♂×♀×Kiss!(オッス・メッス・キッス!)

と、朝っぱらから50年前の子供のノリで始まりましたが、大した意味はありませぬ。

因みに、冒頭のは松本明子氏のデビューシングルであって、語感の似ている『恋の呪文はスキトキメキトキス』はさすがの猿飛の主題歌なので、お間違い無き様に。更に松本氏といえば、配偶者である俳優の本宮秦風氏は大人気シリーズ『日本統一』をはじめ、最近では仮面ライダーにも出演されておりました…と調子に乗って文字数を増やしてしまう事になったのは、本意ではありません。

そんな謎の冒頭からの、おっ…(溜め)はようございまーす!先月から引き続き暑さにヤラれてしまっている夾竹です。

9月11日

薄々気が付いてはいたんですが、この記事が掲載される今日は9月11日なんですよね。

2年前の今日(日付けが変わる頃)、僕の血管が裂けて…要は大動脈乖離を発症し、めでたく救急車で運ばれる事に。

それから丸2年が経過たのですが、どうもリハビリが上手く出来ていないらしく、身体中がポンコツ化しております…。

先日も、我が家のリビングに置かれたベンチが修理不可能なまでに壊れてしまったので買い直したのですが、真っ黒なベンチを選んだのが良く無かったのか…

ブラッキーな螺子なんかをブラッキーな部材に空いたブラッキーなダボに…なんて作業は、僕には無理でした!

そもそも昼間の内にやっとけば良かったものを、夜行性の習慣のせいか夜になってから始めてしまったモンだから、眼を凝らしていると一気に眼がショボショボ竹になってしまって穴が見えないことw

もうね、視界に映るのは単なる漆黒の板とダークマターでしか無く、非常に往生させられました。

そして、未だに暑い。せめて気温だけでも、もう少し下がってくれたら助かるんですけどね。

ただ、血圧の事を考えたら気温もある程度高い方が好ましいんだけど、8月からこうも暑過ぎる日が続くと…ねぇ。

暑さのせいで安定のドラクエウォーク(という名のリハビリ)も捗らず、意味があるのか無いのか不明なストレスを溜めております。

おまけに、うっすらと更年期障害みたいな症状も出てきてしまい、それだけでも非常にツライのですが、追い打ちを掛けるが如く先程から腹の調子も年イチレベルで良くないw

もうコリャ○○○からの肋骨骨折回転の呪いかもしれません。

とはいえ、まだもう少し。まだ突然サヨナラする訳にはいかない。なので、その時にビクビクしながらも、なんやかんやアホな生き恥を晒してみようと思います。

 

ここまでなんとか800字に抑えた!

またぞろ挨拶&枕が長すぎた感が満載なので、タイトルに沿って書いてまいります。
※編集注記:なお、校正作業によって正しくは「1,000字に抑えた」くらいになっていますが、セクション名は原文のままとしております。

先週のブログに色々とコメントを頂戴したのですが、そういやこの時の展開について詳細を書いていない事に気付いて今週のネタにしてみますw

読者の皆さんが『楽しい』・『面白い』と感じてもらえると信じて書かせていただきます。たまにトイレに籠りますが…(言わなければ判らん事を今週も自ら暴露する竹)

いつも読んでくれている常連読者の皆様は流石にご存知だと思いますが、『キャラクターショー』とか『着ぐるみショー』なんて呼称される、遊園地とかスーパーの屋上やら、駐車場、吹き抜け(アトリウムとか書いた方がお洒落なの?)なんかにステージを組んで催される、例の【子供さん向けのショー】の話です。

で、会場に合わせて綿密に台本が作成されているワケでなく、その日【現場を見て】からでないと決められない段取りもあります。というか、それが多過ぎるのが実情。

演者&ディレクター側からすると、それがこの手のライブショーの【面白いところ】でもあり【厄介なところ】でもあるのです。

まぁ、勿論【現場に居る全員が新人】のような地獄のような特殊な状況には殆どなり得ないので、居合わせている達者な先輩達に 引き摺られて 引っ張って貰い『慣れる』しかないんですが、そんなショーの現場でも事前打ち合わせができるパートもあったりするのです。

戦闘シーンの殺陣なんかも『先に決めておけばイイじゃん!』って思いますよね?

