今回の共通テーマ(遊技と健康)は提示された時、直ぐに加筆の申し込みをしました。というのも、お題について既に腹案があったからです。先日、元祖女流パチプロ浅井美恵子さんについて書きました。浅井さんも若くして病気で亡くなられたようですが、パチプロは若くして亡くなる方が多い、とは前々から思っていました。私はその1番の原因はストレスにあると思っています。
他に職も無く、どうしてもパチンコで勝たねばなりません。パチンコでお金を稼がねばなりません。パチンコの将来は先細りが見えています。それでも勝たねばなりません。以前より回る台など無くなりました。それでも勝たねばなりません。ボーダー+1回転が関の山。なかなか当たらない、連チャンしない苦しい展開が訪れます。毎日のように。それでも勝たねばなりません。
何か自分だけやられてるんじゃないか?負けが込むと疑心暗鬼にもなります。パチンコでの負けはパチンコでしか取り戻せません。勝たねばならぬが勝てない。ストレスばかり溜まります。昨日ハマって負けた台であっても釘締められます。店から打ち方の注意を受けます。今までそんなこと言われたこと無かったのに、玉減り現状維持でさえもNG喰らいます。後ろに立って釘ガン見されます。他のお客から自分の狙い台を先に押さえられます。確かに早い者勝ちですが、あのヤロウ、声に出さずとも心では怒ります。努めて平静を装うもストレス溜まるばかりです。
暗いパチンコの将来など考えません。言い方を変えれば見て見ぬふり。それは、考えれば暗くなるだけだから。つまりノーテンキを装います。努めて明るく振る舞おうとします。時に仲間を求めたり酒に逃げたりもします。しかしそれにも限界があります。フっと、社会貢献できていない事を頭に過る時があります。常に心底にはどす黒いものを抱えてることになり、心の底から笑うことなど無くなります。
こういったストレスを抱えた結果、最悪の事態が訪れたパチプロがいます。はい、若くして亡くなったパチプロ達を書いてみます。
まずは田山幸憲プロが有名ですね。必勝ガイド誌「パチプロ日記」連載半ば、舌癌で54歳の若さで亡くなられました。闘病中の言葉「もしこの病が治るなら今までのラッキーなど全て無くていい」は忘れられません。
そして、池上蓮プロも、パチマガ誌での連載「征服論」の執筆半ば、49歳の若さで亡くなられました。
また、古くは飛鳥一平氏。なんと44歳の若さで亡くなられました。
先日ブログで紹介をした元パチマガ「ねこのかんづめ」連載されてた浅井美恵子さんも40歳代の若さで亡くなられました。
他に千住鯨太プロと聞いて分かる方は少ないでしょうが、本名大塚プロも40歳代の若さで亡くなられました。2018年のことでした。千住鯨太氏は、必勝ガイド誌企画「鉄人戦」(1997年実施)にて決勝戦を遅刻もなんのその。学生にして優勝された方です。その後3か月程度でしたが、ガイド誌で連載もされています。
ちなみに、鉄人戦優勝賞金の100万を元手に軍団の親方をしようと試みるも上手くいかず、将来はタイへ移住する希望も叶いませんでした。
メディアに出た経験のあるプロは氷山の一角でしょう。例えば私と連れパチ経験がある大阪のパチプロKさんも、30代の若さで亡くなられました。
また、パチプロではありませんが、パチンコ漫画家沖圭一郎氏も58歳で亡くなられました。そして1番最近では植草恭平氏も。植草氏についてご存じの方は少ないと思いますので、2月28日のブログにて紹介したいと思っています。
そして安田プロとも親しい、現役バリバリの凄腕パチプロに目を向けてみますと、やはり順風満帆ではない方々が目につきます。
パチテレの名物番組ガチプロに参加した「マコトプロ」。現在50歳とのことですが、一昨年癌にかかり、命に係わる事態に遭遇した、と言われています。あの凄腕マコト氏をもってしても、最近勝てなくなってストレスかかえ、身体が真っ白になって自分でもヤバイと分かった、と言っています。
同じくガチプロに参加し現在もユーチューブなどでの活躍も目立っている「ミネッチプロ」。
私もパチ談義させていただいたこともあるミネッチ氏も一昨年、大腸がんにかかり入院を余儀なくされました。
そして必勝ガイド誌にて安田プロと同様に長年パチンコ日記(現在は白鯨日記)の執筆を続けられている「モデル・オノプロ」。
脳腫瘍にかかって大手術を受けられ、一時期は稼働どころではなくなりました。ガイド誌読者は皆心配をしました。現在は復帰をされていますが、あまり無理はしないで頂きたいと思うわけでございます。
さらに、忘れてはいけません。ココ悠遊道でもパチスロライターをしておられる佐々木師匠こと「佐々木真さん」。国の指定難病に罹られたとかでリハビリ中のご様子。すでにパチスロから離れられ、未練など無い、とのご様子でございます。
