今回からは基礎の基礎、釘の見方をやっていきます
「新時代の~」というタイトルとは違いますが、やっぱりいつの時代も共通するものはあるので
というわけで、最初は初歩から
以下の項目をしっかり認識してください
☆釘は動くもの
昨年、釘曲げ問題が業界をゆるがせました
それを受けて「釘は絶対に変わらないものだ」と信じ込んでいる人はいませんか?
ここで自分が「ホールは釘を調整している」とは書けません
書けませんが、現実には変わります
「小人さんが夜中にいたずらしている」とでも思って、現実を見ましょう
☆釘がどっちを向いているかは誰でもわかる!
・日々釘が変化するか否かは置いといて、万年釘でも現実のホールでは全部の釘が完全に垂直というのはありえません
・では見方です
できるだけ盤面に対して垂直の視点で釘を見てください
殆どの場合、釘の頭(丸井部分)と根っこの位置関係はズレています
これが「釘がどちらを向いているか」です
わからない人は自宅でボールペンを目に突き刺すような状態で、眼球側を上下左右に動かしてください
さすがにこうすればわかるでしょう
A 釘の頭に対して根元が下に見えるなら、釘は上向き
B 釘の頭に対して根元が上に見えるなら、釘は下向き
C 釘の頭に対して根元が右に見えるなら、釘は左向き
D 釘の頭に対して根元が左に見えるなら、釘は右向き
もちろん、AからDの単一以外に複合系がありますが、それは物理的に二つまで
A&CかA&D、B&CかB&Dだけです
こういう原理原則を知っていれば、なんら難しいものではないのが釘です
・ただ、ホールでは私も盤面とにらめっこはしません
もっと簡単で実戦的な見方を次回は紹介しましょう