前回の「機能編」に続き、デジパチについて今回はパチンコ初めて物語の「演出編」を紹介させていただきす。なお、個人的に調べたことなので間違いがあるかもですが、ご了承いただければと思います。
○リーチアクション(スリープパート3・マルホン) 1988年
○全回転アクション(アラシキング・西陣) 1990年 ※大当たり確率1/200のノーマルデジパチでしたが、リーチはこの全回転アクションのみで、リーチ発生率は体感的に1/50程度という低さでした。また、春夏秋冬も全回転アクションがありましたね。
○スーパーリーチ(ニュートランプカード2・京楽) 1991年 ※この機種は「思い出の機種」として挙げさせていただきました。
○確率変動(フィーバーチャレンジ2・SANKYO) 1991年
○ピュイ効果音(アレジン・藤商事) 1992年 ※この印象深い効果音は発明と言ってもいい、気がします。また、キュイン確定音は必殺仕事人3のPフラッシュを思い出します(もともとはパチスロからのようです)。
○タイアップ機(オロチョンパ・SANKYO) 1992年 ※これは河内屋菊水丸さんのタイアップでしたが、初期ではルパン三世が有名でした。
○再抽選(プロレス2・三洋) 1994年 ※私は、モンスターハウスの再抽選を見て驚き、偶数図柄リーチの方をより期待するきっかけにもなりました。
○天井(春夏秋冬・西陣) 1994年 ※通常モード時、リーチハズれ40回で確変状態に入りました。
○連続大当たり予告(勝負伝説・豊丸) 1994年 ※小さな青い花の連続が契機でした。
○キャラクターによる大当たり示唆(CR黄門ちゃま2・平和) 1994年 ※弥七や八兵衛といったキャラクターリーチがスーパーの位置づけになりました。
○前兆アクション(CRコマコマ倶楽部3・豊丸) 1995年
○群予告(CRギンギラパラダイス・三洋) 1995年 ※魚群予告は発明でしょう。真似をするメーカーが頻出しました。また、3ライン横スクロールもこの機種が初めてだったかも。
○時短(エキサイトレディ2・ニューギン) 1995年 ※全ての大当たりに50回転の時短が付き、けっこうよく当たった印象を持ちました。
○プレミア(CR竜王伝説Z・豊丸) 1996年 ※白黒ドラゴンで確変まで確定、翌1997年CR華観月の猫の手リーチというのもありました。
○歌パチ(CR華観月Z・京楽) 1997年 ※大当たり中に田川寿美さんの実写と共に歌が流れました。ただ、歌パチと言えるかは微妙かも。
○ST(CRジャングルパークXLTD・京楽) 1998年
○潜伏確変(CRデラマイッタJ-3・豊丸) 1998年
○疑似連続(CRドルフィンリング・平和) 1999年
○役物演出(CRワニワニパニック・大一) 2000年 ※メカハンマーのインパクトは大でしたが、この部分は進化が止まりませんね。
○ステップアップ(CRギャンブラー愛・大一) 2000年 ※初期では天才バカボンが有名でした。
○ハンドルの振動(CR必殺仕事人Z3・京楽) 2001年
○チャンスボタン(CRダイナミックショット・藤商事) 2002年
○タッチセンサー(CRフィーバーパチリーグ・SANKYO) 2002年
○突然確変(CR木枯し紋次郎EJ・平和) 2003年 ※その後、エヴァンゲリオンで広く認知されました。
○ミッション演出(CR幻獣覇王・サミー) 2003年
○保留変化(CR炎のジャンジャン飯店・豊丸) 2003年
○RTC(CRヒデキ感激・平和) 2004年 ※リアルタイムクロックの略で、ヒデキではヤングマンタイムでしたが、AKBでの突然一斉に始まるコンサートが有名です。
○転落抽選(CRウッドペッカー・マルホン) 2004年
○次回予告(エヴァンゲリオン・ビスティ) 2004年
○突然時短(CRぱちんこウルトラセブン・京楽) 2005年
○7テンがアツい(CR花の慶次S-V・ニューギン) 2007年 ※牙狼の7テンのアツさなどいろんな機種に継承されました。逆に、海系以外で7テンがアツくない機種の方が少なくなった、感も。
○小当たりラッシュ(CR交響詩篇エウレカセブン・西陣) 2009年
○遊タイム(PF真花月2・SANKYO) 2020年 ※これはいわゆる天井機能ですが、こちらは新たな名称なので改めて。現在、かなり普及しましたね。
演出については他にもいろいろありますが、調べてもハッキリ分からなかったことは省きました。全般に京楽さんの奮闘が目につきました。
前回のもそうですが、コレだけのモノがスラスラと出てくるのが凄いわ!(マジ)
モンスターハウスの再抽選は誰もが興奮しましたね?
