(前回からのストロークの続きです)
そこから数日。徐々にヘソがシマり、
「もうちょっと何とかしないと、出玉を取れても打てなくなるぞ」
となってから、更に試行錯誤をスタート。
「もしかして、弱めに打てばバラ釘を外回りする玉が減らせないか? 可能ならば、同時にワープへの寄りつきもアップするし」
とやってみました。
結果は多少の効果あり。損する可能性も承知で一日試してみたところ、千円1回転少々回りが上がったのです。
最終的に合わせは
「谷釘とその下の連釘の間を通し、なおかつ、その間にある1本釘の上をスルリと抜ける玉を増やすイメージで合わせる」
という、何だか哲学的なストロークになりました。
弱く打つことは玉の勢いを削る面があり、こぼれ玉や損なルートへ流れる玉を減らせても、結果として回りが上がらないことも多いのですが、野生の王国の場合は道釘の角度のせいなのか?(100%の検証はできず)さほど玉の勢いは消されていなかったようです。
ちなみに、海シリーズなどはこの逆。沖縄3ではチョロ打ちの1段上を狙うとバラ釘でのこぼれをずいぶん減らせますが、回りはむしろ低下。
特殊な調整以外は、ヘソに届く玉もステージに乗り上げる玉も足りなくなります(数採りでは回転率自体も、ステージからの入賞も減少)。
なので、沖縄4では試していません。パチンコは難しいね。
では、今回学んでほしいこと。
「こう打ったら、こうなる」という根拠を基にストロークを選択することです。
むろん、打ち込まないとわからないことも多いので、合わせを試す時点で
「ここを狙ったら、玉はどうなる?」
というイメージを持って臨むべし。
また、玉の動きは往々にしてイメージと乖離しがち。先の海の弱め打ちなどは典型です。頭に描いたイメージと、実際の玉の動きの差を常に意識して、正確な数採りから正解を目指していきましょう。
注)今回の話は、釘やストローク以外にも物凄く多くの場面で応用が効く話です。後々同じテーマで、別の具体例を書くことになると思います。