まあ、こういう機械が大量に売れるのは難しいだろうが、注目すべきはその値段だ。本体価格9万円 (税抜) という破格値だ。版権ナシのオリジナル、液晶ナシの普通機だとこのくらいの値段が適正ということだ。
パチンコ機メーカーの愛喜は1月22日、普通機の新機種「CRAコスモアタック7A04」を発表した。納品は3月18日からで、価格は9万円(税別)となっている。
新機種は、2015年4月に同社から発売された「CRAコスモアタック7」の後継機。基本的なゲーム性・盤面デザインを継承しながら、ゲージ構成を改良することで、大当りへの期待感を上昇させるとともに、爽快な出玉感を実現したという。
スペックは、オール10、アタッカーは最大7回連動する。~以上、遊技通信webより抜粋~http://www.yugitsushin.jp/news-list/
当たり前のことだが、遊技台の値段が下がれば店側も客側に還元する余裕が生まれる。版権料や大画面液晶など、値段がある程度上がってしまうのは分かるが、40万越えが当たり前になり、中古台で100万を超えるのもあるとなると、これはもう馬鹿げているとしか言いようがない。
どんな値段を提示しても買ってくれるとなると、メーカーが値段を下げるわけはない。そして、そんな値段で台を買って、いざ客側に還元できるわけはない。玉が出なければ客は逃げる。かくして、組合加盟店舗数は1万軒を切った。いつになったら、馬鹿げているものを買わされていると気づくのだろうか。