この機種が自分がジグマを張っていたホールに導入された頃は、すでに店にも認知されており、一端のパチプロ気分でいた気がします。
新装時だけは開放台(一度打ち止めになった台を店が再度遊技できる状態にすること)を許されていましたが、「一日3台までね」と自分だけ制約がついていたりしましたから。

ヤクモノは穴が空いた回転体搭載で、大当り後は(Vの手前の穴を除いて)外れ穴が貯留式になりました。穴が玉で塞がれた上を玉がゴロゴロと転がってVを目指すわけですね。
V穴と手前の穴の二つ分だけ玉が穴の上を転がっていれば、継続は目前! と思いきや、V穴を飛び越したりとハラハラドキドキさせてくれたものです。

後年、長いキャリアを持ち、インターネットで生徒さんを募集する形のパチンコ塾を主催していた、「元釘師額」さんとこの機種の話になり、「あれはVを狙えましたよね」と聞き、バカだった自分は悔しい思いをしたりしたっけ。
その借りは気分的には数年前の「マジカペ」で貯留解除後に(アバウトながら)Vを狙うことで返したつもりだけど、金額的には全然足りなかったりします。

注)今回も画像は懐かしのぱちんこ名機列伝様から拝借しております。
「マジで何でも載ってるなあ!」という素晴らしいサイトです。