何気に映画鑑賞も私の趣味の一つです。連日朝から晩までパチを打つなんて愚行はとうに卒業し、勝ち逃げ上等で映画館へ行くこともしばしばです。それは、その昔ピーク時は8軒くらいあったらしい私の地元の映画館(私が憶えてるのは3軒ですが)も、今は僅かに1軒。その灯を消さないように、という気持ちも。

そう、観客は私1人(または家内と2人)の貸し切り状態、な時もしばしばです。なので気になった作品はできるだけ観に行ってます。2024年の1年間に観た映画を列挙してみますと。

「ある閉ざされた雪の山荘で」「ゲゲゲの鬼太郎・誕生の秘密」「身代わり忠臣蔵」「鬼滅の刃・絆の軌跡、そして柱稽古へ」「ゴールデンカムイ」「四月になれば彼女は」「ゴジラVSコング」「陰陽師」「名探偵コナン・100万ドルの五稜星」「あぶない刑事」「マッドマックス・フュリオサ」「パーフェクトデイズ」「キングダム・王の帰還」「90歳何がめでたい」「侍タイムスリッパー」「ラストマイル」「室井慎次・敗れざる者」「室井慎次・生き続ける者」「十一人の賊軍」「八犬伝」「正体」「アイミタガイ」「ドクターXファイナル」「銭天堂」

全部で24作品ですね。この中でマイ・ムービーオブザイヤーは「キングダム・王の帰還」です。安田さん同様にコミック誌も毎回出るのを楽しみにしている(最新号は七十四巻)キングダムのストーリーの中で1番感動するシーンが今回映画化されました。そう、あの無類の強さを誇る王騎将軍が死ぬシーン(キングダムで1番好きなキャラなのでイラスト描きました)。はい、地元映画館の小さ目スクリーンでは物足りず、大きなスクリーンと轟音響を求めて大阪へ2度目観に行きましたね。

王騎将軍扮するため体重20キロ増やしつつ筋トレして臨むという大沢氏の俳優魂は見応え十分です。また、その他良かった作品は「ゴールデンカムイ」。これはコミック未読でしたが、北海道の雪の中を所狭しと戦うシーンが素晴らしい。敵も味方も個性的です。

「パーフェクトデイズ」は平凡なおじさんが主役。おじさんの仕事は各公園にあるトイレ清掃。この地味な設定ながらおじさんの悲哀を見事に表現した役所広司氏の演技は見事でした。

「ドクターXファイナル」は、名優西田敏行氏の遺作となってしまいました。それ関係なく、実に泣かせる展開です。いや~感動しました。今年1番泣いた映画でした。

次に、過去3年間のマイ・ムービーオブザイヤーも紹介。2022年は「トップガンマーヴェリック」。これも地元と、大阪の大スクリーンと2度観に行きました。内容はアメリカ的ハッピーエンドですが映像とトム・クルーズがカッコ良すぎです。

他に良かったのは「サンダーバード」。これ、子供の時に観てて大好きだったこともあり、それを再現させた内容で「ファイブ!」と来た時鳥肌が立ったものでした。

「コンフィデンスマン」は騙し騙されな内容ですが、実はアレも騙してた話でびっくりさせられます。長澤まさみ氏の実にはつらつとした演技がいいですね。

2023年は「ゴジラ-1」。これも地元に加え、遠征し大スクリーン必須でした。いや~迫力ありましたし、過去10年で個人的1位の作品とよく似てました。つまりスクリーンの開始が空中撮影からスタート。はい、過去20年間でのマイNo1は「永遠の0」です。4回観に行きました。

2023年に戻って、他に良かったのは「仕掛人・藤枝梅安」。豊川悦司氏の実に味のある演技が良く、藤枝梅安2も同様に良かった。そうそう、豊川悦司と言えば「もうええでしょう」が流行語大賞にノミネートされた「地面師たち」(Netflix配信)のハリソン役がこれまたハマってました。これは映画ではないですが、地上波では相手にならない恐ろしく面白いドラマです。また「スラムダンク」はアニメで知ってるストーリーながら新しい話も加わり、実に動きがリアルに作られてましたね。「RRR」は映画大好きインド映画で、2人の主人公の現実離れしたアクションは必見でしたね。ストーリーもしっかりしていて3時間があっという間でした。

こちら田舎ではもう1軒しかない映画館。例えば2024年12月封切りの「はたらく細胞」とか、観たいけど来ない作品も多い。なのでこの映画は家内と三田の映画館まで観に行くことになりそうです。で、本日1月3日。今年初の映画鑑賞としてこれを観てきました。いや~アクションあり感動あり勉強になる話あり、面白かったです。映画って、やっぱりいいものですね。