ドラクエのミニゲームといえば「闘技場」「ポーカー」あたりが有名だけども、今の所最新作である「ドラクエ11(S)」には「マジスロ」という、パチスロそっくりの遊技機が収録されておる。名前からして「スロ」なんだけども、これがまたよくある「パチスロっぽいゲーム」じゃなくて基本的なルールが実際のパチスロに割と即しており、いい意味でスクエニの本気を感じる一品であった。
だもので発売当時は「スクエニがパチスロに参戦するのでは」みたいな話もあったりしたのは記憶に新しい。まあスクエニ本体が作ってるわけじゃなくて、スクエニIPのパチスロ化でいうと「スターオーシャン」「回胴性ミリオンアーサー」が実際に開発されておりまして、この「マジスロ」というのもまあ、その辺の絡みが無くもないんじゃねーかなと思われる。
筆者は気に入ったゲームを何周もやるというボケ老人のような性癖をもっておるゆえ、最近暇な時にまたちょいちょいドラクエ11(S)をやってるんだけども、必然的にカジノメダル欲しさに「マジスロ」もやっておる。
で、ふと思ったんだけども、現役パチスロライターが真面目に「マジスロ」の内部システムの考察をした記事って、今の所なくない?
お前がやれよ。という声もあるかもしれんが、筆者攻略ライターでもなんでもないゆえそういう考察系の仕事は無理。ただぼんやり「これモード式になっとるな」とか「セットストックになってるっぽいな」とかが分かる程度なり。従ってマジスロの攻略に関してはもうちょいちゃんとしたライターさんに任せたい所存。誰か書いてくれ。
というわけでここではドラクエ11の世界のなかでの「カジノ」「マジスロ」の扱いについてちょっと考えてみる。
まず、ネタバレにならん程度のストーリーを紹介すると、ドラクエ11の世界は「ロトゼタシア」という名前になっておる。んでプレイヤーが最初に「マジスロ」と出会うのは「ソルティコ」という港町だ。かの世界にはシステム的な時間の概念があり、朝と夜で村人の会話の内容が違ったりする。この辺はシリーズおなじみだが、ソルティコのカジノの場合、「朝」に行くと「朝並び」がちゃんと発生しており、その最中の村人に話しかけると「早く開かないかのう」とか「ソワソワ」といった単語を返してくれる。ドアの脇にはスタッフと思しきバニーがおり、一定の時刻になると「おまたせしました」という単語とともに入店開始。全員走らずにゆっくり店内へと入っていくという、無駄にリアルな光景が目撃できる。
んで実はこのロトゼタシア、ストーリー中盤でど偉い事件がおき、世界中がボロボロの状態になる。人類滅亡寸前の非常に暗い展開になるのだけど、その状況でもパチ屋だけはしっかり開いており、さらに当たり前に朝並びも発生しておる。魔王の影も滅亡の足音も関係ねぇ。はよパチスロ打たせい、みたいな感じである。
「ああ、実際に地球が滅亡しそうになっても、たぶんパチ屋はオープンするし、俺たちも並ぶんだろうな」と思わせる、あふれんばかりのリアリティをもった演出だと思った。
さて、店内に入ってみよう。
件の「マジスロ」は1スロ、10スロ、100スロとレート分けされており、それぞれ5台並んでいる。着座後にはデータを確認でき、いままでの回転数や天井までのゲーム数、ボーナス回数なんかが確認できる。一番有効な戦略は「ハイエナ」であり、とりあえず着座してデータを確認、ダメだったら隣りへ、という「カニ歩き」が必須になる。これもまたクソリアルなり。
すごいのが、メダルの買い足しやら景品の枚数を確認したりするのにちょっと離席すると、かなりの確率で爺がすっとんできてハイエナをカマしてくる事だ。当然爺が打ってる機種を横から奪う事はできないゆえ、もうその機種をプレイヤーが打つことはできない。あろうことか話しかけると「幸せじゃ……」とか「しめしめ……」みたいな事をいう。村人の行動ルーチンがランダムじゃなくて意図的にハイエナ行動をとるように仕向けられてるのである。これマジでゲーム史上初のシステムだと思う。ちなみに所感だけど、ハイエナ爺は滅亡後の世界の方がよりアクティブにケツを掘ってくる気がする。何がきゃつをそうさせるのか知らんが、これもなんとなく説得力がある。世界が滅亡しそうなんで色々あせっとるのだろう。
従ってこの機種の攻略としては良い台(設定もあるのだ)を掴んだら離席せずに一生打つ事である。離席したら爺様にかっぱらわれるゆえ、ただ無心で回す。これに尽きる。めちゃくちゃリアルである。
なにゆえこんなリアルな仕様にしたのかよく分からんが、これによりパチスロユーザーは特に大爆笑しながら打てる。この「知ってる人だけ笑えればいい」という感覚がドラクエにブチ込まれてるのは一種の非常事態と言えなくもないのだけど、この辺も含めてやっぱ、ドラクエって懐が深いなぁと思った次第。
とりあえずまだやったことない人がおられたら、一度お試しあれ。色々と腹筋割れると思われる。(マジでいうと、ただ景品を狙うだけならマジスロよりもルーレットがオススメ)
DQ5の カジノはよく暇つぶししましたね DQオンラインのカジノは人気が出るわけです
3までならなんかカジノ関連の攻略あったらしいですねえ
秒数によって オール7がそろうリーチ目が出現する
即ち感づきました 秒数によってランダムで乱数が形成されるシステムであるプログラムであろうと推察できた
しかも固定乱数であるため ぴったりの秒数でスタートすると見事にオール7が揃っちゃうみたいな
それ以降は攻略はされてないようです
緊急事態宣言中に結構遊んでました。
マジスロを見て最初に思ったのは「強チェリーってしれっと書いても一定層しかわからんよね」と。
その辺の不親切も含めてパチスロしてますよね。
大当たり中はストック式+自力式、通常時はモード式、CZの抽選はちと不明確な感じですけど高確率=ボーナス高確というよりCZ高確という印象。
天井近い台を打つといいけど、実は宝石?がたまってる台がひそかにお得。
研究攻略してる最中はまさにパチスロ打ってる感です。
そういう意味でも完成度高すぎですよね。
白いシローさん。
チワッス! ほんとこれ最高ですなー。あれから研鑽詰んだのですが、これもしかしたら仲間をゲットしたタイミングでストックが溜まってるんじゃないかなと思いました。
ゴールデンスライムを仲間にしたときに単発で終わったことがないので、恐らくストック確定なんじゃないかなぁとか。いやぁ、ドラクエしながらこの感覚は恐るべしスクエニ……!
ツルッツルだよさん。
チワッス! ドラクエ3の闘技場は歩数でいけましたね! 教会から何歩でカウンターにいったら攻略できるみたいな。
ちなみにDQ10はやってないのですが、そうか、カジノもあるんだあれ……。面白そう!