昔はパチンコの王道でもあった羽根モノ。ある時期からデジパチに取って代わられるように設置が減っていったのですが、今に至るまで周期的に小ブームが訪れています。
このバンバンジャンプも21世紀初めの頃に、「羽根モノ復活!」と銘打たれて登場したたこ焼き八ちゃん(ダイドー)に続いて導入された機種です。(メーカーは老舗の西陣)

自分の初打ちはたこ焼き八ちゃんの継続率アップ打法で使っていたホールでした。
年明け早々の実戦、その時は無難に3万ほど勝ったのを覚えています。
個人的にはヤクモノ入賞~Vまでの時間が短い台は苦手なのですが(視力の関係で速い動きの見極めが弱い)、当時すでに頭上のデータ機器も充実していて、データからヤクモノの推測も可能だったから、特に苦戦もせずにデジパチと併用して打っていました。まあ、マーク戦法ですね。もちろん、他人の台を横取りとかではありませんが。

そうそう、時は過ぎて、ド平常の店で良さげな台があったから座って順調にだしていた時、都内から流れてきたというプロの方に、
「僕らは全体的に店の状況が良い時に打ちますけど、安田さんは自分の台が一つあればいいって感じですねえ」
と苦笑して言われたこともあったっけ。
自分にすれば、「前者はいわゆる開店プロでは?」と思ったのですが、さすがに30歳半ばを過ぎていたので口にはせず。
まだあの頃はそういう矜持も持ってやれてましたね。今は暦で店を決める昔のイベント廻りみたいですが…(汗)。

もともとヤクモノは拾いに対して分母一桁で決まるようなタイプの機種ではなかったのですが、えらくVに入りにくい台も打ったことがあります。
郊外店で妙に鳴きも拾いもいい台があり、粘ってみたらV入賞が拾いに対して30分の1だったかな、もっと悪かったかな?
1万円ほどしか勝てずに「もう打たん!」と席を立った(羽根モノあるある)時に、ふとヤクモノの中を見ると、奥にあるVゾーンが斜めに傾いてたり(笑)。
なんでしょうね、自分が悪い打ち手だったら、これ幸いと横から小突いてVが真っすぐになるか確かめてだろうか。
いやいや、「その前に打ってて気づけ!」って話ですね。こりゃまた失礼しました。