年末だったかな、当サイトでもリンクを貼らせていただいているまとめサイト「パチンコ・パチスロ.com」で
「新規のホールで通常時の止め打ち(保4止め)を理由に出禁になった」
というニュースというか、2ちゃんねるのまとめを目にしたのは。
尻馬に乗るようで嫌だったので、今頃その話題についての雑感なんぞを書きます。
真偽も調べていないから、「そんなことがあったとしたら」を前提の、あくまで一般論かつ個人の意見です。

ぶっちゃけて言うと、長いことホールでゴロゴロしている人間からしたら、「えっ、そんなん昔からあるよ」ってなもん。
自分も20年以上前から何度も言われてるし(出禁まではいかずとも「その打ち方での遊技はご遠慮願います」の実質お断り)。

ただまあ、こういう話が一般の打ち手の皆さんの中でも出るというのは、打ち手の意識が上がって、ただもうお金をホールに垂れ流す人がいなくなりつつある証かなと。
同時にホールも回収率が限界まで来ていて、アップアップなのかもしれない。

法律の専門家によると、ハウスルールをタテにされたら打ち手は泣き寝入りするしかないようです。
ていうか、大昔から自分たちはそうでした。
「いっそヤがつく自営業になったろかい! そしたら店はどう対応するかな」
とか思ったりしましたが、やっぱりねえ。思うだけで終わり(笑)。

ただ、店が何でもかんでも「ハウスルールだから」でゴリ押しするのは、いかがなものでしょう?
商売道にもとるというか、都合の悪い客は全部排除なんてやっていると、いつかは誰も来店しなくなってしまうような…。
大手チェーンの中には
「回ったから出禁」
「電サポ中に玉が増えたから出禁」
「口答えしたから出禁」
なんてところもありますが、あんまり繁盛してないですよね。

それに、パチンコは「遊技」であって「遊戯」ではない。
技術差があるからパチンコは営業が認められているわけです。本来は大当りの狙い打ち的な打法も真っ当な打ち方なのです。
自分のようなプロはとうの昔にそこを妥協して、「店の気持ちもわかるから、お目こぼしの範囲でやりますよ」ノスタイルに鞍替えしている。

どうなんだろう。昔は一部のホールだけだったのが、そこすら許さぬ根こそぎ回収になりつつあるのかな。
現在ホールに勤めているスタッフも、役職者を含めて最初はパチンコ、パチスロが好きで入ったんじゃないのかな?
立場が違えば考え方も変わるのは世の常だけど、あまりにも大きく悪い方(あくまで自分が思う方向という意味ですよ)へ変化するのは寂しいと思うわけです。

打ち手を選び過ぎる店が淘汰されるのはいいが、それが進んで、すでに負のサイクルに入っている業界が更に縮小していくのは、打ち手の一人として困りもんですよ。

そんな愚痴を書いている中、「もう普通の営業になってるみたいよ」と、地域の事情を知る友人からの話があり。
新規オープンだけを狙う打ち手対策だったのかな?
なんにせよ、業界がこれ以上縮小しない形のホール経営&打ち手の節度を願いたいものです。