遊技者として、パチンコ台/パチスロ機と向き合うひと時・・・。

言わずもがな、そこに【愉しさ】や【魅力】を感じているからこそ、その時間が大切なワケで。

ただ、その時間の『全て』が愉しさと魅力に満ちているかといえば、そんな事は無く。

光あるところに必ず影があるように、【愉しさ】や【魅力】と相反するような要素が存在するのも然り。

でも、そんな風に表裏一体の要素で構成されている事もまた遊技が遊技たる所以であり、自身がある種の戦に身を投じている事を実感する部分でもある。

・・・と、そんなモノローグ的な導入部から始まった当方のコラムですが、勿論ながら毎度のお勤めであるテーマ発表への布石となっています。

という事でテーマ発表となりますが、今回はじゃじゃ氏の提案による…

ハマり中に思う事

をテーマとしております。

冒頭に綴った【愉しさ】等を【光】とするならば、対局である【影】は【辛さ】のようなものであり、その最たる例は【ハマり】と言っても過言ではありません。

また、どこぞの ウソ吐き 漫画家の御大のように【何を打っても『オ、オスイチだ~』とワンプッシュで当てられる虚構感全開な特殊能力】でも有していない限り、遊技者とハマりの付き合いは切りたくとも切れないモノ。

言わば、打ち手の数だけハマりとハマりに纏わる物語があるとも言えるのかな・・・と。

まして、最近のようにドコのホールでも『スマートフォンで動画を流しながら、先バレ系のカスタムを入れ、固定ハンドルで鳴るのをただ待つだけ』という遊技とも言えないような遊技スタイルの者を多く見かけるような状況だからこそ、このテーマで綴る事に意味があるとも個人的に思っています。

・・・と、そんな前フリをしておいて、後に続くテーマコラム執筆陣が一律に『早く(先バレ系)鳴れ』的なことしか書いてなかったら、もう笑うしかないですけどね(笑)

大別すると

さて、おそらく一般論的な観点『ハマり中に思う事』を考えると・・・

  • 早く当ってくれ
  • もうヤメよう

の2パターン及びそれらに類する系統の思考が主となるのかなと。

ただ、パチンコの遊タイム機だったりパチスロの天井恩恵のある機種なんかだと、場合によっては『もう少し、、、当らないでくれ。。。』と、逆に更なるハマりを願う。というケースもあるかもしれませんね。

んで、勿論その辺の色々を綴るのもありなのですが、折角なので私らしい内容というか、おそらくマイノリティ全開であろうK.S.Yuki的『ハマり中の思考』を以降に綴っていこうかなと。

 

思考其の1:『これ、抽選してるんだよね・・・?』

コレは実体験に基づくモノですね。

一読すると、系統的には前セクションで一般的な思考として例示した『早く当ってくれ』に近く見えますが、その実は違うといいますか。

というのも、こちらは自身の実体験であり、その中でも稀に見るレベルのハマりに直面した時の思考なワケで。

ちなみに、2020年に実施済みのテーマコラム【自分を作り上げたパチンコ(パチスロ)4選】の中でも綴った5号機のパチスロ戦国無双(山佐)における無限戦国RUSH中2,979Gハマり時のモノとなっています(苦笑)。

まぁ、次回ボーナスまで継続する無限ART中であるが故、ハマればハマる程にメダルは増える。という嬉しい状況ではあったのですが、反面、体験したことのないレベルのハマりだからこその『遊技機のバグ・不具合への懸念』なんかも生じてしまいまして

要は、『このまま当らずに延々メダルが増え続けるも、不具合を理由に得ていたメダルが無効扱いになるのでは・・・』という不安と心配に苛まれた。という感じです。

結果的に、確率の10倍ちょっとハマりでボーナス当選となり、無事に相当数のメダルを得られたので問題はなかったのですが、『不具合を疑う』という思考に陥ったのはったのは、この時くらいでしたね・・・w

 

思考其の2:『このハマりをどう扱うべきか・・・。』

この辺は、完全に私個人の特有な部分といいますか。

端的に言えば『実戦記を綴る際に、このハマり部分をどう書くか。』というのを考えている感じです。

個人的に、遊び打ち・趣味打ち以外の実戦時には、実戦記に綴る/綴らないに関係なくデータを採っているので、その際にハマり部分をどう処理するかというメモ書きを付記するにあたってアレコレ考えている。という感じですね。

