おもひでシリーズ第四弾。vol.1をアップした少し後にCRAナカムラさんの「冬ソナ大量導入のおもひで」シリーズが始まり、うほw“おもひで” パクられたw(喜)とかあり得ない勘違い妄想を働かせつつ、中身の濃さの違いに打ちひしがれつつ、今夜も机の前で一人酒。
万回転です。
さて、前回マジハロ2をご紹介したのは2011年の出来事。その後、パチンコを視野に入れていき、銭形平次やら銀河鉄道999やら、京楽バブルに乗っかったわけですが、その裏で段々とパチスロに対しての趣味感が増していきます。
仕事はパチンコ。パチスロは打ちたい台を打ちたい!!
なぜならこいつに出会ってしまったから。
元々、ボーナスタイプが好きながら世はART機全盛期。
そんな中、RTとボーナスを交えて2000枚クラスくらいなら山もあり。エンジェルラッシュの一確を狙う楽しさあり。ボーナスフラグ判別のビタ押しあり。とまぁパチスロ面の良さは勿論あるのですが、この台の場合
「完全に趣味」でしたw
音楽が、音楽が好きだったんだなぁ……。
パチスロの音源で唯一、CDを購入してしまったのがツイン3のベスト盤。そんな愛してやまないツイン3の通算成績はこちら!!
総ゲーム数 134,603G
BB 1/299
RB 1/513
合算 1/189
●ボーナス合成
設定1 : 1/198.0
設定2 : 1/187.8
設定3 : 1/178.6
設定4 : 1/170.2
設定5 : 1/162.6
設定6 : 1/149.3
勿論、この当時のボクはスロプロ。
ええ、あえてそう言わせてもらいましょう。
だって、一度たりともホントの意味で趣味打ちをしたデータは含まれていませんから。全て20円スロットで状況的に入っても設定4と分かりつつも本気で設定狙いをしに行った結果ですから。
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ちなみに、この頃始めた旧ブログで銭形平次の捻り動画をアップしたせいでプチ炎上した結果、色々あって安田さんと知り合えたわけですが、初めて安田さんにツインエンジェルの画像を見せた際
安P「ゴリゴリの萌え台やないかい!!」(やや誇張)
と、結構な勢いでツッコまれたのは懐かしいおもひで。
マクロスフロンティア-はじまりの歌、銀河に響け!
ツインエンジェルにハマって以降、徐々にというかほぼほぼ何らかの萌え要素がある台に傾倒していくボク。
2012年のおもひでNo.1機種はあえてこいつを選ばせて頂きます。
仕様としては、A+ARTのありふれたスペック。SANKYO系列のパチスロは低設定域がやや辛目&決してホールの主役級ではない、ということもあり、そこまで頻繁に触ってたわけではないのですが、この機種を語る上で忘れられないターニングポイントがこの頃ありました。
それは、凄腕スロプロT氏との出会いです。
T氏は、関西在住の方で知り合ったキッカケはボクのブログ経由で、東京で開いたオフ会でした。
ブログのコメント欄を通じて知り合ったT氏は、オフ会の為だけにわざわざ関西から来てくれ、その後、今でも続く友人となっていくわけですが、パチプロ生活をやっていると何度か節目となる人との出会いがあります。
T氏は正にそれで、ツインエンジェルに夢中だった自分の立ち回りの甘さを鍛えてくれた人でした。
鍛えてくれたと言うと、さも何らかの直接的なアドバイスを貰うとかってイメージですが、決してそういうわけではありません。色々なやり取りを通じて「考え方の深みが全然違う」という点に気づかされた存在です。
ホールの設定配分の読み、設定推測と台選択根拠の関係性、押し引きのライン、店長との心理戦等々。少なくとも目の前の台の数千ゲーム程度のデータで設定推測を語ったり、ましてやそれを元に立ち回ることが如何に愚かなことか、というのは彼から教わりました。
とにかくストイックなスタイルのT氏と、趣味でツインをおっかけちゃうようなボク。T氏は10個近く年下ながらも、この世界は改めて年齢なんて関係ない実力世界だ、という事を教えてもらい、大きな刺激を受ける存在でした。
そんなT氏と仲良くなってからよく言ってた話ですが
「恐らく最初の出会いが現場(ホール)だったら絶対キライだったわw」
と言うほど、色々なところで違うT氏とボクでしたが、そんな二人の思わぬ接点が「マクロスフロンティア」だったんです。
T氏「マクロスオモロイっすよ」
万「おー、マジか!打ってみる!!」
万「確かに楽曲イイネ(ホッコリ)」
T氏「いや、曲っていうかシェリルがアレコレ」
みたいな感じで「なんや、アニヲタやんけ!!」というところで変なシンパシーがあったんですねw
ほぼ同時期に出たコードギアス~反逆のルルーシュ~、でもアニメの話は止まらず。
マクロスもコードギアスも、パチスロが無ければボクは全く知らなかったのですが、T氏の存在があり、パチスロがあり、そうして初めて知り得た世界がありました。
思えば、アニメ版権にパチ業界が突き進んでいた時代。当初はボクもその波にしっかり乗せられていたわけですから、「版権いい加減にしろ!」なんて口が裂けても言えないわけですが、やっぱり今は出尽くした感は否めませんね。
パチンコ・パチスロの出るペース、本当に良作と言えるアニメ版権のペース、それが一致するはずもありませんが、パチスロがあり、マクロスがあり、そうしてT氏と出会えたことはボクの中でとても得る物が多かったと思いますし、そういう意味ではSANKYOさんに感謝です。
マクロスも多分ツインと同じく負け越してるんだけどなぁ……クッソ!!で、でもサンキョーありがとな!!
尚、私情を抜きに語るならば、2012年の代表機種と言えば恐らくコレでしょう。
今でもホールで現役稼動しているような台ですから、その素晴らしさは言わずもがな。
ART開始と同時に流れる甲賀忍法帖、不意に訪れるwild eyesににしびれた方は多いと思いますが……ゴメンナサイ。ボクは「NO 目押し NO LIFE!!」世代なんだ。
MAX119%の破壊力は確かに素晴らしいけれども、「回胴は液晶テレビじゃねぇんだよ!!」との思いをより強くした2012年でした。
vol.5へ続く