本記事を綴っているのは、2024年の8月下旬。

掲載時点から見たら先月となりますが、ホント8月は残暑という名の酷暑だけでもしんどいところに、台風・ゲリラ豪雨・地震なんかも頻繁に重なり、心身ともに疲弊する日々が多かったな…と。

体力を奪われるだけでなく、緊張を強いられる事で、どうしても気持ちも下向きになりますからね。

ともあれ、この記事が掲載・公開となる頃には少しでも心穏やかに過ごせる状態になっていたら良いな…なんて思っています。

と、そんな日常感満載の導入部及びそれに引っ掛けて蚊を駆逐しそうなタイトルとなった本記事ですが、先ずは毎月恒例のテーマの発表です。

今月のテーマは、記事タイトルにも挙げた緊張…ではなく夾竹さん発案の

夏と遊技と思ひ出と。

となっておりまして、読んで字の如く『遊技に関連する夏の思い出』という感じですね。

そして、導入部とタイトルにさもテーマの如く『緊張』というワードを用いた理由ですが、折角(?)なので【個人的サブテーマ】として【緊張】も絡めて【夏と遊技にまつわる思い出】を綴ってみようかな…と言う思惑によるものです(苦笑)。

其の1~会いたくて~

遡る事8年前、2016年7月24日(日)の事。

当時は別サイトに所属の上で実戦記を綴っていたのですが、前日(7月23日(土))分実戦の原稿を書き終えて、床に就いたのが日付も変わった26時過ぎ。

そして、その2時間後には起床し、明らかに寝不足な状態ながらも身支度を整えて、慌しく家を出発していました。

向かった先は、江東区は有明の東京ビッグサイト。

そう。その日は、日本中からパチンコ・パチスロ好きが多数集まるであろうビッグイベント【ユニバーサルカーニバル2016】と【サミーフェスティバル2016】の奇跡のコラボ開催、通称【ユニバカ×サミフェス2016】の催行日

前年はユニバーサルさん単体で【ユニバーサルカーニバル(ユニバカ)】としての開催でしたが、2016年はサミーさんとのコラボかつ会場規模もイベント内容も一気に拡充となり、盛り上がることは必至。

更には、紙系の各媒体からライター陣&漫画家陣がゲストとして参加と言う事もあり、コレはもう『行く』以外の選択肢は無いな…という感じでして。

勿論、歴代機種の遊技や最新機種の試打、ちょっとしたアトラクションやノベルティの配布なんかも愉しみではありましたが、前述の通りに当時も別サイトに所属して素人ながらに寄稿をしていたくらいですから、そりゃ愛読誌のライターさんや漫画家さんにお会いできるとなれば、寝不足も夏の暑さも厭わずに会場に向かうってもんです。

まぁ、隠す事でもないので正直に書きますが、『お会いできる』という部分にはリスペクトの気持ちだけでなくミーハー精神からくる欲求も込みだったりしますw

そんなこんなで、基本的にはパチスロ必勝ガイド&パニック7シリーズ関連の方にお会いして話をしたりサインを貰ったり一緒に記念写真を撮ったり出来たら良いなぁ~なんて思いつつ会場に向かい、実際にお会いできたゲスト参加ライターさん&漫画家さんはと言うと…

  • 赤坂テンパイ 氏
  • ケツノ少年 先生
  • ゴトロニ 氏
  • 迫村京 氏
  • 塾長 氏
  • ヅラプロ森藤 氏
  • 中武一日二膳 氏
  • 濱マモル 氏
  • 元営業課長みそ汁 氏
  • 八百屋コカツ 氏
    ※名前順にて列記

という顔ぶれ。如何にも私らしいセレクトというかw

ちなみに、ユニバカサミフェス以前から知り合いだった山田銀河氏、ゲスト参加ではなく別件で来ていた上にこちらも既に面識があった鈴虫君氏とも、この日この会場で会ってましたね。

と、個人的に満足ではあったのですが、真の目的は別にありまして。

その目的は『ゲスト枠となっていないけど、個人的に来訪されるであろう某ライターさんに会う』というもの。

自身がリスペクトしてやまないその方は、諸々を鑑みると個人的に来場されるであろう事は予測していましたし、その予測が当たっているのもTwitter(現X)で確認できました。

とはいえこの広い会場を闇雲に歩き回ったところで、果たして会えるのだろうか。

…と、そう思っていたのですが、そんな不安も杞憂の2文字で片付くが如く、意を決して会場内をとにかく歩き回ろうとした直後にお会いする事が出来ましたw

という事で…

この日、念願かなってドラゴン広石さんとお会いする事が出来たのでした。

当時を思い返すと、姿を見つけたはいいものの、お声がけして話をして…という部分で、やはりリスペクトからくる緊張がエグいことエグいこと。

そんな風に緊張しっぱなしの初対面だったのですが、その後に悠遊道(当時は別名)が開設され、自身もそこに参画し名を連ねることとなり、ドラ広さんとも再会するに至ったワケでして。

我が事ながら、何とも不思議な巡り合わせという感じですね…w

 