例えば、好調に当りを引き当てていたハズが、急に深いハマりを喰らった場合には実戦の流れの中の良いアクセントになるのでフック的な書き方のほうがおいしくなりますし、逆にハマりの連続で悲惨極まりないデータになった場合に自虐的な笑いに繋げることで昇華することなんかも出来るワケで。

それに、ザックリであっても、その時の心情をメモしておくことによって、後に『いざ執筆』となったときに記憶の扉を開ける鍵となりますからね。

なので、深めのハマりだと感じ始めたらその辺を考える。という事もあります。

 

思考其の3:完全に別タスク状態

コレは特定の何かを考えるという感じではなく、完全に遊技の事とは無関係の脳内処理を始める場合を指していますw

特にライヴが近い場合に顕著なのですが、ライヴ当日のセットリスト順に曲を脳内再生しつつ、同じく脳内でギターの指板上の動きを思い返す。という感じですね。

まぁ、考え事というよりは、位置付け的にはイメトレの一種のようなものなのかなと。

現に、先月下旬にライヴがあったのですが、6月後半くらいからの実戦時にはそう言うパターンが多かったですね。

ちなみに、勿論ながら遊技側への集中力も切らすワケにはいきませんので、イメトレ側に集中できているかといえば、ぶっちゃけ中途半端な感じという自覚はありますw

ので、キチンと効果の伴うイメトレにはなっていないかもしれません・・・(苦笑)。

 

思考其の4:ヤメるための理由探し状態

深いハマりに陥っている。ということは、当然投資額も嵩んでいるワケで。

そして、パチなら遊タイム/スロならばゾーンや天井がある機種の場合はそこまで追うのですが、問題はそうでない機種の場合。

本音ベースで言えば、ハマりを喰らっている時点で当たらぬ台にウンザリしている状態となっています。

で、そうなると進退を考えるのは必然となりまして、そう言った思考の一種ですね。

勿論『意地で追う』という選択肢もありますが、青天井の機種であれば移動するというのもまた選択肢のひとつ。

ただ、当らないでハマっている状態であったとしても、それでもパチだとボーダーを上回っている台/スロだと小役確率等の推測要素が高設定である台という場合もあるワケで。

そう言った『追う根拠』がある状態の中で、それを上回る『ヤメる根拠』を探す為に、アレコレと思考を巡らせることもあったりしますね。

 

思考其の5:『企画&開発陣、大丈夫か?』

こちらはパチスロで稀にあるパターンなのですが、いわゆる『自力系のチャンスゾーン』がメイン契機であるにも拘らず、その自力CZに無理ゲー感しかないような場合に起こる思考です。

まぁ、ある種の恨み節的な要素もあるのかもしれませんが、それでも突破のハードルの高さに疑問があるような機種が存在するのも、また事実

そう言った場合に、己のヒキの弱さが要因ではあっても、『このCZを企画・開発した部門って、これがユーザーに受け入れられてゲーム性的にも面白いって思って搭載したのか・・・?』という思考に陥る事があったりします。

で、具体例を出せば『あぁ。。。納得だわ。』と思っていただけるかとも思い、その辺も一旦書いたのですが、諸々を考慮しましてバッサリと落とした上で当コラムを掲載しています。

とはいえ、一部名残というかヒントは残っているので、6号機時代の今でもスロを打っていて、かつ、察しが良い方なら気付けるかな~とw


コラム向きな思考を5点ほど挙げてみましたが、勿論ながら他にも色々とハマり中に思う事は色々とあります。

それこそ『晩飯どうしよう』や『この後ヒトカラ行くかな・・・今日は何歌おう?』みたいな、完全にどうでも良い考え事をしているときなんかもありますしw

そう言った意味では、テーマに対する明確なアンサーとなるような、毎回必ず【これ】と決まっているような『思うこと』は無いかな・・・と。

で、勿論ながら遊技中は早く当りを射止められるに越した事はないですが、まぁまぁな頻度でそれなりのハマりを体験している気がします。

それでも、遊技自体を嫌いになったり、『金輪際打たない!』というような思考にまでは至っていないので、幾度直面したか判らないハマりという【陰】よりも、遊技から感じる【光】の方が好きという事なんでしょうね。

・・・という【今回のテーマコラムのプロットや全体構成】について考えながら打っていたスマスロ北斗の拳(Sammy)が、1,044Gハマりでようやく当った事をココに記したところで、当方のコラムを〆たいと思います。

※ちなみにその時のマイスロはこちら↓

(K.S.Yuki)