自分自身の経験で、非常にショックを受けたトラブルは以前に書いた「濡れ衣(前編後編)」ですが、それよりもうちょっと遡り、これはその瞬間のショックよりしばらく尾を引き続けたというモノを書いてみます。

その当時、デジパチもありましたが、まだまだハネモノ全盛の頃だったでしょうか?

この頃は負けるのが当たり前・・・もちろん勝つ事もあるのですが、その時はもう天下を取ったような喜びよう(/^▽^)/

その日は閉店間際まで打っていたのだが、いつものように負けてホールを後にする。

・・・と、外に出てまもなくライターを忘れた事に気づき、急いで戻る!

このライターですが、100円の使い捨てならどうでも良いのですが、私の先輩がカナダに行った時、お土産で買ってきてくれたモノで、当時は現地でしか入手出来ない貴重なジッポーライターでした。

ちょっと小ぶりながら、カナダの国旗(カエデのマーク)が入っている素敵なデザイン!

店に戻ると、メインの大きな入り口は既に鍵が掛かっていましたが、裏口はまだ開いていました(ホッ!)

急いで、自分が打っていた台の所に行くがライターは無い(泣)

店員さんに、ココにライターを忘れたのですが・・・と聞くとカウンターに行って、その日の忘れ物をチェックしてくれましたが無いとの事(涙)

マジか!
ほとんどお客もスカスカで、間もなく閉店という時に、他人のライターを取る奴が居るのかよ凸( ̄^ ̄)

こ~れは本当に凹みました。

その後しばらくは使い捨てライターを使い、もし先輩に会って「あれっ?ジッポー使ってないの?」って聞かれたら「勿体なくて使えずに、家に飾ってます(笑)」って、要らぬウソまで考えながら過ごす日々(苦笑)

確かに、当時のホールは今と違って、「ホールに入ったら全て泥棒と思え」という格言があったほど、店内で金品を落としたらマズ戻ってきませんでした。

恐らくパッキーカード全盛の頃までは、そんな状態だったのではないでしょうか?

台にカードを忘れて戻っても、もう無い。
カード購入機でカードだけ取って、お釣りを取り忘れ戻っても、無い。
ハンドルに挟んでいた500円硬貨や100円硬貨がトイレから戻ると、無い。

みなさまも経験おありかと思います。

その逆パターンに遭遇する事もあったと思いますが、それはまぁ良いでしょう(笑)

現在では床に落ちている硬貨でさえ、ネコババする勇気はありません。なにせ防犯カメラだらけ・・・しかも昔と違ってスグに調べてくれます。

以前にパチンコ感謝デーのクジで3等(オーブントースター)が当たった事がありましたが、帰りに取り替えようとポケットを探ると、うっかり落としてしまったようで見つかりません。

ダメ元で店員さんに聞いたら、あぁ~3等ね?届いてますよ!って(驚)

街中もそうですが、今や防犯カメラだらけ!
中でも一番犯罪を犯し辛い場所は断トツでホールではないでしょうか?

男性用トイレでは、個室にこそありませんが、小用の便器が並んでいるところには後ろ向きにはなりますが防犯カメラが付いてます(汗)

プライバシーの侵害になりそうですが、負けた腹いせに何かをやる(器物破損行為)を防ぐ措置としてギリセーフとの事です。

無くなってしまったジッポーライター・・・もうタバコを止めて15年以上になるので必要ありませんが、今だったら99%出てきただろうなぁ~