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暴挙の瞬間

まず今、右端蛭子能収を打ってるGALFYは、右から2台目を打っていた。右端は恐らくGALFYの奥さんか恋人か知らないが、相方なのは間違いない女性が打っていた。なぜ相方と分かるのかって?終始2人で楽しそうに打っていたのもそうだが、赤GALFY上下だったから。んで、お決まりの金髪。確定。
赤GALFYが右端で7引いて確変&無制限になり、無制限札と特徴書きをスタッフが差し込んだところをハッキリ確認。大当り2回で確変を終えて通常に戻るんだが、しばらく見ていると…

( ゚Д゚)あー横流しか。

赤GALFYがちょいちょい黒GALFYの下皿に、玉を計量カップで移しているのが見てとれた。もちろん共有なんてクソNGなんで、これもアウト。そしてそのままビデオを早送りすると、2人がかりで2箱をマッハで使い切り、玉が無くなった時点で赤GALFYは海コーナーに移動。黒GALFYはそのまま端から2台目を続行し、しばらくして単発大当りGET。当然、終わったら交換になる札が刺さる。問題はこの時にスタッフが、横で無制限の札が刺さったまま玉も人も居ない状態の台をスルーしてしまった事。ここだけはホールの落ち度。
黒GALFYは大当りが終わると、なんと出た玉を持って右端に移動&無制限札に添えてあった特徴書きを抜いてポケットへネジ込み、何食わぬ顔で右端を回し始める。

( ゚Д゚)あーなるほどねぇー

電源バックアップなんて無いのだよ

そしてさらに状況をややこしくしたのが、右端蛭子の即当たり確変である。さっきの単発札を回収&玉流ししようと行ったスタッフが、さすがに気付いて主任に報告という事らしい。

( ゚Д゚)よし!じゃー行きますか!

って事で、意気揚々と再度黒GALFYの元へGO!
そしてさっきのように優しく声かけするが、やっぱり黒GALFYは無視。険しい顔で画面を見つめて打っている。ナカムラがビデオ確認している間に3箱追加で、足元5箱と手元1箱になっている。

( ゚Д゚)「おーい!もしもーし!」

いくら耳元で優しく囁いてあげても無視を貫く頑固者。しょーがない、きっと台の音が大きくて聞こえないんだね!そそくさとナンバーランプ上の板を開けて、目の前のコンセントをバチコーンと引き抜く。それは台の電源であり、抜いた瞬間に電源オフ。電源バックアップなんて無い時代なので、即ち完・全・終・了。

「ナニすんじゃワレェ!」とかなんとか言って騒いでたが、やっと言葉が通じる常態になったことに喜びを覚える。

精一杯イキってくれていたが、そんなもん日常茶飯事のパチンコ屋稼業。淡々とカメラ映像を全部確認した事を伝え、遊技中止を宣告。騒ぎに気付いた赤GALFYも参戦して、ぎゃーぎゃーワーワーと「若い衆呼ぶ」とか「俺を誰だと思ってるんだ!」とかお決まりの安い脅しのオンパレードだが、そんなのもやはり日常茶飯事なのである。

胸先三寸

ハイ決定!出禁&出玉没収!態度さえ良ければ他の選択肢もあったのに、ほんと店側の心象を悪くする悪態ばっかつくからこうなる。処遇なんてこっちの胸先三寸なんだよ。「オマエ覚えとけよ!」とか言ってたが、他のパチンコ屋で見つけて(いつも赤黒GALFYなので死ぬほど目立つww)ワザと横に座って微笑みかけてあげたのに、全く気付いてくれなかったのは残念だったね。
ほんとはもうちょっと書くことあったけど、今回はこんなところで。また!

※このコラムは遊技日本・本誌からの転載です※

遊技日本さまのご厚意により実現したものです。ご協力ありがとうございます。