先週もフル稼動の5日間。ゴールデンウィークに丸々休んだ分は頑張って取り返すつもりだったけど、先週はダメだったなあ。
沖海5は千円22個を割り込んだ上に当りも不発で夕方に飲まれてお帰り。他の4日は甘海でしたが、新海はヒキ負け&唯一ツイた太鼓の達人の日は回りが足りずに夕方投げ出す始末。

結局、一週間ではちょっと負け。内容が均すと日当1万円に届かずの4万6千円ではやむなしか。力負けだ。

先週SNS上をにぎわせたの大手チェーンによる出玉没収事件。これは没収された打ち手側の詳しいことがわからないので、その件については断言はできない。なので、原則論として自分の考えを記しておきます。

まず、「軍団対策なら大いにやれ」という意見について。ピンのプロやセミプロにはこんな人もいるようですが、なかなか楽観的だな、と。
軍団(特に掛け持ちや複数カード所有)には自分も嫌な思いをさせられてきたクチで、不正をする輩は負けている一般ファンだろうが、自分はみんな大嫌い。
ただ、ホールからしたら勝とうとする客は全部排除の流れになりつつある現在、軍団が刈り取られた後はピンのプロ~知識ある層だと思う。対岸の火事ではないのですよ。
「俺は負けてるから関係ない」という方も、保4止めやリーチで止めくらいはしていよう。止め打ち禁止を謳われるなら、それも排除の対象になるのは知っておくべきだ。

「パチンコ屋というのはもともとそういう場所だ」という声もある。その中にはマークされる方が下手だという厳しい意見も。
でも、今時のパチンコで最小限の節玉をせずに勝てる機種なんてほぼないからなあ。いま自分がターゲットにされてないから言えるだけで、いざ狙われた時に同じことを言えるのかな?

そして、「日陰者の自覚を持て」の意見には賛同するものの、自分のそれは社会に対してであって、本来一人の打ち手としてホールでは堂々と遊技をしたい。自分も現実には店内での配慮は十分するけど、卑屈になるのは負けている人達に対して「カモだから大事にする」という驕りと半ばイコールなので。

「昔のホールはもっと酷いことがあった」という話をする人もいる。でも、来てほしくない客も渋々ながら打たせるという意味では、まだマシだった気がする。「やり過ぎなければ、悔しいけれど排除はできない」という商売の論理があったというか…。
今はハウスルールをタテに、利益の邪魔になる客は全部排除すればいいという流れができかけているのが、自分は非常に怖い。そういう客層を店側は頭を使って手の平の上で踊らせるべきなのに。なんていうか剥き出しになってるなあ、と。
これは打ち手にも言えることで、ただ「金をよこせ」みたいな立ち回りが最上の風潮は、常々書いてきたように自分は危惧するわけです。まあ、鶏が先か卵が先か、自分の中ではどっちもどっちなんですがね。

いずれにせよ、今回の件は「如何様にも取れるハウスルールで、店がやりたい時に同じことをいつでもやる」(極論、「今日は利益が取れてないから、難癖をつけて出玉を没収しよう」なんて日が来る?)と誤解されないように、ホール側は(今からでも)しっかりと説明をしてほしいと思う。
法律がどうこうではなく、すでに世間に周知された巨大なパチンコ産業での商売のスジとして。