長いパチプロ生活、消えて行く打ち手をたくさん見てきた。
勝っても勝ってもお金が残らない人、釘が読めない人(驚く人もいようが、実際に結構いたんですよ)、パチンコ以外の面での弱さを克服できなかった人(このパターンは多い)etc.
自分の場合は今月のゆるパチ日記のように、弱みを常々意識している(直らないけど)。
だから、「こうなるとまずいぞ」という場合分けが自然とできてしまった。
というわけで、今回は「これは危険信号!」という例を挙げてみる。これはプロ以外にも当てはまるので、「最近調子悪いなあ」という方も参考にしていただけたら、と。
☆アテがないのに、前日と同じ行動を取る
自分はアテがないと朝起きるのも苦痛なんだが、パチプロさんは元気に毎朝やってくる。
でも、その元気があれば、別の選択肢を探る努力も簡単なはず。
特に今のホールは何でもない日に釘がアケられることは極端に少ない。アキを待てる店以外は「あぶれる前提で行き、やっぱりあぶれる」になりやすいのだ。
「勝っている人がいようが、自分が台を見つけられない場合は、勝てない店と一緒」
こう考えると、自分に合った店や状況にたどり着きやすいかも。
これは自分がよく言う
「人が多くて座れないなら、それは勝てる台が無いのと同じ」
に通じると思う。
自分のように渋い店で重箱の隅をつつくタイプのプロが打てていても、回りで勝負しようというプロが勝てるとは限らない。
スタイルと相性がいい店はたしかに存在するので。
もちろん、勝負ラインも違いますしね。
☆果報を寝て待つ
大昔は毎日をコツコツ埋めなくても、新装や新規&改装を拾っていけば、そこでドカンと勝ったお金で生活できたりしました。
若い方々は信じられないでしょうが、実際の話です。
店や台の情報も知り合いから何となく回って来たりしてましたしね。
ただ、今は努力をしない人に僥倖のプレゼントは殆どないと思っていた方がいいです。特にピンの打ち手には。
自分の経験上、一番まずいのは「何をやったら勝てるか思い浮かばない時」です。
ホールに顔を出して戦略(立ち回り)にしろ、戦術(個別の機種選択や打ち方)にしろ、模索を止めたら待っているのはドン詰まり。
逆に、「まだこの先、困ったらアレをやればいいし、こういう道もある」と思えると、すがる物というか光が見えるので、後は実行するだけです。
(気持ち的にも楽)
もちろん、こんな考えを強制はしません。
パチンコはみんなが違った向き合い方、勝ち方をすればいい。また、打ち手が自分みたいなのばっかりになると、それはそれで自分自身やりにくいし(笑)。
それに、「大丈夫かいな、あの人」みたいに思っているプロが、何年も元気にホールで打っているなんてこともありますしね。
多分、自分の考えつかない方策がまだあるんでしょう。パチンコは奥が深い!
一昔前は、良い台がありすぎて自分の体が足りないという事態に遭遇することがよくあり、もったいないので友人を誘ったりということも多かったですね。そういう人たちも当時はプラスでいられましたが、今は(ほとんど打たなくはなりましたが)適当な台を打ち散らかしてマイナスのようです。どこで見切りをつけられるかという判断も、プロには必要なのでしょうね。プラマイゼロのラインでは手遅れですから・・
私も、今は環境的に通える店がひとつしかなく、その店の状況次第で即ダメになってしまうのですが、プロではないので常に立ち回りを変えつつ何とかプラマイゼロのところで遊べています^^;
獣さんへ
そうですね。「昔は良かった」ばっかりになるのも嫌なのですが、
今は私も勝つための努力を10年、20年前よりずいぶんしていて、この有様です(汗)。
一軒だけでも手持ちホールがあるのは、素晴らしいことですよ。
プロ云々でなく、上手にパチンコと付き合えているのは、立派なことだと思います!