

今のように検索サイトやお店のHPもない時代。行ってみて「こう入れ替わったのか」となることも珍しくありませんでした。いや、しかし。確信犯ですよね。新規から来店ポイントを貯めている人の餌だった大量獲得タイプを前日にハズすのは。ちなみに、このホールは今もピンピンしております。何でだ? いまだもって私はこの系列店を許していません(笑)。

 

 

○お目当ての台がないPart.2

 

嘘でしょ?どうしよう? と困った話。

こちらは雑誌時代の2005年頃のことです。どの雑誌もライター同士が引き継いで1週間打つ“91バトル”のような火企画があったわけです。この時の実戦機種は『めざせドキドキ島』(オリンピア:2004年)でした。

ソコソコ有名で今は閉店しているホールだから良いか。上野のオリエンタルパサージュ3でしたね。連日万枚や2万枚の台もあってむっちゃ出てました。91バトル形式ということは、同じホールの同じシマで立ち回るということ。しかし、この時は6日目担当だったんですが、前日からの引き継ぎの電話がそれまでにないものでした、

「同じフロアの床に新機種が置いてあったりして、おそらく今日を最後に外されると思いますw ということで狙い台はナシですw」こういった雑誌企画では前代未聞のことです。減台されても残っていてくれ……そう願いながら翌朝に行ってみたところ、見事に全撤去されております(笑)。

慌てて編集部に連絡してみたところ「近場でドキドキ島があるホールで打ってちょ」という適当な指示。ドキドキ島を目指す前にドキドキ島があるホールを目指さなければならんやんけっ! その日は当たり前のように爆死いたしました……。

 

本当の意味での嘘のような本当の話としては。ちゃんと小役データを取っている時のみですが。ジャグ系のリプレイが1/7.3に遠く及ばないんですよね。って、ヒキのほうがいろいろありますね。設定1では1/16384のBIG中ハズレ(高設定ほど確率アップ)を短時間で2回も引いちゃって、雑誌の実戦だからヤメるにヤメられなくなって爆死とか。