パチプロはお昼も抜いて、ずっと座ってるのが当たり前。長く打てば打つほど稼ぎが上がる計算になるから。この、ずっと座ってるという行為も身体には良くない。30分に1度は立った方がいい、と言われていますね。そして目も耳も、あわよくば鼻までも悪くする身体にいいこと何も無い空間に違いありません。
私の昨年の回顧の話の時、連日夜まで打つ愚行はもう卒業しました、と書きました。はい、敢えて愚行としたのはこういう意味を含みます。近年のテーマが「楽パチ」としたのは楽しいパチンコ、ストレスのないパチンコを目指したいから。たかがパチンコごときで寿命まで短くする気はさらさらない、からでございます。
マン久保さんも大腸癌だったとか
ふたりにひとりは癌で亡くなる時代ですが
自分は会社帰りの寄りパチはほぼ止めました
回らんし乞食する台もこちらはあまりないですし。
まあ別に長生きしたい訳でもありません
苦しんで死ぬのは嫌だから
少しくらい節制しても楽に死ねる訳じゃありませんけどね
ナムさん、コメントありがとうございます。
マンション久保田氏も、昨年大腸がんにかかられたご様子ですね。ただ、今回は短命な、としましたので若くして、な方々をピップアップいたしました。
ベテランパチンカーが今なお活躍しておられる姿はいいですね。久保田氏も元気でいてほしいものです。
はじめまして。パチプロの人達は、飲まず食わずでひたすら台と格闘し、利益を出さないと生活出来ないので、肉体的にも精神的にも身体を蝕んでいくのでしょう。これからは益々、パチンコパチスロで生計を立てていくのは厳しくなっていくと思うので、本業できちんと働いて収入を得て、ストレス解消のための娯楽としてパチンコと付き合っていく方が無難です。もうパチンコで稼ぐことは無理だし、危険です!
還暦を過ぎたオヤジさん、はじめまして!そしてコメントありがとうございます。
まず本業ありきで、パチンコは娯楽として、のご意見その通りだと思います。
特に、危険です!の注意喚起は私のコラムに通じるところがありますね。納得でございます。
びっくりするほど、たくさんの方が、大病になっていますね。残念です。
真面目に打つほどストレスたまりますよね。
私も、5年位前より、収支は年間でマイナスにならないようにだけ心がけています。
ハマリで、ストレスがたまれば、台を変えたり、店を変えるようになりました。メインもアマデジになりました。
大当りが多い方が楽しいし🎵
私の頭の中は常に仕事中も大当りの音楽が、流れていますわ。
たかさん、コメントありがとうございます。
パチンコを専業にしようとすると、お金よりストレスが溜まるもの。
お書きの通り、パチンコでいかにストレスを溜めないか、が大事ですね。
パチンコしていない時も、私も頭の中ではわんわんセレブ(アップテンポの曲が多いですね)の音楽が流れています(笑)。
私はストレスより、不摂生が全てと思います!
ストレスは悪い面ばかりでなく、脳を活性化する働きがあるので、ある程度は必要、それこそリーマンであってももんの凄い数のストレスはありますから(笑)・・・特に専業にはほぼ皆無であろう人間関係でのストレス・・・これはどんなストレスよりも大きいモノと思います。
まぁ専業に限らずですが、過度なストレスが病気の元になる事に関しては否定しません。
ただ、それより何より、不摂生が全てでしょう!
食事、睡眠、運動、・・・全てにおいて、生活習慣病になってくださいみたいなパターンが多過ぎ(笑)
あと、最近はそうでもないかも知れませんが、古い方は毎年定期健診を受けられていなかったなんじゃないかな(これも大病になる要因の一つかと)
不摂生・・・なんでしょうね。あと睡眠不足と運動不足な人は多いだろうなーと。
しかもライターやってるとその時間も座ってますし・・・身を削ってますね。
私も最近は疲れたから帰ろう、とかしてます。
「たかがパチンコごときで寿命まで短くする気はさらさらない」
同意します。
>パチドランカーKさん、コメントありがとうございます。
ストレスより不摂生、なるほどです。
例えばタバコによるものも大きいし、朝昼抜いて夜浴びるように飲酒、してたら短命一直線ですね。
まあ、パチプロでも他のプロに狙い台を出し抜かれたり、店員から打ち方の注意を受けるといった人間関係のストレスはあるかも。そして大阪のパチプロKさんも、勝てないストレスにより短命となってしまいました。
>白いシローさん、コメントありがとうございます。
疲れたらとっとと帰る、いいですね。パチンコなんて所詮遊びですし、気軽に付き合うが吉でしょうね。