福生のゲーセン、タンポポさんで今年1月に「平和デジパチ祭」という、期間を区切って大当たり回数を競う企画が催され、個人的名機No1であるブラボーキングダムが勝ち残り、設置継続されることとなりました。
思いました。「これは私を呼んでいる、と」。奇しくも、巣鴨のゲーセン、ライズさんでブラボーキングダムが保管機種とされ、予約をすれば打つことができる、と知りました。これは、1泊して両方打ちに行かねば、と思い、月曜日の予約を入れるも先客が。なので、月曜タンポポさん火曜ライズさんのスケジュールを組み、7時間かけ東京まではせ参じました。
当日は早朝より出発し、福生駅に着いたのは14時。まずは、「たこ焼きうみ」さんでタコ焼きを購入。最初、西口から降りたので少し迷い、結局東口から降りれば直ぐでした。その後タンポポさんへ。店外から目当てのブラボーキングダムには先客がいることを確認。店内に入り、遊技券を購入する際にさっちゃんさんが来られ「初めてですか?」に「3回目です。」少し、わざわざキングダムを打ちに遠路はるばる来たことなどお話しし、外のベンチでタコ焼きを食したりしてるとキングダムが空きましたので、着席。
さて、ブラボーキングダム(1992年登場 1/225 平和)は、9つのゾーンがあり、1つだけある1/25の天国ゾーンと8つの大当たり確率0の地獄ゾーンからなり、大当たり後の保留4つ消化時にハズれリーチが来なければ、以降を保留2個以下で打つかぎり1/25で大当たりする、という攻略法でもって世間を賑わせました。
そしてもう一つの醍醐味は、「しらみつぶし打法」。これはいわゆる初当たり早当て、というかハマリ回避打法。既に連チャン打法についてはいろんな動画で上げられてますが、私が得意とするこの打法でキングダムマスターとしての撮影を依頼したりもしましたが、繁忙でなかなか、なので楽しんできてとのことでした。まあ、連チャンとは違いちょっと地味で動画受けするかどうかは?ではありました。
ちなみに、ゾーンが移行(順次移行)するのは保留3個目が2個に減って以降の連続回転中のハズれリーチ発生時。なので、保留3個目点灯、さらに4個目点灯、そして3個に減った時ハズれリーチがかかっても移行しません。この説明は攻略打法を世に出した必勝ガイド誌にもありませんでした。ただ、保留3個目が点灯した後の連続回転中のハズれリーチが移行の条件、とだけでした。
そしてもう一つ重要なのがリーチ発生頻度。見た目は1/15ですが、その実おおよそ1/18と低いのです。これがキングダムがハマりやすい要因。リーチがかからねばゾーンが移行しないので、いつまでも地獄ゾーンのまま、となりやすい。さて、タンポポさんでは春一番も打つ予定なので、予約し朝から打ったライズさんでのキングダム実践の詳細な内容を書いてみます。
朝一の出目123、今ゾーン1として打ち出します。突起状のウェイトボタンの位置がハンドルから遠く、中指の爪を使って押すことを繰り返すため爪が痛くなる、という当時を思い出しながらの実践です。そして保留3個目点灯。頭の中で「2目」、と唱えます。そして保留2になった時「2」。次に保留3個目点灯時「3目」。その後保留4個点灯、3個に減ってもそのまま、そして2個に減った時点で「3」。次に保留3個目点灯時、「4目」。もしこの時ハズれリーチがかかればゾーンは1から3へ移行したことになります。このように頭の中で1日中カウントを続ける訳です。
この繰り返しでゾーン9の次は1に戻ります。実践では1スタートのゾーン7に移行しました。ここまでの回転数は15回転くらいでしたので、メモに「小」と入れます。おおよそ20回転以内で移行したら小、以降40回転以内なら中、以上なら大、という感じ。目指すは移行リーチで大当たりさせること。つまり、このリーチがハズれればゾーン移行する、けど大当たりしてOK、な感じ。全てのリーチが移行に絡むリーチ、が早当てのキモ。なんせリーチ発生頻度は1/18と低いし。
連続回転は途切れさせたくないので何度も保留4個目点灯上等。一周すれば、できるだけ前回入ってないゾーンに入れたい。また、前回に滞在回転数が多い「大」のゾーンにはできるだけ入れたくない。な感覚で、先ほどのゾーン7(小)の次は8(小)、4(中)、6(小)、9(小)、1(中)、5(小)、6のゾーンで大当たりしました。つまり3周し1回入って早く移行した、2回目のゾーン6での大当たり。183回転目でした。そしてドキドキの保留消化ですが、保留3回転目でリーチがかかり、残念ながらハズれました。はい、通常時と違い保留消化中はリーチ発生頻度が上がっていて、案外連チャンはしないものです。
次、ゾーン1からスタートし、1(小)、2(小)、5(小)、6で大当たり。39回転目でした。で、保留消化は、保留2回転目でまたもリーチがかかり、ハズれました。
めげずに次。ゾーン1からスタートし、1(小)、4(中)、9(小)、2(小)、3(中)、4(中)、5(小)、7(小)、1(中)、5(小)、7(中)、9(小)、1で当たり。299回転目、3周で当たりました。ゾーン1は3回目の突入。ただ、保留2個目、3個目の点灯が、点灯したのかしてないのか微妙なことがあり、3周もすればゾーンが1個くらい違ってしまっている可能性はあります。
そして保留消化、またまたリーチがかかってしまうも、大当たり!。待望の単発回しタイムです。保留3個目を点灯させないようにするため気を付けることは、ワープからの入賞。つまりワープに入った玉はヘソに入ると想定して止め打ちすることです。中指の爪フル活用となります。これが7連しました。
次、ゾーン1からスタートし、1(中)、4(小)、5(中)、8(小)、9(中)、6(中)、8(小)、5(小)、8で203回転目に大当たり!これが5連してくれました。大当たり1回の出玉が約2300個にてもうかなりの出玉です。このライズさんのルールはドル箱4箱以上出れば自分でジェットまで流しに行く、ということでお隣の「CR花満開」はもう何度も立ち上がっては交換、を繰り返されてます。「3」で当たって連が終わり、保留消化4回転目に「7」が当たるとか、午前中だけで「3」「7」の初当たりが4回とか、尋常ではない出玉です。
で、最終結果は、総1524回転、大当たり回数16。6時間打って出玉24769個と相成りました。しらみつぶし打法とは、このように9つのゾーンそれぞれにどんどん入れ大当たりを狙うこと。1つ先を狙い、調べ、また1つ先、というやり方をしていたプロもいましたが、それでは連続回転が途切れがちになるので非効率。やはりどんどんゾーンを移行する、そして2周目以降はできるだけまだ入ってないゾーンに入れようとすること。そして7個戻し機は玉持ちが実にいい。今回の初当たり確率は1/245(確変時は1/27)、平均連は3.2連。当時の換金2.5円に換算すれは+54000円と相成りました。
そうそう、このライズさん実践の前日、タンポポさんでのキングダム実践のお隣台は、悠遊道動画配信された新台エキサイトビューティーでしたが、入れ違いになったのかもしれません。また、春一番でモード2(ランプ判別、強→消)からのフルオープン打法を試みるも、連チャンはせず、でした。やはり、連チャン率は75%のようですね。そして大当たり中の各ラウンドを9発までで止める、行為は案外大変なことが分かりました。
最後に、ライズの店長さんに私が保持してる中古台4台の進呈を進言し、是非、とのことで、いつか車に積み込むことになるかもしれません。