前回はパチンコ遊技人口減の原因をいろいろ考え、特に重要と思われるものをピックアップしました。

今回は、それら重要要因についての対策案です。その前に識者などから出されてるものを少し書いてみます。

ライター陣で1番目につくのが、メーカーからは面白く人気のある台を出してくれることを期待したい、というもの。まあ、受動的ですね。そしてラッキートリガー機という新機能搭載機、今の所出だしはまずますのようで、全部こんな台になれは着いて行けなくなりますが、一部だけならアリなのでしょうか。

また、低換金化の声も多い。これについては、多くの打ち手が高換金化を望んでる以上難しい。また、一斉にしないと意味が無いが足並み揃えること無理の声も。ラッキーNo制などはもう今の台がそんな仕様ではないので無理だし、高換金前提で作られてるフシがある。

でも、本当に一斉に出来たら、効果はありそうです。できるできないは置いといて、理想論ありき、でいい。まあ、私は下で書いた同類の対策案を推します。

で、コンサルさんなどの意見は、付け焼刃ではなく抜本的に見直し、継続性のある対策を講じる必要がある。時代を見据える目と経営努力にかかっている。

今こそ原点回帰すべきである。自社の利ばかり捕らわれることなく、業界全体に目を向けるべきである。

M&Cによる業界再編を目指すべきである。(M&Cとは、合併、買収のこと)

これらを読み思う事。現場でパチンコ打ってないやろ。

では改めて、重要要因からの対策案です。

【重要要因】経費が高い。

【対策案1】機械代を下げる、抱き合わせ販売の撤廃。

今のパチンコ台は高過ぎますね。全てのお店がそう思ってるでしょう。リゼロ2の再販価格が150万て、常軌を逸してます。いくら中古価格が高いからと言っても、自分さえ良ければの姿勢が透けて見えますね。そして経費が下がった分、出玉に還元する、までして初めて意味がある。この姿勢をメーカーとお店が共有すべき。

【対策案2】検定後設置可能期間を10年にする。

検定後設置可能期間が3年(いわゆるみなし機ルール)、というのも短すぎます。50万出して買った台を3年経っても問題なく作動するのにハズさねばならないって、そんなバカな話あるか、という感じです。

そして浮いた経費分、お客に還元することですね。

【重要要因】打ち手がレベルアップした。プロや軍団の存在。

【対策案】レートを1パチ以下にする。捻り打ちをしたりする打ち手にイエローカード制を導入してるお店もあるようですが、四の五の言わず4パチ廃止したら話は簡単だと思います。

そうすれば、依存症にてパチンコで高額借金する人は減り、華美で高額なパチンコ台を作ることも意味が無くなるという波及効果も見込めます。パチンコなんて、娯楽の範疇の遊びでいい、ということですね。

【重要要因】楽しく無くなった。

【対策案1】あまりに早い玉減りについて、1個賞球を止め、せめて3個賞球を下限とする。やっと入ったSTがあっけなく終わらないよう、手に汗握る間、を持たせる。ややこしい台は作らない。

【対策案2】パチンコ無料感謝デー、洗車券、マッサージ券、送迎券、店内BGM指定券、などサービス券配布。そして、パチンコ店の経費が削減され、浮いた分をお客へ還元するためによく回るようになれば、パチンコが楽しくなる流れになる。よく回る台は楽しい。

また、実現性はほぼ皆無ですが、打ち手サイドからの対策案として、長年パチンコにお世話になってきたプロや上級者は、既に引退した者を含め、他人を誘ってでも朝から並び、保4打ちっぱ上等でパチンコを打ち、感謝しつつ大いにパチ屋に還元。釣られて一般の打ち手が増え、活気が出るまでこれを続ける。

インバウンド需要を狙い、中国人向けパチンコツアーを継続的に企画する。

将来は、在宅パチンコ、在宅換金が出来るようにする。

話をもっと大きくし、政府目線で経済の活性化のための対策は、消費税を5%に下げること。一律給付、新生児、学生、高齢者特典など付け刃な政策など後回し。