去年の後半から「なんか軍団がいなくなったよね」とか、「打ち子がずいぶん減ったよ」なんて話を耳にするようになりました。
それも系統の違う複数のパチプロさんたちからです。

ピンの人間からすると、朗報といえば朗報なのかな。とりあえず、人海戦術で弾かれて座れない状況が減るので。
また、「連中がスケールメリットでワラワラと湧いてギリギリの台でも粘りまくる分、釘がアケられなくなった」なんて言う人もいて、その面でも良いことかも。

自分もまた、「雇われの人を含めたプロ的な参加人口が増え過ぎたのはどうか?」と思っていたので、この現象が本当なら悪くはないと考える一人です。

ただねえ、人を雇って打たせる台すら無くなってしまったのが、打ち子軍団の皆さんが減った理由だとしたら、背中を冷たいものが走ったりもする。
ホールが軍団対策をやっと進め始めたのは事実で、それだけが理由ならいいんですけどね…。

個人的にはパチプロは斜陽な世界で、自分はもう日当ラインを下げています。
「いいや、もともと必要とされてる存在でもないし、業界が衰退するなら、いただくおこぼれも減るのが当然だ」とね。
勝つための理論は浸透し過ぎた。それが日陰者だったプロを一般化したのが現在とするなら、「また昔のように割に合わないことをやる珍しい存在として、ごく少ない割合の人間たちが細々とやっていきゃあいいんじゃね」くらいに思ってますよ。
あくまで自分が生き延びられること前提ですけど…。