ようやく猛暑・酷暑ともいえる暑さも落ち着き始め、多少は過ごしやすい日々が訪れました。

とはいえ、それはあくまでも気温に限った話。

これから台風シーズンが本格化して気圧の変動に悩まされると思うと、気象病体質の身には堪えます・・・(白目)。

と、少々ネガティブな雰囲気で始まってしまいましたが、今月もテーマコラムが幕を開けました。

今月のテーマですが・・・

パチ(スロ)あるある~隣人編~

となります。

言わずもがな、このテーマであれば・・・

  • こっちがハマっているときに限って、隣に座った人にすぐ当てられる
  • 玉やメダルを落とし『後で拾おう』と思っていたら、隣に人が座ると同時に拾って自分のモノにされる
  • 隣に座った人が音量調整もせぬまま爆音で遊技開始される
  • ほぼ同じタイミングで同じ高信頼度のリーチ演出になり、隣は当たって自分は外れる

のような【あるある】が皆様の頭にも浮かぶことと思われます。

ただ、その手のありふれた【あるある】をただ掘り下げるのも芸が無いので、私自身がホールで実体験した『隣人あるある』の話を書こうと思います。

・・・まぁ、あくまで私にとっての【あるあるゆえ、読者の皆様には【ないない】と映る内容かもしれませんが、そこはご愛嬌。と言う事で(苦笑)。

そんな予防線を張ったところで、広告を挟んで本編スタートです。

祈祷師現る

海物語シリーズ(三洋)のシマでよく見る光景として・・・

  • リーチがかかる都度、『魚群が流れるように』と願うが如くガラスを撫でる
  • 『タッチして』の指示が無くともガラスをタッチする
  • とにかくPUSHボタンを幾度も幾度も叩く(※基本的に強め&連打遅め)

のようなものがあると思います。

自身が海シリーズも触るようになった今だからこそ、微笑ましくも見える光景ではあります。

しかしながら、初めて上述のような光景を目にした時には、ただただ滑稽なものにしか映りませんでした。

ところが、時を遡ること7~8年でしょうか。筐体に刀剣の柄やらバイク・車のハンドルやらワルサーP38やらのギミックが搭載され始めたこの頃から、海のシマ以外で海のシマ以上の滑稽な光景を目にする事になりました。

その当時、私が好んで打っていたのは、CR牙狼 金色になれXX(サンセイR&D)。

マイホでは1列8台設置だった上に、大体シマに居るのは私を含めた常連。と言う感じだったのですが、その中にある高齢女性が居ました。

幾度か隣に座った/座られたことがあったのですが、まぁ前述したような【滑稽さ】の塊のような方でして。

変動が始まった時点からバンバンとPUSHボタンを乱れ打ち、リーチがかかればそのボルテージは急上昇。

SPリーチ等に発展しようものならガラス撫でも始まり、最終的に筐体の牙狼剣を握って幾度もズッコズッコと押し込みながらの応援まで飛び出す始末

それらが全てルーティーン状態につき、心の中で『当選ご祈祷の儀』と呼んでいました。。。

勿論、他の機種のシマでその方を見かけることも多々ありましたが、機種が変わっても大凡同じのご祈祷っぷり

個人的には、周りに迷惑さえかけなければ遊技をどう愉しもうが個人の自由だとは思うのですが、流石にこれは微笑ましいの範疇を越えていたかな・・・と。

当初は隣に座ることも座られることも平気でしたが、気付けば隣を避けるようになっていましたのでね・・・。

 

乙女現る

時は流れて、現在。

あらゆる機種のシマで前述のような『祈祷の儀』に近しい事を執り行う方を目にすることも増えてきていましたが、その光景にも慣れてきた・・・と言うか、気にしても何のメリットもデメリットもないので、ある意味でどうでもよくなっていました。

そして、今年の話ですが、地元のホールで『P刀使ノ巫女(西陣)』を打っていたときの事。

隣に還暦前後くらいに見受けられる女性が座られまして遊技を始めました。

で、これがまた前述したような『ご祈祷系の方』でして・・・。

リーチ中にとにかく落ち着き無く、PUSH乱打とガラス撫では言わずもがな、筐体に特殊なギミックがないからか十字キーや音量調整に玉貸し/返却、更には上皿/下皿の玉抜き・・・と押せるものは全部押すような見事なご祈祷ムーブ。。。

一個前のトピックに綴ったような『以前の私』であったら眉をひそめたり怪訝な表情となっていたかもしれませんが、時を経たが故に『あぁ…はいはい。まぁ、居るよね。』と、特に気にしていませんでした。

その後、ご祈祷の甲斐・・・とは関係なく、あからさまに信頼度も期待度も高めの演出やチャンスアップも盛り盛りだったので、程なくその女性の遊技台にて大当り告知。

その刹那、その女性がとったのはまるで『古の少女マンガのヒロイン』よろしく、両頬に手をあて『まぁ・・・♡(ポッ)』のような乙女全開なリアクション・・・

あまりにも想定外な上に、ご祈祷との温度差も相まっての強烈なインパクトだったからか、妙に印象に残った隣人のひとりです。

なお、そのギャップが何だか無性に面白くて、マスクに隠れた口元では必死に笑いを噛み殺していた事をココに白状しておきます。

ご視聴者様現る

コレはもうトピックでお判りかと思いますが、たまたま隣の席で打っていた方が台上に置いたスマホで悠遊道動画チャンネルの動画を視聴していた。と言うだけの事です(笑)。

勿論、『ご視聴ありがとうございます!!』的に言いたい気持ちはあるものの、ホール内かつコロナ禍ゆえの感染防止策に則って考えると話しかけるのはNGゆえに、お礼は言えず。。。

そもそも『チャンネル登録等までして下さってのご視聴』なのか、それとも『たまたま【あなたへのおすすめ】から視聴いただけている』のかも不明ですし、お礼を述べるにしても自身がサイトでも動画でも顔出ししていないので『悠遊道の人間である』という部分をどうするのやら。と思うと、『心の中で全力でお礼を述べるのが精一杯』と言う感じでした。

とまぁ、基本的には嬉しい部分が大多数を占めるのですが、個人的には正直なところ『ながら遊技』はあまり良い印象がないので、若干ながらモヤっている部分が無きにしも非ず・・・という複雑な心境になったのは内緒です。(苦笑)


という事で、個人的というかローカル要素強めな【隣人あるある】を3例ほど綴ってみました。

まぁ、『個人的というかローカル要素強め』と言ってしまっている時点で、それはもはや【あるある】ではないのでは?と言う疑問があったりもしますが。。。(苦笑)

実際のところ『頻繁に出くわしている』と言うよりは『強く印象に残った隣人』と表現する方が正解ですしね。

ちなみに余談ですが、ここ最近では寒川のスパイダーさんの大会に出ることが多いからか、『最近、隣で打っている人の裏声感が強めな事が多い』と言う悠遊道動画P特化型【あるある】を追記すると共に、今回のオチとしておきますw

といったところで、当方の今月のテーマコラムを〆させていただきます。

(K.S.Yuki)