ぱちんこ閑話休題
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!夏真っ盛りのtwenty twenty-fourをいかがお過ごしでしょうか。謎のオッサンin東北でございます。
さてさて、今回は「初代北斗の拳」の頃のおもひでを語りましょうそうしましょう。
オースティンパワーズって知ってる?
アイツとの最初の出会いは、まだ店長になる前…ホールの役職で1ヶ月30日中28日は通し勤務(8:00?翌1:00)してた頃。もはや記憶もブッ飛ぶほどの超絶ブラック漆黒労働をしていたので、あまりよく覚えてないのだが…前年にパチンコ版のCR北斗の拳が壮大にスベリ散らかしており、決して強い版権ではなかった。スロットも新台導入当初は全然注目されておらず、後に一世を風靡する「バトルボーナスシステム」も、実は数ヶ月前にオースティンパワーズ(IGTジャパン)がほぼ近いスペックで世に出ており、こちらも当然メーカー的な事も含めて、地面にめり込む勢いでスベリ散らかしていた。さらに当時現役の超爆裂機達と比べると、どうしてもイマイチ爆発力が足りないのも否めなかったね。
スロースターター
なので、近隣店舗でも北斗を導入したのは3軒に1軒くらいで、台数も多くて4?5台ほどだったのを覚えている。自店には4台入り、別のメイン導入機種の陰に隠れて稼働開始。あまり雑誌にも大きく取り上げられていなかったので、ボーナス絵柄の【7】と【北斗の拳】の違いもあまり知られていなくて、7揃い=一番エラい・黒揃い=BAR扱いでショボイという固定観念で、稼働してしばらくは北斗揃いで不機嫌になる人もいたものだった。
今でもそうだが、新台初日はフル稼働当たり前。それが2?3日経ち1週間経ちした頃に、空き台が目立つかどうかが肝心なのだ。元々少台数だった北斗の拳はそこにも助けられた形となり、全く空き台が出ないフル稼働を続ける。常連に話を聞いてみると、
(常・ω・´)「これ、通常時に色々考えさせられてオモロイで!」
だそうだ。
射幸性の獣
初期設置から1ヶ月経ってもまだまだフル稼働を続けるケンシロウは、3ヶ月ほど前に設置され始めた吉宗先輩と並び、ホールの看板機種の立ち位置をGET。ちなみに吉宗の711枚1ゲーム連は、当時三流四流メーカーだった大都技研がメーカー間の紳士協定をフルシカトして「射幸性の獣」としてブッ放したらしい。同時期に他社開発がよく「あれは開発者なら、射幸性の最大化として誰しも考えてたんだけど、敢えてやらなかった事」と嘆いていたのを覚えている。さらに言うと、初代牙狼の時のサンセイも同様らしい。
また話が逸れかけたが、戻そう。北斗の拳が予想外の高稼働を続けていると、やはりメーカーには再販の要請が殺到するワケで。サミーとしても千載一遇のボーナスステージとなり、けっこう早い段階で再販が確定する。かなりの希望台数が集まって案件パンクとなると、そこはやはりパチンコ業界である。当然のようにスロット次機種のワンタッチャブルや、売れ残りのCRワイワイビンゴ、さらにCRソニックザヘッジホッグ・CR猛獣王・CR力道山などなどが自動的に定価で付いてくる夢のワンダーランドに。
つづく