久々に勝つパチンコの基本に戻った話を書いてみます。

ボーダー理論で勝つパチンコに於いて、切っても切れないのが【確率の収束】と言っていいでしょう!コレが無ければボーダー理論は成立しません。

ココを読んでおられる方はそんなことは百も承知、私が改めて解説するまでもないですが、初心者の方が見てないとも限らないので、一応ボーダー理論で勝つとはどういうことか!を書いておきます。

それは確率通りに当たった時、収支が±ゼロとなる千円辺りの回転率をボーダーとし、それより廻っていれば勝てるという理論。

つまりボーダーが@20(千円辺り20回まわる)台であれば、@20を越えていれば勝てる、逆に@20を下回った場合は負ける。要するに@19じゃ負けて@21なら勝てるという理論

しかしながら、その日その日では中々そうはならない・・・@18で大勝ちしてみたり@23で大負けしてみたり。

ん!って事は、当てたもん勝ち?・・・ところがどっこい大作!←昭和か!ってか誰も知らんやろ!(笑)

この理論はあくまで初当たり確率に連チャン回数、さらにはラウンド振り分け、全てが確率通りに収まった時、初めて有効となる理論。1日や2日の短いスパンでは、ほとんどそうならないので、廻らないでも勝った、廻っていても負けたという現象が毎日のように繰り返されます。

これが一週間、一ヶ月、一年と長くなればなるほど、嫌でもその確率に近づいていきます。その近づいた時が、まさにこの理論がモノを言う場面(笑)

おおよそ確率通りに収まった時点で、いつもボーダーより上回る台を打っていた方は嫌でもプラスに、逆に下回っている台を打っていた方は当然のようにマイナスに。

このように稼働が増えれば増えるほど、その確率に近づいていく現象を「確率の収束」と言います。つまり試行回数を幾ら増やしても、その確率からドンドン遠ざかる人はこの世にはいません!理論上、無限に試行回数を増やせば、必ずゼロ地点(全てが確率通りなる地点)が来ます!

最初に10倍ハマリ・・・いや20倍ハマリを喰らおうが関係ありません。いつか必ず、ピッタリ収束する日が必ず来ます。永遠に来ないという確率はゼロです。

つまり、ちょっと乱暴かも知れませんが、確率は必ず収束すると考えた方が分かりやすいかも知れません。

もちろん、そういう力が働く事はありませんが、稼働を増やすと自然とそういう方向に向かうのは事実ですから、プラスの台を打っているのに結果が付いてこなくても腐る必要はないですし、逆にマイナスの台を打っているのに沢山勝っている場合は、このまま同じような台を打ち続けていれば確実にマイナスに突入すると覚悟した方がいい。

たかが200や300程度の分母しかないパチンコ。その稼働数にもよりますが1年経っても1/300が1/400とか1/500になる・・・なんて人はマズ居ない。

私の経験では、年間で仕事量が100万くらいだった場合、実収支はおおよそ±50万以内(50万~150万)に収まっています。これが±100万を越える事があるとすれば、それは激レアと言っていいと思います。

しかしながら、その上下のブレに関して見落としがちなポイントがあります!

それはボーダーを沢山越えていればいるほど上下のブレも少なくなるという点・・・つまりボーダーより僅かしか越えてないと、滅茶苦茶ブレやすいという事です。

例えばボーダーを遥かに越えている台を10日間打つのとボーダーを僅かしか越えていない台を100日間打つのでは、仮にトータルの仕事量がどちらも全く同じだったとしても、前者は仕事量に近い数字に落ちつき、後者は仕事量からかけ離れた数字になる事も珍しくありません。

例えばトータルの仕事量が50万とした場合、短い期間ながらよく回る台を打てた場合の実収支は40万~60万の範囲に収まり、ボーダーを僅かしか越えてない台を長い期間打った場合の実収支は0~100万の範囲に広がると言った感じです。

つまり安い台を稼働日数でカバーするというのは大きなリスクを伴うと言う事です。

まぁ、そうは言っても、現状プラスの台がホントに少なくなっていますし、越えていてもホンの僅かですから、収支がブレるのは当然、ある意味仕方がないと言えるでしょう(苦笑)

次回は遊タイム機種の収支のバラツキについて書いてみたいと思います・・・いつになるか分かりませんが(笑)