今月のテーマ「遊技とコロナ禍」。4年前、コロナ禍で日本中のパチンコ店が営業を停止。当然パチ稼働も休止。そのお陰で2020年5月のパチンコの稼働日は月末に1回だけとなり、あえなく敗退。

個人的に最重要視は週間単位での勝敗としていますが、その方針の結果、月間でのプラスは当たり前レベル。過去に142連勝だったかの記録もあり、今回もプラス計上を続けていましたが、コロナのおかげで5月は敗退でした。

月間の勝ち負けの話で言うと、個人的に長く購読を続けていたパチマガ誌の重鎮、ベン〇小林氏を思い出します。凄腕プロ的な収支含む日記(Fルーセントなどの実践)を綴っていたのですが、ある時こう書いていました。「月間の収支が30万を切ったらプロを止める」。その後、30万に届かなかったから、とプロを止め、同時にパチマガからも去りました。

まあ、誰も真似ができないヤメ方ではありましたので印象に残っています。そしてその実の話は当時文通をさせていただいていた、パチマガ初の女性プロであるねこプロさんから伺っていました。

さて、コロナと言えば語源もそこから来てる、太陽の周囲の灼熱の層の事。つまり地球の外。こう来れば個人的に好きな宇宙の話へと飛躍いたします。

ということで、「2011年 火星に宇宙飛行士」というのは、毎日新聞で1989年11月22日に社会面に掲載をされた記事のタイトルです。サブタイトル「NASA計画  予算4000億ドル、月面に中継基地」と付けられた記事の内容をそのまま書いてみます。

『米航空宇宙局(NASA)は2011年に宇宙飛行士を火星に送り、2018年には600日間にわたって火星に滞在する打ち上げ計画を20日、大統領の諮問機関の国家宇宙会議に提出した。

計画によると、火星着陸計画は、1999年に完成が予定されている宇宙基地を中継基地として利用するほか、月を第2中継基地とするため月面上に恒久的基地を設置する。NASAは5種類の計画を併記する形で提出しているが、1番早いケースでは2001年に月面基地建設にかかり、2002年に完成。2011年に初の火星着陸を達成し、その後毎年、探査隊を派遣して、2018年の長期滞在を実現したいとし、同計画書は「火星は地球に最も似た惑星であり、この計画の最大の目的は、火星に生物のいる可能性を確認することである」と述べている。

予算については明記していないが、NASAは総額四千億ドルに上ると推計している。また月面基地を造るため60トン、さらに火星へは計140トンの資材を送る必要があり、現在のスペースシャトルでは難しく、原子力推進シャトルの開発を提唱している。

ブッシュ大統領も月面探査の再開と火星着陸に強い意欲を見せており、計画が実施に移される可能性は強い。』

愛読してる毎日新聞の35年前の記事にて、そこいらの週刊誌ならいざしらず、全国紙の社会面にこういった宇宙についての記事が掲載されたゆえ、切り取って保管していました。そしてもう結果が出てる訳ですが、まあ途中経過の進捗状況の記事が載る事もなく、今に至っています。

昔はロマンを求め宇宙進出へ意欲的だったけど、だんだん現実的になり火星どころか、月へもあのアポロ計画以降、人類の降り立ちがなされていない、のが残念ではあります。

もう1枚、切り取った記事がありますので、そちらも書いてみましょう。タイトル「火星生命を探せ」。サブタイトル「米大統領指示 国家事業を検討 日本も協力」。

これは毎日新聞に1996年8月9日にやはり社会面に掲載されました。最初に書いた記事からは7年後ですが、恐らくこの記事を書いた記者は7年前の同じ火星についての記事は知らなかった、と思われます。以下、原文まま。

『クリントン大統領は7日、火星に原始的な微生物が存在した形跡がいん石から発見されたことに声明を発表。「確認されれば科学史上最も衝撃的な発見になる」と調査の意義をたたえ、米科学界の総力を挙げて調査を進めるよう指示を出した。また訪米中の中川秀直科学技術庁長官はゴールディン米航空宇宙局(NASA)局長と会談、火星探査で日米が協力することで合意した。

大統領はこの問題で11月にホワイトハウスで超党派の「宇宙探索会議」を招集し、ゴア副大統領を中心として今後の宇宙開発・探査計画を米国の国家プロジェクトとして進めるよう検討すると明らかにした。

NASAは12月の1号機を皮切りに今後10年間に10機の無人火星探査機を打ち上げる計画だが、大統領はこの1号機が1997年7月4日(米独立記念日)に火星着陸を果たす予定だと言明。一方、NASAの科学者団の火星研究チームのリーダーのD・マッケイ氏(ジョンソン宇宙センター)は①問題のいん石は火星から打ち出される以前(40億~36億年前)に生成された炭酸カルシウムを含む②生物が化石化する際に生成される多環式芳香族の炭化水素(PAH)が検出された③バクテリアとみられる化石がみられる、などの事実を指摘し、「火星に36億年前に微生物が存在していたことは間違いない」と語った。

日米両国は。米探査機が持ち帰る岩石分析、日本独自の探査データ提供、将来の有人探査、などで協力していくという。』

こちらの記事については微生物の痕跡と思われるいん石の写真付きであり、28年前とはいえ憶えておられる方もあるかもしれませんね。

私もこの写真を見て、この広い宇宙に知的生命体ならいざ知らず、バクテリア的な生命体ならそれはもう無数の星に存在してると思っていましたので、我が意を得たりな記事ではありました。

ただ、その後この話の進展は無かったようで、火星に微生物が居たという事にはなってないのが残念です。

で、最新の情報では「アルテミス計画」と銘打って、2025年に有人で月周回飛行を行った後、2026年(以降、28 30 31 32年)に月面着陸を実施する。そして日本人の1人目は早ければ2028年に着陸する、としています。

NHKでも超難関の宇宙飛行士試験に合格した日本人2名(1人は女性)の特集を組んでましたし、まあ延期当たり前ゆえあまり期待し過ぎず楽しみに待ちたい思います。

また、毎晩ウォーキングをしていて、最寄りの河川でホタルの乱舞を楽しんだり、こんな未知との遭遇的な神秘な光を見たりも。