『イマイチ秋らしさを感じない』という印象が拭えぬままに10月も過ぎてしまい、気付けば11月。
と言うことで、今年ももう残すところ2ヶ月弱なんですね…。
ただでさえ、毎年11月の頭になると諸般の事情で時の流れを如実に感じてしまうが故に溜め息が出がちですし、季節的な要素も相まって気持ちもやや下向きになりやすいです。
まぁ、気持ちは下向きという反面、皮肉な事に今年の年間収支は前年比で若干上向いているのは内緒ですw
という導入部もそこそこに、毎度のコラムテーマ発表です。
今回は、DOK羽根甘さんからの提案により…
■私の『パチンコ(パチスロ)座右の銘』
としてみました。
そんなもん特に考えた事ないという方も居れば、既存の諺や格言・故事成語を当てはめている方も居るでしょうし、自身なりの言葉や想いを込めたオリジナルの座右の銘がある方も居るでしょう。
で、私はというと、座右の銘・それに類するような心がけなんかは幾つもあったりします。
というか、幾つもあるが故に自身でも正確に把握しきれていないので、この場を借りて精査してみようかな…と。
其の壱~愉しめてこそ【遊技】~
敢えて初っ端に出しましたが、これが【すべての根幹】という感じですね。
そもそもの話として、自身はプロでも専業でも何でもなく、ただ単に遊技を趣味としているだけ。
それゆえに、セクション名のような想いが根っこにあり、裏を返せば『愉しめないなら意味が無い。』ともいえるのかな…と。
ただ、漠然と『愉しむ』といっても、その定義は人それぞれ。
その辺もあってか、いくつかの別の【座右の銘】に派生していく部分もあります。
其の弐~結果より経過~
前述した其の壱からの派生のものとなります。
自身の中では、結果も勿論大事ですが、それ以上に【経過(プロセス)】を愉しむ部分に対し、より重きを置いている感じだったりします。
で、ひと言で【経過(プロセス)】と言っても、そこには色々な意味合いがあるワケで。
例えば、好んで打つ機種でいえば、『スマスロ北斗の拳(Sammy)』ですと演出頻度や小役当選から内部状態の上下なんかを常時アレコレ考えながら打っていますし、『スロット ゾンビランドサガ(大都技研)』もSAGA高確・SAGAレベル・2種のCZ高確(G数契機/リプレイ契機)を推察しつつ打っていたり…と、そう言った観点で愉しんでいます。
他にも、演出・楽曲の絡みや魅せ方を愉しんだり、技術介入で己の技量と緊張感を愉しんだり…と、愉しみ方はそれぞれ。
逆に言ってしまえば、『多くの打ち手が、無意味な演出に目もくれずスマートフォンに視線を落としたまま延々スライド打ちを続け、G数やポイント蓄積での当選を待つだけの機種』なんかは、打っていても何ひとつ愉しいと思えないので、実戦対象から外す事が多いです。
また、当然ながら『立ち回り全般』も経過と捉えていますので、趣味打ちが主体といいつつも『クセをある程度読めるホールで、狙える時には高設定を探す。』というのも愉しみのひとつだったりします。
高設定狙いだけを愉しみとせずに、機種単位・コンテンツ単位でも愉しめているので、そう言った意味では現状でも愉しみながら遊技できている方なのかな…と思います。
其の参~エナ行為に縋るくらいなら帰る~
これも【其の壱】からの派生のひとつといえばひとつですし、【其の弐】があるからこその想い。という感じでしょうか。
【経過(プロセス)】に重きを置いている。と前述していますが、その中には『おいしい状態の台を探す。』というものは含まれて居ません。
勿論、立ち回りのひとつとして『G数や蓄積ポイントとしての狙い目』なんかも視野に入れる場合はありますが、そこに固執・執着したくない。と表現する方がより正確ですかね。
端的に言ってしまえば、所謂『徘徊』や『ベガ立ち』、『複数人での情報共有』を駆使して『おいしい所だけを掻っ攫う。』という事に、何ひとつとして愉しい要素を見出せないんですわ。
現に、遊技への矜持も愛着も何も無く、そんな狡い立ち回り是として恥ずかしげもなく徹底する時点で【遊技より結果(お金)が好き!】と証明しているようなものですからね。
そんな奴等と同じ括りで見られたくない。という想いから、エナ行為やそれに類するものには絶対的な拒否感を持っています。
其の肆~他人に遊技を勧めない~
ココで言う【他人】は【遊技経験や興味が無い者】を指します。
なので、判りやすく言うと『未遊技層にむやみにパチンコ・スロットを勧めるのはナンセンス。』という想いの表れですね。
敢えて書きますが、パチンコ・パチスロに関しては崇高なものでも何でもなく、むしろ社会の中で有益であるかと言えばその真逆でもある上に、あらゆる面でグレーから黒に近い存在でもあるワケで。
それを他人様に勧めるなんざ、私にゃできませんわ。
まぁ、そもそもの話として【自身の趣味を他人に押し付けること。】自体が死ぬほどダサいムーブでしかないワケですから、自身の中で遊技自体が【趣味】というポジションである事を鑑みると、そう言う意味でも【ナシ】です。
そりゃ、遊技人口が増えて欲しいとは思っていますが、それはあくまで遊技業界の存命のため。
更に言えば、遊技人拡大のために試行錯誤するのは自身の役目ではなく業界(メーカー、ホール、各種媒体等)の役目であり責務と思っていますし、己の活動でそこに何かしらプラスに寄与したいとも&寄与できるとも思っていないですからね。
