3月を迎え、今年のテーマコラムも早くも3本目となります。

今月は年度末の月でもあることから、仕事や生活の中でも何かしらの【区切り】がつく事案も色々とあったりするのではないでしょうか。

と、そんな導入部からの流れで毎度のテーマ発表となりますが、今月のテーマは…

パチンコ(パチスロ)と感謝したいこと

となります。

…って、『年度末云々~』と言う導入部から上述のテーマですと、深読みするとまるで『最終回のような雰囲気』が漂っているといいますか、テーマコラムにも区切りがつくかの如くに見えますが、勿論そんなことはありません(苦笑)。

では『何故にこのテーマなのか?』といいますと、2022年1月より『月替わりテーマコラム』として企画がスタートしてから今回で【39回目】となるワケでして、そこから転じて…

39 → 3・9さん・きゅうThank you

と、そんな安直な流れで決めたテーマとなっておりますw

まぁ、ある意味で『そんな風に変化球な決め方をしないとテーマにも難儀する』というくらいに息の長い企画になっている事は喜ばしいのですが、割と真面目にテーマ案が枯渇しつつありますので、もし『こんなテーマが読みたい』等がございましたら、各テーマコラムのコメント欄や悠遊道公式X(旧Twitter)へのリプライなんかでテーマ案を頂戴できれば幸いです。

ひと言に【感謝】と言っても

リード文に綴ったように極めて安直な感じで決めたテーマですが、考えようによっては深すぎて、まぁまぁ執筆に難儀しそうです(苦笑)。

特段、遊技機やメーカーに対してのダイレクトな感謝に限定せずに『広い意味での【遊技】と、それに関連する感謝したい事』というのがテーマの趣旨ゆえ、どう掘り下げるのが自身にとっての正解なのかが難しいといいますか…。

まぁ、とりあえずは無難なとことから綴っていく感じの『正攻法』でいきますかね。

 

遊技を通じた出会い~人物編~

ふとしたきっかけでパチンコ・パチスロに出会い、今でも続く長い趣味とするだけに限らず、前所属サイトから始めたライター活動も今こうして悠遊道に転属の上で続けられているワケですが、特に悠遊道に所属して以降、ほんとに多くの方と出会うこと・知り合うことが出来たなぁ…と。

私自身、根が引っ込み思案といいますか、自ら交友関係を広げていく系の人間ではありませんので、この辺はホント【遊技】というものに出会ったからこその【恩恵】と言っても過言ではないと思っています。

勿論、ただの一介の『遊技好き』であったら何も輪の広がりなんてものには繋がらなかったので、きっかけでいえば悠遊道への参画が一番大きい部分ではあるのですが、色々な巡り合わせの根っこを辿ると【遊技】があったからこそ。と言う感じですので、そう言った意味で『遊技そのものに感謝したい事』の代表例かな…と。

 

遊技を通じた出会い~コンテンツ編~

元々からアニメ・ゲーム等が好きな身ではありますが、勿論ながら毎年の新作を全て網羅する事なんて出来ず、気になった作品のみに触れる。というのが基本となっています。

そして、『コンテンツを知る契機』若しくは『コンテンツにより深い興味をもつ契機』として、私の中では【遊技】が非常に大きな役割を担っています。

具体的に挙げれば、初となる月替わりテーマコラムでもある2022年1月のコラム内でも触れた『楽園追放(Sammy)』。

このコンテンツに関しては遊技機化の時点でタイトルだけ何となく知っていた程度。

本編を観たのは、実際に遊技機を触った後だったりします。

他には、今年1月のコラムにて『昨年のベスト機種』として挙げた『ゾンビランドサガ(大都技研)』なんかですと、本作は元々からアニメも視聴していて作品の面白さを知っていたものの、遊技機化契機で再度アニメを見直す機会があり、そこから作品の魅力に再度気付き、結果として音源・映像ともに円盤をコンプするレベルまでコンテンツにハマって行ったワケですw

あくまでゾンサガは典型例ですが、他にも同様の流れで『遊技きっかけで、より深くコンテンツにハマった。』という事例は多々あったりします。

ただ、この現象って自身に限った話じゃないと思うんですよね。

と言うのも、5号機時代なんかは【ややマイナーなコンテンツ】が遊技機化すると、その直後に近場のレンタルDVDショップで【該当コンテンツが貸し出し中である頻度】がめちゃくちゃ高くなる。という現象を、幾度も目にしていますのでね(苦笑)。

なので、コンテンツ絡みで色々な契機となってくれている。と言う意味で、遊技という分野に感謝しています。

ちなみに、DVDレンタル店の撤退が相次ぎ、サブスクリプションサービスが台頭している昨今では、よりコンテンツに触れやすくなっているハズなのですが、どうしても自身がサブスク否定派ゆえに、最近は遊技機契機で新たなコンテンツにがっつり興味を持つ事が減りつつあったりします…(遠い目)

 

