初めに言っておきます。
朝比奈の人生で最もアツい日は
もう2度と訪れることはないでしょう。
最もだから、そりゃそうか。
私の人生において、最も好きだったマシンは
『パチスロ鉄拳2nd』である。
そのマシンが全盛期の頃は、設定関係なく
毎日毎日毎日毎日毎日
狂ったように打ち込んでいました。
旬が過ぎて、台数が減ってきてからも、とにかく打ちまくっていましたが、
そろそろ…かな、という時が近づいてきました。
私の近所のホールは新台が入っても、
何故か稼働の少ない鉄拳2ndは3台残っていて
私にとっては嬉しい限りでしたが、
その時が近いのはわかっているので
その時が来る前に、
「このホールの鉄拳2ndで万枚を出したい」
その一心で無我夢中に打つ毎日。
そんなある日、ベタピンとわかっていても打ち込んでいた私にチャンス到来!
奇数設定はARTに入りにくい変わりに上乗せゲーム数が大きいのがこのマシンの特徴。
その特徴を生かし、上乗せに上乗せを重ね、午前中のうちに残りゲーム数は1000G超えとなりました。
高設定ではなかったので、ボーナスが思うように引けず不安もありましたが
閉店2分前にどうにか差枚万枚を超えたのです。
今までの努力が報われた気がしました。
好きな台で万枚を出す。スロッターにとってコレが最大の喜びでもあります。
欲を言えば、一撃万枚…。
そう思って、次の日もそのホールへ行くと
そのホールは閉店していたのです。
もちろん、全国を探せば、まだ設置しているホールもあります。
しかし、もう二度とこのホールで打つことは叶いません。
店長さんの好みで鉄拳2ndを残していただけかもしれないけれど、
毎日このホールに通って打ち込んでいた私が、万枚を出すのを待っていてくれた気がして
忘れられない日となりました。
今では建物が壊され、更地となってしまったのですが、
車で通りすぎる度に、あの日のことを思い出します。
その後は、設定関係なく打ち込める台に出会えることもなく、
あそこまで毎日通ったホールもありません。
また、そんなに打ち込めるマシンと
通えるホールに出会いたいものです。
ユキ姫へ。今回のコラムを一読、貴女のもう一つの一面を発見。本来なら卓越した観察力と知識で5号機基準の最大の攻略法である設定看破により勝利へのプロセスを実行していますよね。正直驚きました、状況を外しても好きな台を打ち込んでいたなんて。でも本来そーなのかも好きなときに好きなだけ!ソレがスロットなのかも?
毎回返信もなく感じ悪いですね
万枚出した、次の日閉店って夢か幻みたいな話ですね(^.^)
あと自分も鉄拳2nd好きで打ってました!ボーナス中に7揃い後の曲が、かっこよくて着信音にしてました(^^)久しぶりに打ちたいなぁ~。