こうしてライター活動をさせてもらっていますが、色々と分を弁えているからこそ、それなりに長い期間活動できているし、モチベーションも保てているのかなぁ…と。
其の伍~ホールは独りで行くもの~
基本的に、よほど気の置ける相手かつ遊技へのスタンスが自身のそれとほぼ同等である者でない限りは、連れ打ちはしません。
それゆえ、過去に連れ打ちした人数も回数も、遊技暦もそれなりだというのに未だに片手で数えても余るくらいです。
まぁ、完全に持論でしかないのですが、『遊技は【孤】で向き合うもの』と捉えていますので、『複数人でホールに行きたい』という感覚が先ず私の中に無いと言うか。
元々から必要以上に群れたりつるんだりするのが嫌いというのもありますが、前述の【其の参】で綴ったような『エナ&お金大好き』な人種を、所謂【軍団】とほぼイコールな存在と思っていますので、それに対する拒否感・アンチテーゼとしての位置付けでもある。といった感じですかね。
こう言う考え方であるが故に、前述の【其の弐】のような愉しみ方をしているのか、それとも【其の弐】が礎となって本項のような考えになっているのか。
自身でも、未だにこの【卵×鶏】的な部分は、どちらが先なのかはよく判っていません(苦笑)。
ちなみに余談ですが、パチゲーセン/スロゲーセンに関してはホールとして括っていない、完全なアミューズメント空間という風に認識しているので、この考え方の対象からは除外しています。
其の陸~遊技機は大事に扱え~
長いこと遊技に接しているがゆえに、時として『無情なレベルの大ハマり』であったり『理不尽なレベルの激アツハズし』、『良挙動からクソ挙動への逆V字』のような挙動・展開に直面する事も少なくありません。
勿論、比較的温厚※な私であっても、上述のような挙動・展開に対して怒り・苛立ちがふつふつと湧きあがる事だってあります。
※一部で『ジャックナイフ』やら『トマホーク』やら言われているのは気にしないw
ただ、だからと言って台に八つ当たり…所謂【台パン】をかますのはお門違いだと思っていますので、やりません。
しかしながら、残念な事に遊技機界隈において、いい歳した格闘家・レスラー崩れの炎上系YouTuberがパフォーマンスなのかガチなのか台パンしている動画なんかもあったりするんですよね…。
まぁ、救いようが無いレベルで面白くなくダサい上にみっともないというか、もっと言えば『パチンコ/パチスロ打ちってこんな人ばっかなんだ…』のように同系列で見られかねないので、業界にとって迷惑千万でしかないとも思っています。
だいたい、台を選ぶのも、遊技を続行するという選択をするのも、他ならぬ『己自身』。
要は、自己責任で遊技をしているハズですし、己が相対する遊技機についても確率が付きまとう以上は『絶対』なんてないのは百も承知しているハズですから、言い換えれば、遊技機側に【落ち度】なんて何ひとつ無いワケで。
なので、台パンしたいと思う事自体がもはや異常者の思考と認識していますし、そんな殴りたいなら『判断を見誤った上にヒキの弱い己自身』を殴れや!と、常々思っています。
また、悠遊道の動画等やその撮影への随行なんかでレトロ台を多く目にしていることもあり、更にはここ数年で実機持ちかつ遊技機に愛着を持っている友人・知人が多くできた。という側面からも、遊技機を大事に扱いたい気持ちが強まっているのかなぁ…と。
と、思いつくままに6つほど挙げてみたのですが、綴ったものがすべてではないです。
というか、おそらくキリが無いレベルで幾つもある…正しく言えば、幾つ挙げてもアレもコレもと追加で思いつく。という感じですね(汗)。
それこそ、挙げたものは遊技に寄っているというか、遊技に特化した【座右の銘】を主としましたが、別段遊技に限定せずに『趣味全般に対して言えるもの』や、『趣味や仕事まで全部包含した上での己自身の生き様・生き方に関するもの』等々もありますし、内容についても軽いものから重いものまでありますのでね。
ただ、流石にもうボチボチ毎度の平均文字数近くになっているであろう事は書いていて判りますし、是即ち、もう十分に長文である事も確定しているワケで…w
とりあえず、コラム執筆という分野に限った話ではなく、私に【腹八分】と言う語は無縁なようです…(苦笑)。
といったところで、文字数も満腹状態だと思われますし、当方のコラムを〆させていただきます。
(K.S.Yuki)
特に陸、なんでもかんでも“自分のせい”と考えないでナニが我が人生か?なんてね思うので。郵便ポストが赤いのは自分のせいなんですよ。
あと伍も同感です。どっかの酔っ払い元専業はよくわからない相棒と度々連れスロしてるみたいですけど、あれは元職の性なんでしょうかね?SAGAだけに。
そして(変換候補に無い)4。物語シリーズを打たなければ未だ出会っていないかも知れないコレを、さすがYukiさん使うんだなあとそんな事を思ったもう結構秋真っ只中北の方の私です。
>ギルB 様
ポストのくだり、落語の「綴り方狂室」ですな。
酔っ払い元専業のポストで、確かに連れ打ち云々は見た記憶は。。。
まぁ、その後の酒席がメインな感じなので、打つ部分は二の次に見えてますがw
肆は変換しづらいですよね。お察しの通りに、化物語のおかげで数字の大字を覚えました。