ようやく仕事が落ち着いてきたK.S.Yukiです。
前回の記事の冒頭でも書きましたが、年度末はやはりバタバタしてしまいますね・・・・。
ただ、それなりの職歴もあるので、そんな状態を解消すべく巧く調整を進めて立ち回ったり、時には強引な戦略なんかも用いつつの日々。
苦労の甲斐あって、ようやく落ち着いて実戦可能なタイミングが出来たのですが、実戦先でもまるで前述のような流れでして・・・w
そんな感じで、妙に仕事のアレコレとリンクするかのような内容になった実戦の方をご覧ください。
・実戦ホール
→筆者地元(都内)の駅近郊PS併設店
・ホール特徴
→バラエティ色強めの機種構成
・交換率
→50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
→平成30年 2月26日(月)
・実戦開始時間
→19時00分頃
実戦日は、久々の完全なるノー残業となった貴重な日。
残業のあった日でも、ノーマル機3本勝負やCR天竜∞(マルホン)15分勝負等はしていますが、さすがにそれを実戦記として寄稿するのは個人的に違うような気がしており、今回は「身のある実戦」にしたいなぁと思いながらホールに向かいます。
・・・とは言え、2月・月末・週明け・平日と、あまり打ち手的には望ましくない条件が連なっている気がしますので、立ち回りはシビアに行く必要がありますね。。。
と言うことで、先ずはこの機種からスタートします。
1台目 3×3EYES~聖魔覚醒~(大都技研)
低設定域でも比較的甘く、更に看破しやすい上に目押し力さえあれば安定感抜群の「設定C」が搭載された機種です。
とりあえず、未遊技状態な上に連日さほど稼働が付いていないので、設定Cか否かだけ判別します。
投資6本で211G回した時点でBB、チャレンジBONUS共になし・・・。
まぁ、少なくとも設定Cは望み薄な状態ですし、一旦見切ることにします。
2台目 ハナビ(アクロス)
こちらも、やはり低設定域が甘い機種となっています。
そして、履歴は総遊技336GでBB・RB各1、現在143Gの状態となっています。
・・・ハナビでさえこの稼動状況か。。。
そんな不安を抱きつつ打っていくと、投資3本の時点でも風鈴がゼロ回。。。
まぁ、アクロス系ノーマル機で起こり得る範囲の偏りではありますが、不安要素が強いのでヤメておきます。
3台目 THUNDER V REBOLT(アクロス)
見切りが早めとは言え、ノーマル機で何もないまま3台目は少々芳しくない展開ですね・・・(汗)
こちらもサザンアイズ同様に朝イチ状態ですので、通常時のベルをカウントしつつ、BB中の斜めベルとREGを中心に見つつ打って行きます。
・・・と、思っていたのですが、ハナビ同様に投資3本でベルがゼロ回。。。
ここまでの3台、割とセオリーどおりかつ無難な機種選びをしているハズが、何もかもが噛み合っていない状況ですね。。。
勿論、基本的には甘めの機種ばかりですし、小役落ちも偏りの範疇なのですが、どうも「何かが違う」と言う思考が強まっていくばかり。。。
休憩コーナーで、缶珈琲を飲みつつ設置機種一覧を眺めること数分。
私が出した結論は、「言い知れぬ不安は、力でねじ伏せる」でした。
そんなストロングスタイル思考への転化で選んだのはこちら。
4台目 ビッグドリームinロストアイランド2(タイヨーエレック)
まさにストロングスタイルの象徴たる機種です。
システム的には、前回の実戦記で触れた南国物語SPECIAL(オリンピア)やリノ(山佐)と同様、リアルボーナス連荘タイプです。
便宜的に「通常時」とされる状態はMBフラグが立っており、特定役のこぼし目によるMB入賞・消化を経て、擬似的な「高確率状態」に見える「ボーナスが抽選される状態」に移行させるゲーム性となっています。
そして、特筆すべきは連荘性能。
継続期待度は85%~90%とも言われており、平均で7~10連が期待出来ます。
破格の連荘性能を有していますが、ボーナス比率はHHB(BB)とHB(REG)が約1:9とREG中心ですし、連荘の保証もありません。
よって、リノタイプが好きな人でも躊躇するような荒波マシンとなっています。
まぁ、マイルドな機種では無い。と言うのは・・・
この下パネルのギルガメッシュの不気味な笑み(?)を見ていただければ判るかと・・・w
通常時は、全リール順押しフリー打ちで消化し、「神撃目」をひたすら待ちます。
中段にピンク色のシンボル(雲?)がテンパイしたらチャンスとなり、右リールの4択に正解すれば「神撃目=MB入賞」となります。
設定6ですと1/55.8程度でチャンスが訪れるのですが、まず期待できないので、せめて設定1の確率分母である128回転までにはチャンスが到来して欲しいところですね。
そう思っていると、投資5本目の130Gにてチャンス到来!
