今年の夏の統一コラムのテーマは「背筋が凍った話」。

「霊的なもの」も「深いハマり」もなんのその、怖いモノ無しでお馴染みのナミですが、最近はどっかの超A級スナイパーレベルで「パチンコ没頭中のワタシの背後に立ってる店員」がコワイｗ

その恐怖たるや・・・

最初「ちょっとゆっくり通る」に始まり・・・

気付けばインカムでなにやら「ごにょごにょ…」と。

その後はちょっとベテランっぽい別の店員がワタシをガン見・・・

もはや、ここまでくると、お次は「ちょっとお客様、当店では・・」てな声を掛けられる流れ。

初めて声掛けられた時には「出禁」がチラつき、割とマジで恐怖しました。

・・てな恐怖エピソードじゃお気に召さない？

まぁガチなヤツは最後に取っといて、怖くはないけど不思議な気持ちになったお話。

 

あれは、私の母親が理容店を開業して、新規のお客さんが増えていたウン十年前。

その頃の北九州はと言うと、５人に１人は「ヤのつく自営業」と言った治安の悪さ、更には数人に１人が「今日金ねーわ！」と料金を払わず今度まとめて払うからといったトンズラスタイルが当たり前のような199X年のヒャッハー的な時代でした。

ある時、いつもの如く財布忘れたとか言って帰ろうとした「ヤがつく」＆「トンズラ」のハイブリッドでもある背中にカラフルなイラストが描かれている若いにーちゃんに「ならその服置いてき！次金持ってきたら返すわ！」と、にーちゃんのブランド物らしき真っ赤なセーターを強奪する我が母上ｗ

北斗の拳の大人気キャラこと「でかいばばあ」の1/10程度しかない小柄な母の強気な態度に、若いにーちゃんもタジタジ。

で、そんなヤンチャなにーちゃんも、ちゃんと料金を払う常連さんになるのに時間はかからず、そのうち「ちょいと訳アリの友人」も散髪してって連れてくるようになった。

なお、常連でなくとも「ちゃんと料金を払うのが当たり前」と言う世の中の理は、修羅の国・九州では通用しないｗ

話を戻し、訳アリ友人の中のひとりに、払ったりツケにしたりを繰り返すアル中のおいちゃん（当時30後半か40代）がいた。

若い時は訳アリなご職業だったとはいえ、引退してからはアルコールが無いと喋るのも恥ずかしいというシャイなお方。

車で店に来るにもかかわらず「ちょっと１杯ひっかけちゃってる」もんだから、アルコールが抜けるまで運転させないようにしたりと、何年経っても手のかかる困ったチャンではあったのだが、それ以外はいたって普通の面白い人でした。

しばらく来ない時があると、その後決まって「救急車で運ばれて緊急入院してた！」とかいいながらケロっとした顔で散髪しに来ては「前回の分は払う。で、今回の分はツケとって！」で帰っていくのがいつものパターン。

そんなおいちゃんが三ヶ月経っても来ない時があり、にーちゃんに「しばらく来ないんだけどまた入院かな？」と聞く。

すると、「聞いてないけど？んじゃ家行ってみるわ。」と、様子を見てきてくれることに。

 

 

悲しい知らせがにーちゃんから届いたのは、一ヶ月後。

死後一ヶ月経った変わり果てた姿のおいちゃんが、自宅で見つかりました。

いつ死んでもおかしくない状態にもかかわらず欠かさずアルコール飲んでいたから、突然死は当然の流れかもしれない。それでも、早すぎる死であった。

 

 

それからしばらくして、仕事終わりにパチンコ行くも全く当らず諦めかけた時、ふとおいちゃんを思い出した。

おいちゃんもパチンコが好きだったし、そういえば前回来た時も確かツケでお金もらってない。

 

天井を見上げながら「おいちゃんちょっと力貸して！魚群出して！」と心の中で言ってみた。

神頼みならぬおいちゃん頼り。

な～んてうまいこといかんよな。と視線を画面に戻すと、まさにその瞬間魚群が流れ、確変を射止めた！

連チャンは3連ほど。未払いのままのツケ代にはちょっと足りないけど、おいちゃんが当ててくれたような気がした。

散髪に来たときの口癖みたくなってた「ちょっと足りんね。ごめんね！」って言う、おいちゃんらしい出玉だったしね。

それ以降、当たりが取れない時に「おいちゃん助けて！」って心の中で言ってみたりもしたけれど、どうやらおいちゃん頼みはもう届かないようで、ボロ負けするワタシ。

だけど、それはそれで「きっと成仏したからだ。」と思えて、負けたのに「良かった。」と感じてしまう私が居る。

・・・いや、全然良くないんだけどｗ

最近負けてる言い訳にしてイイっすか？ｗ

 

と、不思議なエピソードはここまで。

では、お待たせしました！ガチのヤツ載せます

これは、知り合いの息子さんが一人暮らしを始めた際、戸棚に違和感を覚えて撮った写真らしいけど・・

スイマセン。詳しい事はもうわかりません・・・

だって、その写真を送ってくれた知り合いの方は、奇病にかかり亡くなってしまったから。

なので、もしかしたら何らかの形で霊障があるかもですが、興味がある方はどうぞ。

怖い方は、この先スペースあけてますんでここまで読んだら引き返してください。

ではこれより下へは、自己責任でお進みください。

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引き返すなら今ですよ？

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イイんですね？

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しっかりこっち見てますね？たくさんのたこさんがｗ

息子の一人暮らしを心配したおかあさん・・・というボケは間に合ってますよｗ

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