其の2~喜びと重圧と~

前セクションから時は一気に今に近付き、2023年7月16日。

その日は休日という事もあり、開店から実戦すべく行きつけのホールに並んでいました。

お目当ての機種は、この記事を執筆している時点でも個人的主力機種の座に君臨し続けている『スマスロ北斗の拳(Sammy)』。

当時は、まだ導入から3ヶ月と少しという状況ゆえ、朝から全台フル稼働が当たり前なので、打つには開店前の行列が必要となっていました。

この日の実戦は、自身の対・北斗実戦としては2桁に満たない9戦目。

ちなみに、過去8戦分の戦績については、どうにかラオウ昇天は1回体験済みではあったものの、正直トータルで見るとパッとしない感じでして…

まぁ、前述の通りに台を取れればラッキーという稼働状況だったワケですし、私自身も『狙う』ではなく『打つ』を優先して北斗の経験値を積めれば良い。という風に割り切っていましたからね。

なので、設定の良し悪しよりもヒキでどうにかするのが勝ち筋でしたし、そのためにはとにかく早めかつ多い当りを射止めねば…!

と、そう思いながら打っていたのですが…

投資6本目の172Gで射止めたその日の初当たりは、まさかのフリーズ(発生確率:1/85,592.7(※設定1公表値))でした。

北斗のシマに鳴り響くセブフラ音がプレミアフラグを射止めた事を祝福し、引いてみたいと思っていたフラグを実戦9回目にして射止められた嬉しさを感じたものの、その直後に心の奥底から湧きあがって来たのは何とも形容できないプレッシャー

フリーズ恩恵にて94%継続の無想転生バトル直撃となったとは言え、どこまで延ばせるかは己のヒキ次第。

前述の通りに『ヒキでどうにかするのが勝ち筋』とはいえ、いきなりの最高継続率直撃かつ、開店から30分も経たない内にそんなフラグを引いたからか『ショボ連で終われ!』のような心の声が周囲から聞こえるような感覚もありまして。

言わば、フリーズによって【重圧との戦い】が幕を開けることとなった感じです…。

で、この無想転生バトルですが…

無事に33連にてラオウ昇天と、重圧を跳ね除けた感じの結果と相成りました。

アレからもう1年以上が経っていますし、その後も幾度となく無双転生バトルは消化してラオウ昇天も2桁目前となっていますが、未だにこのときの何とも言えない緊張感は忘れられません(苦笑)。

 

其の3~逃げも隠れも出来ない~

前セクションに書いた実戦から約一ヵ月後の2023年8月30日。

その日は悠遊道初となるイベントとして、安田さんの還暦を祝う催しが福生のゲームセンタータンポポさんにて催行となりました。

で、私も事務方ゆえにその日はスタッフとして参加となっていたので、当日は早めに福生入り。

開店前から撮影まわりの補助だったり、段取りの確認だったり…と、9月も目前と思えぬほどにえげつない朝の陽射しの中、バタバタと奔走。

そうこうしているうちに、ゲスト陣や当日参加予約してくださったお客さんが続々とタンポポさんに集まり始めてきました。

と、ココでふと気付く

『サイトでもSNSでも顔出しNGで活動してるけど、今日って顔を隠す術が無いぞ…?』ということに。

初イベントへの不安や緊張と当日の慌しさから完全に考えが抜けていましたが、スタッフとして動いていれば悠遊道関係者というのは一目瞭然

しかも、ご丁寧に首からネームプレートも提げているワケでして…。

更には、悠遊道きっかけでXにて相互フォローとなっている方もそれなりに居るワケですから、当然このイベントを予約し来訪される予定の方も居て然るべき状況。

限定的とは言え、顔バレ確定となった次第です…。

更に、顔バレと並行して頭を過ぎったのが、人見知りな性格ゆえの『相互の方と、どんな風にコミュニケーションとれば良いんだ…?』という部分。

とまぁ、そんなワケであの日は人知れず【イベント運営・顔バレ・コミュニケーション】に対する緊張に苛まれつつも、それを誰にも悟られぬように雑務と対応をこなさなければならなかったのです。

で、『悟られぬよう』と思ってたところからちょうど丸1年が経った上に、テーマ的にもちょうど良かったので、本コラムのネタとして昇華させちゃいましたが(苦笑)。


正直、遊技と夏に絡む思い出は多々ありますが、『タイトルをどうするかな…』という部分から何となく『緊張』というサブテーマを設けたのが奏功し、結果的にちょうどいつもと同じボリューム感のコラムとなりましたw

如何せん、書き始める前に頭の中でプロット的なものを組んでいるとは言え、言い回しや表現によって文字にした際にどのくらいの文字量になるかは判らないですからね。

そう言った意味で、それなりの本数の記事を寄稿していても、執筆時には毎回良い意味で緊張感を持っていたりもします。

…って、テーマが『緊張』であるかの如くな感じで〆そうになりましたが、今月は『夏と遊技と思ひ出と。』がテーマですのでお間違え無きようにw

と、誰に向けてか判らぬテーマの念押しをしたところで、当方のコラムを〆させていただきます。

(K.S.Yuki)