ブログやツイッター、フェイスブックとSNSの浸透は著しい。
多くの人が抵抗無く、文章を他人の目に見せられる時代が来たってことだね。

文章なんて書いているうちに勝手に上手くなるもの。実際、多くのSNS利用者の書くものは昔よりレベルが上がっていると思う。
うちの悠遊道フレンズのライターさん達も、読むたびに「やるなあ!」と感嘆し、読み入ってしまうものね。

ただ、まだファンの方と話をすると、書く前に考え過ぎてしまう方がおられるようだ。
そこで、今回は安プロ流の原稿の書き方のコツを記してみたい。
自分の文章は別に上手くもないのだが、速い仕上げが取り柄。キーボードを前に手が全く動かない方には、敷居を低くする助けになるかもしれないんでね。

☆その1 内容は書く作業の前に作る
マンガやドラマだと、小説家の先生が書けなくて唸っている描写がよくあるけれど、そういうのは立派な作家さんにまかせましょう!

自分は日々の稼働の中で、「これは書き物のネタになるかな?」という出来事を、片っ端からメモっています。
そういうのを基にして、原稿に取り掛かる前日とかの空いた時間(風呂上がり等)に箇条書きでいいから内容を作っておく、と。

コラムだと、一応
・前フリ
・具体例
・自分はどう思うか?
・まとめ
みたいに、起承転結的な物も意識はします。

ここまでやっておけば、PC(自分はワープロですけど)に向かってからは、言葉を繋ぎ合わせる作業になります。
これで書き始めはずいぶん楽になるんじゃないかな。

☆その2 自分の文体を作る
これも筆を滑らかにするコツです。
自分の場合はカタいの(紙の方で解説や指南で使用した形)と、柔らかいパターン(話し言葉に近いやつ)があります。
使い分けが面倒で上手く分けられない時も、ある程度ごっちゃになってしまう時(意図的な場合もあり)もありますが。

ちなみに、現在連載中の紙の方の日記では、必勝ガイドの「つぶれてたまるか」は話言葉メイン、漫画パチンカーの方はややカタい方をメインにしています。
あっ、話し言葉に近い文体は、かつて白夜書房系のパチンコ誌で大活躍した銀玉親方、山崎さんの影響が強いです。
試しにやってみたら「これ、速く書けるわ!」とね。

需要がどのくらいあるかわからないテーマですが、長くなりそうなんで次回へ続けます。
また来週~。