10年ひと昔とは言いますけれども、ボクのようなオッサンになるとテレビや芸能人というものに興味を持ったのはもう二昔三昔前になってきます。その頃芸能人の訃報を聞いても全然ピンとこなかったものですが、星野仙一氏や衣笠祥雄氏くらいになってくると、選手・監督としてバリバリだった時を見ているわけで、またこちらの受け取り方も違います。

5/5に地域ボランティアの集まりで「YMCA」熱唱してきたばっかなのに……早いよヒデキ。

きっと今週末のカラオケランキング一位になるんじゃないかな。それだけ多くの人に愛された方だと思うから。

心よりご冥福をお祈りいたします。

パチンコ・パチスロでどちらも西城秀樹をモチーフした機種が出ていますが、ボクが打った事があるのはパチスロ「ヒデキに夢中(オリンピア)」の方。

ご存じないという方は下記を見て頂くとして

4.7号機・ボーナス連荘タイプのストック機として登場したこいつは、ギャランドゥのループ率が設定1-5は66%、設定6は6%という6だけ超見抜きやすい代わりに1~5はほとんど分からん、みたいな仕様でした。

ループしたのを確認して捨てたら6だった、なんてこともあり、とっても相性が悪い機種でして。設定6に座れたのはその一回のみ。つまり、しこたまやられた系の機種。

プライベートでは、スポーツライターとパチスロで食っていくことの同時並行が難しくなっていた甘ちゃん20代半ばの時期で、なんか色々とイヤな思い出しか蘇ってこない機種ですね。

アレ、思い出したらちょっとムカついてきたぞ。ヒデキにもパチスロにも何の罪もない話だけど。

でも、なんか気になって座りたくなってしまう機種の一つでした。

当時はパチンコ・パチスロがBGMオンリーから『歌入り』に変わっていった時期で、一方でパチスロから出目の意味が失われていった時代。それでもブーメランとか傷だらけのローラとか良い歌と当たりが伴うとキモチイイわけで、そんなシンプルな理由でも意外と惹かれるもんなんだな、と思ったもんです。

実際、今も打ちたい台とか気に入った台に『音』は大事な要素で、その一つの礎にもなった機種とも言えますね。

 

訃報ってやつはいつ聞いたってイヤなもんですね。人はいつか必ず死ぬと分かっていても、自分の家族や友人は勿論、好きな芸能人なんかが死んだらやっぱりショックを受けわけで。

パチンコ業界では、池上蓮さんが亡くなった時は本当にショックでした。アイスバケツチャレンジなんてものが流行るより前、ALSだと聞いて、それが回復不可能かつ原因不明の難病だと知っていたボクは、何もすることが出来なかったしかける言葉も持ち合わせていませんでした。絶句したとは正にこのことで。

池上さんとは、安田さんとお知り合いになるより前にお会いして、実際に酒席をともにする機会がありました。雑誌のイメージとは全く違う気さくな方だということや、若い頃はまぁまぁヤンチャだった、なんてことを実際に会って知ると、誌面(今ならウェブ上)から一方的に作り上げるイメージというものが、如何にアテにならないかを教えてくれたような方でした。

そして悠遊道へとつながる人との出会いをくれた方でした。

悠遊道は、ライター陣・読者層ともに少々年齢層が高めな業界のアナザーストリームなわけですが、30代、40代にもなってくると、急な訃報というのも後を絶たなくなってきます。

古き良き時代、というといわゆる懐古厨みたいでイヤな気持ちになる方もいるかと思いますが、歴史からは必ず学ぶことがありまして、パチ・スロでも残していくべきものがある、という思いでスタートしたこのサイトで、メンバーがいつ病魔に襲われるかも分からないわけです。

くれぐれも皆さん、お身体だけはご自愛くださいませ。

毎日1.5Lくらいのお酒を飲んで、タバコをパカパカ吸ってる人に言われたくはないと思いますけどね。

 

おまけ

ゆきちさんに心構えを色々と教えて頂いて、ようやく『ポジりたい病』『すぐ利確したい病』『損切り出来ない病』の初心者三大疾患から脱した結果、一時期元金15万まで凹んだビットコインFXがなんとかここまで戻ってきた。

月次でプラスになったのは先月から。トータルでFXに突っ込んでる元金は45万円なんでまだまだマイナスなわけですけども、少しチャラ線が見えてきた。

ネットでライジンマンの景気のいい話を見て打ちぇぇぇ、と思ったり、知り合いから天龍の景気のいい話がLINEで届いたり、打ちたい気持ちはあれど、激増している原稿仕事がそれを許してはくれず。

自宅で出来るお遊びギャンブルは、適度な刺激でココロの健康にゃ必要や、ってことで、今後も時折こんな話も混ぜていきたいと思います。