あとワニワニのメカハンマー・・・当時は心臓が止まるんじゃないかと思うほど驚きました(笑)
最初かどうか分かりませんが、バカボンの白ウナギ犬(キャラの色変化)もインパクト抜群でした♪
じゃじゃさん、ご苦労様です!
今ではタイアップ機が大変多いですが、スロでは1996年オリンピアから出たコブラⅡが印象的な台でした…
ボーナス告知後、リールが真っ赤にライトアップされるため絵柄揃えられない方が続出なんてことも💦
パチはやはりフィーバークイーンの射幸心煽りまくりリーチ音に敵うものは未だにありませんね(笑)
最近の台は液晶演出の信頼度を把握するだけでも大変ですから😩
パチドランカーKさん、コメントありがとうございます。
決してスラスラ出てくるわけではなく、前々からパチンコノートに書いていたものと、種々の資料からまとめました。
モンスターハウスは初めて打った時、8でリーチがかかり大当たりするも再始動せずでしたので、まだ驚くに至りませんでした。
ワニワニのメカハンマーはDOKさんが動画で配信をされましたね。
バカボンの白ウナギ犬も、アツい色として画期的でした。
レギュラーマンさん、コメントありがとうございます。
リールが真っ赤になれば、見えにくく揃えられなくなる、という光景が目に浮かびます。
フィーバークイーンの煽る効果音も秀逸でした。ナナシーも良かったです。今の液晶演出は、役物ガッシャーンが無いと期待できない感じに。
初めまして‼私は、1992年に発表されたSANKYOのフィーバーキングを思い出しました。ドラム式パチンコで、中リールが外れてから再始動して大当たりとなる演出は、この機種からではなかったでしょうか?デカドラムと相まって、当時度肝を抜かれました😲今のパチンコ台は、演出が複雑で長すぎて疲れます😰90年代のパチンコの方が、分かりやすくて楽しめました。今後も、面白い記事をよろしくお願いいたします‼
匿名希望さん、コメントありがとうございます。
ドラム式パチンコは、フィーバーを世に出したSANKYOさんの代名詞みたいなところがあり、フィーバーキングはそのドラムのデカさが驚きでしたね。
ハズれて再始動、はそうだったかもしれませんね。私は、ニューギンの7ショックの、再始動したのにハズれ、のショックが忘れられません。
じゃじゃさんこんにちは、コメント遅くなりました…🙇🏼
簡素にまとめてありますが、素晴らしい資料ですね。
知らなかったり、知ってたり、でもほとんどが懐かしい時代の話。2009年の小当たりラッシュ以降、2020年の遊タイムと呼ばれる天井機能まで、10年以上も目新しい演出は登場してなかったってことですね🥺筐体や役物に凝るあまり、1番大切なところが、なおざりにされたのでしょうか?
P-vibは衝撃でした、ハンドルが勝手に振動するなんて…しかも当初は当たり確定ですら無いという(笑)
突確は「木枯らし紋次郎」だったんですね。木枯らしをイメージした役物演出も秀逸でした(よく壊れてたけど笑)
パチンコ大辞典的な本には書いてあるんでしょう。けどこの際、パチンコ初めて物語的なまとめ本を見たくなりました。ありきたりだけど、出来る限りの台の写真や開発者の話、当時の世相なんかが載ってるといいですね。
そんな本を誰か出してくれないかなあ。
しゃだいさん、コメントありがとうございます。
ガイド誌内掲載のはじめて物語や、パチンコ博物館で貰った資料やパチンコ必勝大図鑑などいろいろ参考にしました。
ハンドルの振動、発光、風、いろいろ驚かされました。
大当たりをパンクさせる、という突確の発想は斬新でしたね。紋次郎の発砲スチロールが舞う演出は味がありました。
辞典関係にも、演出についてはあまり書かれていないですが、懐かしパチンコ関係本は「パチンコ必勝大図鑑1000」「日本懐かしパチンコ大全」「懐かしい日本のパチンコ台」「ガイド30年史」「読者が選んだ平成No1パチンコトップ20」「平和グループ並びにパチンコ業界の変遷」などを所持してます。