世に出された数多ある機種は、それぞれがどなたかが収支日本一。

まあ、それを確かめることはできませんが、大抵はプロや毎朝から打てる人でしょう。プロの中には、この機種なら自分が日本一!と自信ある方もおられるかもしれませんね。

そんな中、リーマンながらコレは私が日本一では?と密かに思ってる機種があります。

2010年にSANYOから出された「CRスーパー海物語IN沖縄桜ライト」(1/198.5、確変31回転まで)です。で、当時の稼働内容を書いてみます。

2011年当時、地元初の貯玉制を導入した店舗が現れました。しかも、使用無制限という条件でした。

もともと、遠方のパチ仲間から貯玉の有利性を伺っており、即会員カードを作成し、この時にこのお店でなんとか立ち回れないかと考えました。

その時に大量設置されてた看板機種、スーパー海物語IN沖縄桜ライトを改めてチェック。貯玉利用ゆえに仕事帰りの夜パチでも好条件で打つことができ、連日のパチンコとなりました。

ヘソ釘の開け閉めも頻繁に行われるようになり、開いた時には何人かのプロが集まるようになりました。やがて、仕事帰りに駐車場に入り、いつもの位置にいつものプロの乗る車のあるなしでヘソ釘の開け幅が推測できるまでになりました。車があれば12.5ミリ以上、無ければ12.25ミリ以下、という感じでした。

そして私はむしろ無かった時の方がホッとしました。車が有れば、満席に近い中すでに段積みのプロの横の台なんて座る気にならなかったのに対し、無ければ人目を気にせず、そこそこある空き台の中で推測できた1番回ると思われる台に座れたからです。

1番多かった、大抵のプロが見向きもしなかったヘソサイズ12ミリレベルでの予想回転率を、パチンコノートに作った全台の島図に書き込むことを続けた結果でした。これを、時系列に釘の変化を記入し続けたことと併用をしました。

やがて、貯玉が1000発制限になり、そして最後は廃止になりました。誰よりも沢山利用したと思ってる私含め一部の者しか利用しなかった、からかもしれません。

釘については、スルーとアタッカーも秀逸で、31回転の確変中も玉がバリバリ増えましたので、無駄なリーチも沢山来てほしい、という感じで打ってました。

とある時期に癖が良く突出して回る1台がありました。このお店は朝の開店時には2か所の入場口から入ることができました。しかし、入場時間が桜ライトに近い正面入り口の方が遅れてしまうということが多々あり、遅く来て遠い入場口側にいた者に座られてしまう事象が発生したりしました。

このことについて、お店へ全くの同時間入場を進言しました。実はこのお店に対していろいろ進言をさせて頂いたことがあったのですが、唯一、この同時間入場だけは実行して頂くことができました。

また、長期間高稼働の為、ヘソ釘が折れてしまうことも多く発生し、「調整中」とされた台(おおよそ2週間はそのまま)がどこかにある、感じにもなってました。まあ、遊技中に折れてしまった台をお行儀よく店員さんに進言する人などは居なかったし、お店の対処も遅めでしたね。でも、内側に折れ曲がってしまって入らなくなった場合は例外です(笑)。

という感じで、おおよそ3年間余りに渡り通い続けました。海シリーズは総じて設置期間が長く、それぞれの実戦データも増えるのですが、スーパー海物語(1/369)などいくつかの機種は表記上の大当たり確率より悪くなってしまう事象がありました。唯一、この桜ライトだけは37万回転させてなお、表記大当たり確率よりかなり良くなりました。

後期には、もうこれは表記より当たりやすい台との感覚で打ってました。あの桜役物の「カクっ」(プレミア)なんて、割と簡単に発生した印象でしたね。

ということで、3年間余りの実戦結果です。

通常時総回転数:375074

初当たり回数:1974

総当たり回数:7756

初当たり確率:1/190.0

平均連チャン回数:3.93

勝敗:286勝194敗

平均時給:2800円