良い刺激

これはおそらく自身にとって遊技が趣味であり、己がエンジョイ勢であるからこそだと思うのですが、遊技を通じてよい意味での【刺激】を受けているなぁ…と思うことが多々あります。

例えば、探究心をくすぐられる

現状では技術介入機に傾倒する事も少なくなってしまっていますが、例えば5号機時代のバーサス(アクロス)不二子TYPE A+(オリンピア)であったり、6号機ですとサンダーVライトニング(アクロス)なんかは、幾度かの実戦を経た後に『最適な打ち方』を模索して、中押しや逆押しをしつつリール制御を色々掘り下げたり。と、そんな愉しみ方をしていた事もあります。

趣味と言う分野であるからこそ、色々と考察する事にも【愉しさ】はありますし、身近な範囲でその欲求を満たしてくれる効果がある。と言う感じですかね。

他にも、自身と遊技の距離感の中で『適度なヒリつきと愉悦』を味わえている事も【良い刺激】なのかなと思っています。

仕事で一喜一憂するよりも、趣味の中で一喜一憂する方が精神衛生上もプラスに寄与している感がありますのでね(苦笑)。

勿論、単純な勝敗だけでなく、例えば立ちまわりの中で自身の読みがドンピシャだったり、『ここでレア役を引ければ…!』と言う局面で己のヒキでレア役を射止めたり。と言うような部分も、前述のヒリつき・愉悦に含まれます。

まぁ、それらを適度な刺激として巧く捉えているからこそ遊技を趣味と出来ているのですが、この刺激を過剰に求めたり、逆に何も感じない【無】の状態になったりしてしまうと、それが依存症の入口なんだろうな…と。

そう言った意味で、この刺激は【己と遊技の距離感を測るバロメーター】のような役割も兼ねているとも思っています。

と、少々話が逸れましたが、日々の暮らしの中で手軽に良い刺激を貰えている。と言う面でも、遊技に感謝している次第です。

 

稀有な体験

2022年6月のテーマコラムの最後に差し込んだ一件でもありますが、自身のエピソードを漫画として描いていただき、それが愛読誌に掲載される。という、とんでもない出来事がありました。

まぁ、普通に生活していたら、まず体験できないであろうことだよな…と、今このセクションを書きながら改めて実感しています。

これも、遊技を趣味とした事をきっかけに、遊技に対する己の付き合い方の中で活動を始め、それを愚直に続け、その過程で広がった人との繋がり・縁があり…と、あらゆる要素と偶然が巧く絡み合ったことで、そんな体験に結び付いた。と言った感じですね。

自身の人生の中でそんな稀有な体験が出来たのも、元を辿れば遊技というモノがあったからこそ。

あらゆる偶然の賜物ではありますが、貴重な体験の発端となってくれたワケですので、これまた遊技に感謝。と言う感じです。

 

今も遊技を続けられるのは。

過去から幾度もの規制と緩和を繰り返しつつ、時代が進むとともに斜陽化の様相を呈している遊技界。

そんな状況でも、個人的には今の遊技機も十分に愉しむことが出来ています。

色々とレギュレーションが変わっていき、諸々の縛りが増えることが多い中でも愉しめているのは、ひとえにゲーム性が高まっていることが要因なのかな…と。

言い換えれば、遊技機メーカーが時代時代の規則に則った中で面白さを追求してくれているからこそ、愉しめている。とも思っています。

何だか昨今では『パチンコは終わり』だの『(パチスロの)有利区間を無くしませんか?』だのを声高に訴えている有名演者なんかも居るようですが、それが本心なのかパフォーマンスなのか判らないですし知りたくも無いですが、現行の規則に則した遊技機に不満があれば打たなければ良いだけの事。

少なくとも、私はまだ遊技を愉しいと思っていますし、続けて行きたいと思っています。

その為には、遊技機メーカーが頑張ってくれていることがある種の絶対条件でもありますので、そりゃ現状の遊技機のスペックや諸々に対し思うところが全くないワケではないですが、それでも前述したようなクソ寒いヘイトを垂れ流すより、常に遊技全般に感謝の気持ちを持ちながら興じていきたいです。


いつも通りに、テーマを念頭に置きつつ自然に筆を走らせた…正しく言えばキーボードを叩いたワケですが、私の場合は遊技そのものに対する感謝となる事例が多い感じですね。

 

そして、テーマに沿って「感謝したいこと」を羅列していったワケですが、思考を巡らせていく中で当然の如く感謝とは対極となる思いを抱くような事例も脳裏を過ぎっています。

まぁ、ゲーテが遺した言葉にもある通り、【光の多いところ、強い影がある】は自然の摂理という事ですのでね。

ともあれ、来月にでも早速…となるかは判りませんが、今回を【光】とするならば、いつか【影】の方をテーマにしてみるのも面白いかも。と思っています。

と、枯渇気味なテーマ案を一個得た(笑)ところで、今月の当方のコラムを〆たいと思います。

(K.S.Yuki)