※パチ7でお世話になっている久兵衛さんに作っていただいたので画像を追加。エヴァンゲリオンに関連するオチは用意しておりませんが(笑)。

7月1日から東京ディズニーリゾートも営業を再開するようですね。しかしながら。東京の感染者数が、またジワジワと増えているのは気にかかります。アラートやステップの明確な基準はいまだに分かりませんが、経済再生の方向に舵を切ったということでしょう。

いち早く、そして長期に渡る休業。資本がしっかりしているのと、圧倒的なナンバーワンブランドだからできたことでしょう。残念ながら、パチンコ業界にそこまで強い店舗はございません。営業を再開したものの客足が戻らず、今月末に閉店や長期休業となるホールも多くあるようです。中には耳を疑うようなところも。

そんな中、私の地元ではまだ営業再開すらできていないホールがあります。

ホール名は伏せさせていただきますが、4月の緊急事態宣言中は営業を強行しておりました。都遊協からの「最後通告」という休業要請が出されたのが4月24日。これを受けて25日から休業したので、東京都にホール名を公表されずに済んだという状況でありました。そんな営業する気満々だったのに、どうして? 興味をくすぐりますね。

ちなみに、営業強行中は普段の倍以上のお客さんがいました。ずっとは見ていませんが、平均すると6名程度。ええ、それで倍以上です。営業したメリットはあったのだろうか。長年見ていますが、数々の施策ミスが重なってこうなってしまっています。過疎店好きの私が恐れおののくほど……と言えば分かりますかな。

 

徐々に資金の余裕もなくなってきたのでしょうか。最新台が入ることはありません。中古でも不人気の安い機種、それも住宅地の立地なのに跳ねる系の機種ばかり。最近はノーマルも入れ始めましたが、価格の高いアクロス系などございません。オールバラエティの小規模店なのに、近隣住民を楽しませようとするセンスが感じられないのです。

ジャグ系はありますが、ほとんどが認定切れで電源を落としたまま、いまだに置いてあります。というか、昨年末の検定・認定切れ撤去で閉店するのだろうと思っておりました。もちろん、店内の喫煙ブースもなし。4月の改正健康増進法の施行で、今度こそ閉店するのだろう。その予想はハズれたわけですが。

もうね、なんで営業できているのか分からない(笑)。税金対策など、ある意味“不死鳥”なのかも。そう感じた矢先に、シャッターが閉じたままとなりました。

 

あくまでも憶測ですが。マンパワー不足に陥ったのかもしれませんね。コロナ対策の飛沫防止シートを作るにも人手は必要。そもそも過疎店。ホールスタッフの数も少なかったです。いや、ここで済んでいればまだ良いほう。

従業員(バイトスタッフ含む)の相次ぐ退職で、営業したくてもできないということも考えられます。営業を強行していた時期ですが、コロナ対策もまったく不十分でした。また、パチンコ業界へのバッシングも凄まじかった時期。「ここでは働けない」そのような離職者も多かったと聞きます。

第二波がきた場合。今回のように休業できるホールは多くないでしょう。コロナ対策は既にやっているとして。従業員のケア・話し合いは絶対に必要かと思います。

まあ、アレですね。これに限った話ではないですが。このホールは、数々の斜め上となる施策ミスから“さまざまな学び”があったりもするので、なんとか復活していただきたいものです。どんなミスかって? 正式に閉店しないと書けませんね(笑)。それは冗談として。歩いて行けるホールって貴重なんですよ。パチンコ・パチスロが遠出をしての非日常ではなく、身近な娯楽としてあり続けるためにも。頑張れ、地域の中小ホール!