電サポ中の増減把握は、もう今のパチンコで勝つ(負けない)ための必須事項になっています。
そりゃあ、どんな機種でも4パチで千円40回転とかすれば別でしょうが、そもそもそんな台ないですから。
そこで今回は電サポ中の増減把握方法です。

☆理想
把握が必要ない台を打つ。まあ、回り過ぎるほどの台で減らないとか、充分な回りで増える(減らぬ)台ですね。私もずいぶん遭遇する機会は減りましたが、今も無いことは無いです。

こういう台は回りさえあれば、とりあえず勝てるので丼勘定でも何とかなります。
後は前回書いた数パターンの出玉代入法と、回転率の実測からの補正で問題ないです。

☆玉は増えるが、その割合しだいな台
回りが微妙だったりする場合ですね。これは正直日常的だったりします。
この場合は増え方の把握が大切です。

パーソナルシステム以外だと、方法はやっぱり実測。

・よく見かけるのは大当り終了後にザーッと上皿の奥の方を抜いて、手前だけ一定にする方法ですね。そして、電サポ終了後に増えた分を手作業でカウントすると。
自分もよくやります。

・ただ、これは目立つ上に、隣にパチプロさんがいると、増減が丸わかりになったりします。それが「いかにも」な若い人だったりしたら、ジロジロ見られる上に後日台を狙われたりもね。

そういう時は、(仕方ないので)下皿から出てくる玉をカウントしたりします。
注意点としては、大当り中と違ってどんどん払い出しが行われないので、徐々に上皿の満タン具合が弱くなることでしょうか。
自分は先の方法より20個ほど減らした玉数だと思っています。(時短回数にもよる)

・その他
回りだけでも勝てそうだから、減らなきゃOKな場合もあります。加えて、大っぴらにカウントしにくい店もありますしね。

そんな時は、「電サポの後半にも下皿から玉が出てきているか?」を基準にすることも多いです。減る台ではありえないことですから。
あとは、回転率自体は前回の実測で大体わかるので、「何Rで何回転したか?」を基準に補正も可能。
羽根デジなんかは保留玉の回転率に対する影響が大きいので、そこも丼勘定にせよ加味したいところです。
同じ理由で電サポ回数も。毎回サポ回数が違う機種は要注意です。確変と時短で演出が違う機種も同様ですね。

☆玉が減る台
私自身、昔はこういう台はできるだけ避けていました。計算がややこしいし、ぶっちゃけ期待するほど儲からないことが多いからです。

ただ、近年はそうも言ってられないですね。電チュー賞球1個がデフォルトになりつつある現在は、大きく減らさないだけで他人と差がつくようになっていますので。

・玉が減る台はよりシビアに計測
増える台は増えない前提で計算して臨み、結果として増えた分はオマケのプラスと考えてもよいのですが、減る台は逆なので要注意です。

・計測法
増える場合と基本は一緒。
ただ、上皿の奥を抜いた状態からカウントする場合は、万が一の上皿壊滅に備えてカップ1杯とかの定数を足す準備を事前にしておきましょう。
慌ただしい止め打ちをしつつ、手作業でカウントしながらの玉を足す行為は困難です。

また、大当り後の上皿が奥まで満タン状態の玉数を覚えておくのも有効です。
基準の数値を記録するために、大当り直後の電チュー開放を一度は捨てることになりますが、後々が楽になります。
現実は電サポ後に残った台の玉を全部抜き、調べておいた満タン状態の玉数との差をカウントするだけです。

ちなみに、これは玉が増える台でも通用するので、物差しとして有効です。
他にも「上皿や下皿のこの継ぎ目まで」みたいな玉数も、一度数えておくと後々使えて便利ですよ。
(機種が違っても、台枠が同じなら数値も一緒です)