ジャーナリスト・伊藤詩織さんが会見(全文1)逮捕見送り問題報じた社はなし(THE・PAGE)

まずは冒頭の記事の概要をザックリ説明すると

・2015年、レイプ被害にあったという女性の告発

・相手はTBS ワシントン支局長である山口氏

・記事内では触れられていないが睡眠薬を飲まされた?

・警察は当初女性からの被害届を受理しなかった

・メディアはこれを一切報じなかった

・一部の警察官の協力も得て証拠を集めた

・最終的に裁判所から山口氏の逮捕状が出されるが逮捕当日に急遽、刑事部長の中村氏の命令で逮捕が取りやめられる

・検察はこの事件を不起訴処分に

・被害者は不起訴という判断に不服申し立て

・検察審査会の結果、不起訴相当という判断が下される

・なぜ不起訴となったのか、経緯の説明は今もなされないまま

このような話です。

記事自体はパチンコと関係ない話ですが、法律など立場・権力によって簡単に歪められる不確かなものである事がよくわかる事件な気がします。

 

昨年末の釘問題から、今年夏の規則改正の流れの中、幾度となくパチンコの業態そのものを法律を盾に叩く人々を目にしました。

その多くはネット上での取るに足らない揚げ足取りでしかないわけですが、パチンコはそもそもコンプライアンスと言ったところで最後のさじ加減を警察官僚が握っていて簡単にちゃぶ台をひっくり返されるような曖昧な立ち位置であったわけです。

釘調整というのは、様々な業界の歴史の流れの中で、業界と監督官庁である警察が現実的な妥協点としてこれまで「あえてグレーにしてきた」話なわけですが、その流れが変わった理由も決して一つではなく

・IRを推進する議員を支持してきた大衆

・ユーザーのヘイトを溜めすぎた業界

どちらにも原因がある気がしますが、そういやIRに元々は否定的だった某政治家が市長選に当選後、謎の入院を経てIR推進派に態度が変わったなんて噂話もあったなぁ……。

何というか

これのどこが法治国家やねんwww

と自嘲のような草が生えるとともに深いため息が出ます。

 

それにしても、レ〇パー疑惑の山口氏は業界内で尊敬されてた、なんて一文も記事内にありますが、立場が人を変えるのか、それとも元々の性癖か。

イチャラブセッ〇スこそ至高な性癖持ちのボクには〇イパーの気持ちは一切理解できませんが、暴力と権力を背景に他者を傷つけるような人間が尊敬されるとはねぇ。

テレビ業界とパチンコ業界の闇、どっちが深いんでしょうね。

根っこは一緒か。

 

まぁ権力に立ち向かうなんて気概は一切ないボクは、精々ツイッターでつぶやく程度しか出来ませんが、冒頭の伊藤さんが報われる日がくる事を願います。