時は何度か前の内規変更が行われた90年代前半。2回、3回権利モノが登場した頃ですね。
デジパチはおまけチャッカーが正式に廃止され(それまでも裏道っぽく存在していただけですが)、1回の大当りで16Rになった時代です。
当時ジグマっていた店はその内規変更でタイムショックという台が入り、翌年だったかな? それが撤去されて入ったのが、このニューギンのトリプルエースでした。
仕様自体は普通の権利モノですね。
メインデジタルが左下の小さめなドットなのが変わっているくらい。絵柄が揃ったらヤクモノのVに入れて、右打ちで出玉を取るのは他機種と変わりませんでした。
強烈に覚えているのは、7時間ほどハマって、回転数をカウントするのを放棄してしまったこと。
あの頃は頭上にスタート回数表示など無く、数えている人も頭の中で「1回、2回」とカウントしていたのです。
後に自分も「日本野鳥の会」の皆さんが使う、カチカチやるカウンターを導入するのですが、何かの拍子で(話しかけられたり、余計なことを考えたりする)数えていた回転数がよく飛んだものです。
この時の苦い経験(別に収支には関係なくとも、挫折感が強かったのですよ)から、自分は打ち始めた時の時刻を記録して、万が一回転数がわからなくなっても、「機種の消化速度からおおよそがわかる」保険的な行動を取るようになったのでした。
しかし、あの時は初の2千回ハマリだったのかなあ…。
自分が専業を始めた90年代後半頃は、ほぼ全ての店に当たりと回転数表示くらいはありましたが、穴場的なボロ店で打つのも好きだったために、この脳内カウントが必要な店もたまーにありました。4〜5年前に引退しましたが、あのめんどくさい作業も今では懐かしく良い思い出です。
猫屋敷さんへ
ふふふ、今の若い人にはわからないでしょうね。
私は指を折ったり、100回転ごとにコインを置いたりもしていました。
タイムショックも懐かしく想いますが、おまけチェッカーと言う書き込みを見るだけで何かワクワクします。
確か平和の台だったか?センチェリーと言う台のおまけチェッカーの入り方が凄く、「アタッカーが上部」一回の当たりで4千発位出た事を思い出しました。
又、頭上のデーターは全く無かったですね、当時は私もカウンターを持ち歩いてました。又大変だなと感じていましたが、今と成っては有る意味あのまま無かった方が素人との差別化が図れていてパチプロとしては食い安かったと想いますが、どうでしょうか?
又違う意味では現在のように女性客も増えなかったでしょうね。「近代化ホール」90年以前のホールが私は懐かしいです。
チェッカー7さんへ
センチュリーも4千発は可能だったようですね。
私はおまけチャッカーつきデジパチの最終形として、イリュージョンという機種が誌面を賑わせたのを覚えています。
「たしか5千発も可能!」みたいな触れ込みだった気がします。
回転数表示のカウンターは当時も「こんなもん導入しやがって」と密かに危機感を感じたものでした。