障害のある人たちとの交流、相互理解を深めるためのイベントなどはこの業界に限らず、どちらかと言えば自治体など行政機関の方で定期的に行われている。ただ、自治体主催のそれはややお堅い印象もあり、もう少しくだけた催し物、行事などができればいいと思うのだが、それにはこの業界が大いに力になれる。パチンコの持つ遊技性、ゲーム性は万人に受け入れられることの証左でもある。
広島県を中心にパチンコホールやゲームセンターなどアミューズメント施設を展開するプローバグループ(平本直樹社長)は12月4日、全日本アミューズメント施設営業者協会連合会の広島支部と共催でプローバが運営する広島市安佐南区の大型複合施設「フィエラ ディ プローバ」で、「障がい者ふれあいフェスティバル2017」を開催した。
障害をもっている人が普段あまり触れることのないパチンコやゲームなどを通じて、健常者と障害者の交流を図ることを目的に平成8年から毎年開催しているもので、当日は県内の共同作業所から引率者を含む98名が来場。同社の社内NPO法人「フォルツァ プローバ」のメンバーが中心となって、場内の誘導や遊び方の説明などを行い、運営をサポートした。参加者は、施設内のパチンコやカラオケ、ボウリング、ゲームなどを体験したほか、マスコットキャラクター「ピノッキー&ピノーラ」のショーや車いす寄贈、お土産の目録贈呈なども行われた。
プローバグループでは、「地域貢献の一環として今後もこの会を継続し、楽しく元気に、また活力を感じていただけるようなイベントを目指して取り組んでいきたい」としている。~以上、遊技通信webより引用~
11月には兵庫県組合の青年部会の方で「第7回はぁ~とふるふぁんどフェスタ」なるものが開催されていた。こちらは障がいを持つお子さん向けのイベントだったようだが、何にせよ、このような活動をすることによって地域社会に貢献することができるし、業界のイメージアップにもつながる。今後も積極的に取り組んでいってほしいものだ。