先月、成人式で「はれのひ」の問題がありました。

振り返ってみれば、私が成人を迎えたのは高卒で社会人2年目。班長昇進前でした。

当時は、今みたくホールがタレントを使いCMを流すなど考えられ無い時代、同級生は大学生活を満喫してる中、成人式で再会してもパチンコ屋じゃ恥ずかしい……。

こんな気持ちが強く、お店も人出不足だった為に、自分で”俺が休むと店が困る”と言い訳をしてホールをまわっていました。上司、パートのおばちぉん、仲の良かった同僚(全員年上)からもお祝いを頂き嬉しかったのを覚えています。

もちろん、しっかり”半返し”をしましたよ(笑)

あれから28年経ちましたが、未だに飲み屋などで初対面の人に仕事を聞かれると、パチンコ業界とは言えない、誇りが持てない私が居ます。苦笑

前回の続き」

会社では7店舗中、売上の良い店にパチスロを新設する事になり、私の助言で導入機種も決定!!

〇アラジン・・・1店舗(私が主に居た店舗)

〇ウインクル・・2店舗

〇バニーガール・1店舗

※アニマルが最有力候補でしたが既に完売。

これが見事に的中!! 当時はパチスロも1.5号機から2号機に移行してた時期で、他店のパチスロコーナーをよく見てた私は、サミーのナイアガラシリーズは等価一回交換の店は客付が良いが、7~8枚の無制限はダメとか、オリンピアのスターダストは無制限8枚が抜群など持論に基づき、市場に投入されまだ1ヵ月くらいの2号機を打ちまくり、注視した結果でした。

この助言的中により、普段パチンコをしない部長とセブン機・一発台しか打たない店長に冗談で

将来は猫店長が幹部で俺たちが部下で使われるんじゃないの

と言われ、とても心地良かったです。

※これが約8年後、まさか現実に・・・

この頃、私が配属されてた本店(隣が自社スーパー)は今で言う、”旗艦店”になっていました。

しかし肝心の羽根物だけはどうしても客付きが悪くて、釘を見ては「僕ならここを寄せて……」ともどかしさをいつも感じていました。

当時のパチンコ店は組合規制もあり総台数が300台くらいが多く、

一般台、羽根物50%(1回で800発くらいの権利物含)※定量制3~4000発打止

セブン機30%(一回交換、ラッキーナンバー制が主流)

一発台20%(4~5000発打止)

車で5分の隣街には全てのカテゴリーが常時満席で、300台の店で1日の売上が1500万以上あるライバル店が存在していました。※私が居た店は平日900万、土日祝日1100万くらい

羽根物も毎日全台が必ず1回は打止になり、優秀台は4回くらい止まるような、沿線で一番の稼働店です。

後に分かった事ですが、羽根物で1日2回打止になり、差玉が-5000発(店は赤字台)でも1日の打ち込み、稼働、アウトが悪いと釘を開ける事も多々あったらしい。一般台の打止台が20台くらいたまると、軍艦マーチを流し抽選をカウンター前で実施!!この時は50人くらい並ぶくらいでした。

この光景が90分に1回くらい毎日繰り返される。一発台も1BOXに同一機種が30台くらい、常時半分くらいが4000発スタート中(4000発は20分くらで出て打止)で、打ち止めとなっても人が交代し即時解放!!

玉も出るが売上も上がる。このように高い割数で一発台を薄利で使うと、台売上が10万を余裕で超えてきます。優秀台は4000発が30回近く打止になり、これが何台か必ずあるのですが、1回でお客が交代する為に、一人勝ちはないのです。

このライバル店は本当に魅力的に映りました。

私はよくこのライバル店に打ちに行き、またこのライバル店の専務も大のパチンコ好きで私が居た店に打ちに来ていました。私がそのライバル店の専務と仲良くなるのに時間はかかりませんでした・・・

後に、このライバル店に移籍することになり、大問題になるのです・・・

 

写真は当時の大ヒット機種『大一商会・ニュービックセブンP4』

セル板も4種類あり累計販売台数170万台(初代パチスロ北斗の拳が約62万台)

28年くらい前の物です。もちろん動きます( ´艸`)余談ですが、猫店長は珍古台マニアでもあります。