香水などの匂いが嫌で人ごみが嫌いという家内など、今年のカメムシ異常発生には閉口してますが、元々鼻が利く方で無い私でもパチ屋の店内へ一歩足を踏み入れた時に独特な香りを感じるお店があります。大抵は大型チェーンですが、ああ、これは香り戦略だな、と思ったりします。

地元では、スーパー〇ーム店で感じてました。何の匂いか表現するのは難しいですが、ヘアトニックでこんな匂いがあった、気がします。

調べてみたところ、既に30年前くらいにカジノで実験され、柑橘系Aの香りでは売り上げが53%アップ、Bの香りでは18%アップした、という結果だったそうです。で、これをいち早く取り入れたのがマル〇ンだそう。

確かにマル〇ン店について、私の地元には店舗がありませんが大阪でも福井でも、同様の匂いがした記憶があります。柑橘系ではなく、甘ったるい、いわばフォルモン系の。長時間香りを持続させるためのナノレベルの噴霧器があるのかもしれませんね。

また、キョー〇チ系でも独特な香りがします。さらに最近では、地元のキ〇ーナ店でも香りがしました。

特にこういった大型チェーンでは、どの香りがお客の気分を高揚させて滞留時間を高め得るかの実験が行われ、その結果が現在の香り、なんだろうと思われます。そういう意味で、早くから香り戦略を取り入れ、長年に渡りトップの集客を誇ってきたマル〇ン。まあ、トップの集客が維持できたのは香り戦略のおかげ、とは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも現在のマル〇ンが使用してる香りが、最もお客の嗅覚に訴えることができている、のかもしれません。

また、チェーン全てが同じ香りを使用してるとは限らず、地域差があるのかもしれませんが、少なくとも大阪と福井の某店は同じ香りがした、気がしました。気がしたのですが、気になりましたので改めて大阪まで遠征し調査いたしました。

大阪でパチ屋が1番密集してる難波エリアでの調査ですが、四海〇、大〇洋、1〇3、マル〇ン、ア〇ー各お店ではさほど香りは感じず、キョー〇チ、楽〇店で控えめな香りを感じた程度でした。余談ですが、調査の過程で有名ユーチューバーの〇ーさんをお見掛けしましたので、簡単に挨拶をさせて頂きました。

まあ、昔のパチ屋はヤニ臭いのが当たり前。今となってはそれも懐かしい匂いになった感がありますが、私みたくオールドパチンカーはヤニ臭くないとパチ屋ではない、とさえ思ったりしますね。先日周った難波エリア各店、どこもまったくヤニ臭さが無かったのが不思議な感じでもありました。

しかし、特に女性客を取り込むためにこの消臭対策は必須だったでしょう。そういった意味では禁煙化は禁煙者にとって願ってもないことでした。まあ、香り戦略でもって消臭対策を兼ねてたマル〇ンなどは禁煙化に反対であった、とも思います。

パチンコ機に目を向けると、昔から光と音、つまり視覚と聴覚に訴えることを続けてきました。それに加え、振動や送風というカテゴリーを利した機械も増え、それぞれが強大化してきました。しかし未だ、臭覚に訴える機械は出てきていません。果たして今後、臭覚に訴える機械、例えば甘い香りがすれば激アツ!といったような台が出ることはあるのでしょうか?楽しみに待ちたいと思います。

まあ、待つだけ無駄、な気がしないでもないですが。

また、夏場にかけ、どうしても体臭、といったことが問題?に。長く風呂に入ってないような隣客からだったならいい気はしないし、店員さんからだったなら、近寄ってほしくない、とかも。また、初めて社会人になった時の1歳上の初の上司の付けてる香水の匂いの強かったこと。スーパーで香水の匂いプンプンさせてる店員って、その後も聞いた、もとい嗅いだことないですね。

そして思い出すのは岐阜県の某店へ遠征した時の事。狙いは甘デジのカイジざわ。1台ある設置は角から2台目。いい感じに空き台だったため打っていると、隣の角台に小汚いオヤジが座る。

そのオヤジから明らかに発せられる脱糞臭。できるだけケツをずらし身体を遠目に位置するも限界が。で、海系機種打ってたそのオヤジ、ようやく追い金をヤメ、止める気配が。打ち切って立ち上がり、見つめる保留消化。で、最後の回転でリーチがかかるも、海系あるあるのリーチだと思ってて、やはりノーマルリーチでハズれ。

と安堵した刹那、「グワグワグワ」でガックリした私でした。

そしてこの臭も、マル〇ンでだったなら、エフフォーメンムスクの香りだったなら消臭効果があったのだろうか?そして意外とSNSなどでクローズアップされてないこの戦略。この機会に拡散されることは、まあ無いでしょうね。