ところがどっこい。数行前に『ステージを組んで』と先に書きましたが、いい機会なので酷い現場を列挙していきましょう。

そんな現場は何故かクライアント様の担当者もヤル気がゼロな場合が多くてこちらも激おこぷんぷん丸…いや、激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームになってしまう事が多かった記憶があります。

〇そもそも【ステージ】なんて存在しなく、客席との境界線が無い
⇒子供さんがアクション中に近づく可能性が大で非常に危険!なので『三角コーン等を用意して欲しい』とお願いするも、何故かガン無視される。いくら事前にM.C.担当の女の子に注意を促してもらっても、所詮子供のする事ですからね。しかも、止めるどころか子供をけしかけるアホ親も高確率で存在します。

○ステージが琉球畳ほどのサイズの板でグラグラ揺れる
⇒いや、そもそも【戦隊ヒーロー】を呼んでるんだからさ、こっちは最低でも5人居るのよ。で、成人が5人身を寄せ合ってもその寸法だと乗れないってばw敢えてグラグラなのは、大道芸人を呼んだ際にジャグリングとかを盛り上げるためなのか?

○店舗の出入口の二重扉の間
⇒そりゃ、クライアント様のご要望とあらば、やれと言われりゃ何処でもやりますよ?でもね、【音響設備も置けないスペースで、ウルトラセブンと怪獣3体が無音でモゾモゾしているショー】を開催して誰が観たいのよさ?

と、光の速さで思い出せたのはこの3現場だけです。

誤解のないように補足しますが、大抵の現場はクライアント様側の担当者もノリノリな方が多いのもまた事実なのです。

 

そして『お遊び』

いつもの如くアホな脱線をしてしまいましたが、頂戴したコメントで【怪人が見に来た子供をさらう】というくだりが無くなった。というのがありましたが、考えられるのは2点あります。

最初に考えられるのが、クライアントからのクレーム。そして、チーム内をまとめるのが無理なので諦めた、とかアクション大好きリーダーの独裁体制で『お遊び』なんてやってらんねー!って決めてしまった。3つあるあるのは愛嬌として、こんなところじゃ無いでしょうか。あっ!【怪人が見に来た子供をさらうくだり】は『お遊び』と呼称されているのですが、会場を盛り上げる為に非常に重要な役割を担っております。

がしかし、このさらうという演出…というか『お遊び』ってヤツは、意外とセンシティブな問題を孕んでいる事が多くてですね。

というのも、先ず悪ボスの号令でステージから戦闘員が降りる際、その号令が『子供たちを殺す為に攫って来い!』なんて言いがちなんですよ。勿論、流石にそれはダメ。

古い時代には台詞として成立していたかも知れませんが、コンプラにうるさい現在は言わずもがなどころか、僕の現役時代でも即クレーム案件です。

更に、戦闘員が子供を吟味してステージに連れて行かないと、思いがけない大惨事に繋がります。

戦闘員達が『この子にしょう』と決めがちなのは、【ヤケにテンション上がってるチビッ子】と【泣きわめいているチビッ子】以外の子

更にはバランスなんかも考えて、他の戦闘員が既に【男の子♂】を連れてステージに上がっているなら【女の子♀】も忘れずに連れて行かないと。って云うのも大切です。ちなみに、♂と♀が揃いましたがKissは出てきませんw(忘れた頃に冒頭あいさつネタを反芻竹)

あとは、吹き抜けの現場なんかでありがちな【周りのフードコートで働くお姉さん】も4人目のお友達としてよく被害に遭われる傾向ですな。

ンが!しかし。ここで【ステージに上がってもらった子供さんが全く喋らない】とかなんて事に遭遇した場合も細心の注意を払わなくてはいけません。

これまたセンシティブな話で、障がい等で声を発する事が困難な子供さんだって居ますし、お子さんに対して悪ボスが『なんだ?オマエ。クチガキケナイノカ!』なんて言ってしまったら、先週のブログと違う意味でステージが燃えあがってしまいます。

何度も書きますが、やはりお客さんを巻き込む『お遊び』は、キャラクターショーの中でラストの殺陣と同じくらいに盛り上がるシーンといっても過言ではありません。

なので、それを削ってしまった。という事は、やっぱりクライアント様からの依頼という名のクレームでしょうかね?

大抵の悪ボスはディレクターも兼任しているのですが、脚本、マイク、影マイク、殺陣をほぼ独りでこなして、イレギュラーな事案にも瞬時に対応出来る彼ら頭の中がどうなっているのか見せてもらいたいですね。

全ての悪ボスに万歳!