右リールの4択に正解すれば、中段に青雲or月が停止します。
そして、ここまでの総投資を考えると、是が非でも一発でツモりたい局面・・・
左手でリール窓を隠し、直感に委ねて右リール停止!
恐る恐る左手を離すと・・・
無事、一発ツモ!ありがとうございます!
とは言え、まだ安心は出来ません。
連荘期待度が高いと言えど、実戦上でノーボーナスや単発も経験したことは多々あります・・・。
せめて下皿はカチカチにしたい、そう思いながらボーナス抽選状態を消化します。
ちなみに、ボーナス抽選状態では逆ハサミ打ちで右リール上中段にBARを狙うと効率的。
中段まで7が滑ればHHB濃厚、BAR停止時は左・中に7をフォローし止まればほぼHB、止まらなければ危険目。と、非常に判りやすいです。
また、低設定域のほうが転落しにくい仕様ですので、設定に期待できない時ほど(ある意味では)チャンスですw
と、そうこうしている内に・・・
幸先良く、一発目からHHB!これはモチベーションが高まりますw
ボーナス中は、順押しで左リールに7を狙い、中段に停止したら右リールにも7を狙い・・・
画像のような停止形の次Gから背景が変化し、11枚役が揃うようになります。
また、ボーナス終了画面では・・・
右上に表示される月が半月で設定2以上、満月で設定5・6が確定します。
説明もそこそこに、単発を回避した安堵感で気持ちに余裕が出来たおかげか、その後も順調に連荘し・・・
HHBへの振り分けにも恵まれ、8連で早くも1,000枚突破。
その後も連荘を重ねますが・・・
残念ながら、HHB:3のHB:11、都合14連にて終了。
とは言え、期待値を上回っていますので、上出来の結果です。
そして、設定に期待できない状況であれば「一撃離脱」が正解ですので・・・
これにて実戦終了としました。
投入: 850枚
回収:1,511枚
差枚: +661枚
リノ、南国物語SPECIAL、ビッグドリームはどれも好んで打ちますが、やはりビッグドリームはヒリつき感が違いますね・・・
語弊があるかもしれませんが、今回のビッグドリームとスーパーリノMAX(山佐)については、パチスロではあるものの「庶民の遊び」ではなく「貴族の遊び」的な感じに思えますね。。。
低設定域の確率通りでも、チャンスが来るまで投資4本~6本を要しますし、いざチャンスが訪れても4択/3択に蹴られれば水の泡。。。
そして、見返りは大きいとは言え、あくまで期待値であり、ボーナス1回すら確約されていないワケですからねぇ。。。
ただ、打ち手を選ぶ機種ではあるものの、仕組みは良く出来ていますし、リスクに見合う結果にも期待が持てるスペックなので、立ち回りの中に組み込めるよう知識は持っておいて損は無いと思います。(とは言え、くれぐれも「自己責任」にて遊技されますようお願いします。)
次回は、ストロングスタイルに頼らずに安心して打てるような実戦になると良いのですが・・・(遠い目)
そんな感じの第9戦目実戦記でした。
(K.S.Yuki)