パチンコ講座4
「玉を減らさないのは、増やすのに近い価値あり」
海3Rでやっていたことには、出玉関係を公称値? 以下にしない努力もある。
実はこの機種、専門誌や数字がわかるサイトの暫定出玉よりも、多くの人が少ない玉しか取れていなかった。
当然、ボーダーラインはその分厳しくなる。ちなみに、ボーダーというのはスペックと出玉から計算で出すものだから、「ボーダーより回るが、出玉がダメだから勝てない」という表現は間違いでもある。
専門誌を鵜呑みにした末に、文句を言うファンもいようが、この前提を知るべきだし、誤解を生まぬようにメディア側もしっかり説明をするべきだ。
じゃあ少ない出玉はどうする? はい、また重箱の隅をつつく自分の出番だ。やっていたのは出玉自体だと…
1)大当り中は各ラウンド終了間際に右から入れて、オーバー入賞を増やすこと
アタッカーの構造上、右からの玉の方がセンサー感知が遅いことが多い
2)同じく大当り中にオーバー入賞を取るため、ハンドルをズラす
左右からアタッカーへ玉を向かわせる振り打ちも考えたが、やはり目立つのは否めない。
それに、もともとヘソに入れるために右へ流しているのだから、ヘソの賞球も右盤面中心に打った方がいただける。
上記を考慮して、「天からタイミングを計って、徐々にハンドルを強めてラストカウント時にアタッカー手前で玉の塊を作る」手順にした。
タイミングは「アタッカーが〇カウントしたらハンドルを動かし始める」という感じ。残念ながら、具体的なタイミングは忘れてしまったが、こんなもんはまた台を前にして試せばすぐわかる話なので、割愛させてください。
この手順でも必ずしも毎回上手くいくものではないが、要はトータルでどれだけ取れるかだ。他の機種でも何度か数採りをして、打ち方を検証してみれば、正解は簡単に出る。
3)最終ラウンドは小デジの保留を満タンにしておきたいので、必要ならば左でひねる(「弱める」の方が適切な表現か?)
これは当然で、場合によっては初代アグネスでやった大当り終了と小デジの停止タイミングを合わせるべく、最終ラウンドのラストカウントを調節するのと同じだ。
電チュー関係だと…
1)2回開放と3回開放が2パターンなので、全てに応じた止め打ち
各開放のインターバルは短すぎて止められないので(もしかしたら上手い人は止めずにハンドルを動かしてやれたかも?)、小デジ回転中に電チューへ到達しないように止めるのが基本手順
2)1の手順より1発分早く&強く(電チュー到達が遅くなるように天釘に絡める)打ち出す~電チュー開放1回目に玉をなだれ込ませる
3回開放のうち、ランプ点灯内側のショート開放から始まるパターンは、タイミングが非常にシビアになるが(ちょっとでも遅いと、1回目開放と2回目開放のインターバルに玉が来てしまう)、他のパターンはやらぬより絶対にマシ!
また、この機種の弱点はスルーのゲージの悪さなので、打ち出す玉数が1個でも増えれば、だいぶ小デジの連続回転はキープしやすくなる、これは案外大切。
3)直接出玉とは関係ないが、確変中に小デジが止まった状態でリーチなら、ムダ打ちしないように打ち出しストップ。(増える台なら気にせず打ち続ける)
時短の電サポ終了間際は、できるだけヘソ保留をつけるために合わせをブッコミに変える
4)スルーを抜く合わせは、大外回りをする玉が作れる、強めのチョロ打ちが基本
このストロークだと、スルーへ向かう玉のルートが一つ多くなる。もちろん、電サポ終了間際にヘソ保留が満タンになっていなければ、ブッコミかやや弱めに変えておく
これらの併用で、自分が打っていた店では他の打ち手より当り1回につき20個以上は多く取れていたはずだ(28玉交換でも時間400円とか差がつく)。
既に書いた通常時の合わせと、これらの出玉関係の小細工で、2万前後の収支(使える台を気分でローテーション&他のアテがある日は別の店に行く)が、足掛け3カ月間ずっとキープできたので、確かに効果があったと思う。